ぎっくり腰になったときの患者の心理

ぎっくり腰になったときの患者の心理について。助かりたい一心になって冷静な判断力を欠いてしまうことが多く、「治せますか」という短絡的な質問をしたり、診察が無けれはっきりしたお答えができぬことに対して間違った考えを抱き安い。

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「すいませんぎっくり腰になってしまいました。」

お電話口で突然このようにお話される方が多いのがぎっくり腰の特徴です。

冷静さを欠き、話の流れを無視して結果だけを質問してくる

通常ならばいつ・どんなことをしていて、どういうきっかけで・・・・というお話の流れになるのが普通ですよね。ところがふた言目には

「これって治るんですか?」

こういうお話になってしまうのです。通常ならば、病院のお医者様ならばなんとお答えするのが普通なのでしょうか?

「すいませんが実際に診察せねばハッキリとしたことは申し上げられません」
という流れになるのが当然のことであると思います。

冷静さを欠いているために誤解をしやすい

ところが患者様はこういうときに冷静さを欠いてしまっているために
『きっと自信がないから治せると答えられないんだわ!』

と、勘違いをされてしまうのです。私も以前にはそのような質問をされる患者様もおられましたので、
「詳しく見させていただかなくてはお答えできません。万が一の場合ですと骨折している可能性などもありますのでお話を詳しく聞かせてください。」

心が焦り短絡的な行動を取り易い

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ということで丁寧に対応して少しでも患者様に理解をいただけるように努めておりましたが、あまりにもその受け答えが短絡的なため、誤解を生じ安く、患者様はそういったときには
『手当たり次第に治してもらえそうなところに連絡して聞いてみよう』

という心理に陥っておりますので、早々なことをお伝えすることが難しいのです。

従いまして、当院ではそういった早とちりされる患者様にも手短にご理解いただけるように

「はい、これまでの症例は大体が良くなっておりますよ。」
という感じで回答させていただくようにしているのです。

短絡的な行動を取り易いのでしっかりとしたコミュニケーションが不可能なこともある。

しかし、このときの質問はもはや治療院を脅しているような部分もありますよね。本当に大きな外力が加わって負傷したのであれば、万が一にも治らぬことがあったり、本当に手術が必要なほどの深刻な例もあるのですが、その可能性を口にすればじゃあ結構です。ということで別の院を探されてしまうのです。可能性は99%も0,01%も基本的には100%ではありませんから多かれ少なかれ絶対とは言い切ることができないものなのです。ところがこういった事情を察してもらえませんので、やはり多くの整体師はご連絡をいただいたときに「任せてください。それぐらいはいつものことですから。」と妙に自信たっぷりで答えるわけです。当然私も整体には自信たっぷりですよ。本当に多くの方が良くなられているのですから。逆に上手く行かない方が珍しいぐらいです。しかし、見てもいない段階からそのように答えるのではあまりにも無責任だとは思ってしまうのです。

助かりたい一心、助かるためならば藁にもすがりたいという気持ちが、患者の冷静さを失わせ、闇雲に治癒を急いでしまい、結果的に治療院選びを失敗させる。

ここで大切なこととしましては、突然ぎっくり腰になってしまったのは大きな不幸かもしれませんが、あくまでも誰かを責めてはならないということです。誰も悪い人はおらず、偶然不幸に見舞われてしまったということを受け入れていただくことだと思います。

深呼吸して慌てずにお問い合わせを

そういった意味で事実をご理解いただいた上で、患者も治療家も全ての方が最善を尽くして、最悪の状態から少しでも良い状況に導いて行く事がもとめられるのだと思います。急がず慌てず。深呼吸してからお問い合わせになってみてください。

ぎっくり腰になっても、何がぎっくり腰なのか分からぬ人は多い。

さて、後半のコラムでは私のぎっくり腰の体験談についてお話させていただきましょう。

整体師になる前の工場勤務時代のこと

私は今でこそぎっくり腰専門整体院ということで口に糊をさせていただいておりますが、当然のことながら今から14年ぐらい(このページを記載しているのが2014年)前には、整体師ではなく、地元の工場で勤務しておりました。

体力をもてあまし、毎日トレーニングをこなす

このときは格闘技が趣味で、地元の道場へ通ったり体を鍛えたりして日々を過ごしておりました。この頃から体力には自信があって、毎日ジャンピングスクワットを300回ほど行う日課を過ごしていたのです。要するには体力を持て余していたわけです。

部品の検査中に背中を反らしたら・・・

そして、ある日悲劇が起こりました。工場で部品の検査を行っている最中に機械の下に潜り込もうとして背中を反らしたのです。調度リンボーダンスのような感じです。大腿四頭筋が極度に疲労していたため、膝を曲げて腰を落としきれず、その分腰を強く反らしてしまったわけです。

腰を反らす。

「グキッ」

そらした瞬間に激痛が走る

その瞬間に鈍い音がしました。そして、腰に激痛が走ったのです。調度そのころは風邪が流行っており、工場の仲間も関節の節々が痛いと訴えておりましたので、私も風邪っぽかった感じもありました。

突然の痛みに驚きながらも年末の最後の出荷をして、その日は何とか仕事を終えたわけです。

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仕事帰りにカイロプラクティックに行くがあっさり断られる

仕事の帰り道に私は始めてカイロプラクティックを受けに行きました。

ところが、そこのカイロのお店は繁盛しているお店なのか私が予約をせずにお店に入るなりに、

「ごめんね~、もう年内の予約は受付が終わってね・・・・来年の1月の半ばぐらいになったらまた来てね」
という感じであっさりと断られてしまったのです。いっつもお店の前を通りかかるときには店の裏方でタバコを咥えているのにそんなに予約が忙しいはずはありません。

きっと、私が若いし・金持ってなさそうだし、年末で休みたいし、それでいて症状が重そうだから倦厭したのだろう。その頃の私はそう思いました。

翌年の正月明けまで腰痛を耐えながら過ごす

しかたが無いので翌年の1月の8日ぐらいまで自宅で腰痛を堪えながらひたすら横になってすごしたのです。しかし、そのときはただ腰が痛いとだけ感じておりました。

後々になって振り返って、ぎっくり腰であることが分かる

後々になってあれがぎっくり腰なのかと振り返ってしまうわけです。今ならばアッサリ治せるのですが、当時の私には知る由もありません。インターネットなどにも疎くて、何をしたら良いのか、どこに助けを求めれば良いのかも分からずただ耐えるしかなかったという恐ろしいものだった気がします。

体験して初めて分かるのがぎっくり腰

おそらく当時の私ならばぎっくり腰から助かるためならばきっと1回1万円以上だろうと2万円だろうと喜んでお支払いしたでしょう。誰だってそうですが、体験してみて始めて
「これがひょっとしてぎっくり腰なのか?」
と思えてしまうのがぎっくり腰であるのです。

間違った対処

結論:軽い痛みを放置して悪化している

  1. 陥ったときによるある間違い典型的に間違えやすいのが救急車を無料タクシーと勘違いしていること。命に関わる急患が利用するものである。
  2. 鉄棒にぶらさがって伸ばすのは?ぎっくり腰中では症状を悪化させてしまう。
  3. 寒さは筋肉を緊張させる寒いと体が丸くなって安定を損ねてしまい不必要な力みが腰の動きをさまたげます。
  4. 仰向けに寝て膝を立てるとぎっくり腰は悪化する医学書のイラストでは膝を立てて仰向けになると腰痛が和らぐと言う。しかし、実際にやってみると確実にぎっくり腰が悪化する。ある一つの条件が脱落しているから。
  5. 我慢はぎっくり腰を長引かせる腰に力を込めて痛みを我慢しようとするほど腰にコリが出来て長期化する。
  6. ぎっくり腰、買い物は平気?ぎっくり腰中には自分が不安を感じることや自信の無いことは出来るだけ止めた方が良い。
  7. 月曜日まで放置することの危険性多くはすでに金曜日に患っており、土日に通院することができるが安静にして治ればという淡い期待によって月曜日まで放置し、いざ月曜になると高齢者に病院が占領されてしまい利用が困難なことが多い
  8. セルフケアはなぜいけないの?セルフケアをオススメすることができないことは、間違った対処に陥りやすいから。情報が氾濫しており、正しい情報なのかを判断する必要があり、判断には基礎医学の知識が必要
  9. ぎっくり腰で気をつける偽りの緩和多くの人が痛みに少しでも痛みを緩和しようと思って力を込めたがります。すると治癒を妨げてしまいます。
  10. 腰をかばって動かない弊害動かないと腰の関節が固まったり、血流が悪くなって腰を痛めやすくなる。
  11. 放置した場合は?安静にして寝て何もしないケースでは腰の筋肉が弛みすぎて血流を障害することもある。
  12. 腰の治療を受けているつもりがほとんど腰に治療をしてもらっていないもの「腰を念入りにマッサージしてください」などと先生にお願いし、マッサージをしてもらうのですが本当は腰の僅かな部分しか治療がなされていないことが余りにも多い
  13. 放置すると(無理すると)どうなる?ぎっくり腰では初期の軽い痛みを無視して無理に働き続けることで痛みが確実に悪化して本格的な身動きが取れないほどの重度のぎっくり腰を引き起こすことがある。初期のうちにしっかりと治療を受けることが大切。また仕事のピーク期には時間が取れないため忙しくなる前にメンテナンス期を設けることが必要。無理を続けると慢性化してすぐにぎっくり腰を頻発するようになり、慢性化しても更に放置を続けると腰椎椎間板ヘルニアなどの病気を起こすことになる。
  14. 選んではいけない療法選んではいけない療法の一つが鍼治療
  15. 患者の病気の見立ては間違っている結果論になるが見立てが正しければ勝手に病気は治って行くもの。
  16. ぎっくり腰のときの患者の判断力冷静な判断力を欠いてしまうことが多く、短絡的な質問をしたり、間違った考えを抱き安い。
  17. 痛みの出ている場所と間違った対処について痛みの出る場所は主に筋膜や靭帯、関節包である。これらの部分には痛みの受容器が沢山存在するので実際に負傷しておらなくても過敏に痛みを訴えやすい。運動神経の興奮を抑え、筋肉の緊張を緩和させると痛みは劇的に和らぐ。
  18. 勘違いしやすい症例痛くて動けないときに周囲の方が勝手に早とちりしてギックリ腰だと連絡することがあるため、必ず痛みの出ている部位を確認しよう。もしくは患者本人に連絡させること。
  19. ぎっくり腰は動かした方がいい?動かす度合いにもよる。痛みが伴わない範囲で手足を曲げ伸ばしするぐらいにとどめること。たくさん運動すればよいというわけではない。
  20. ぎっくり腰を放置するとどうなるの?再発や、痛みの悪循環を招く
  21. ぎっくり腰は患部をゴリゴリしない。一旦は楽になったように思いますがすぐに痛みが戻ります。
  22. 牽引療法は?腰椎の狭まった隙間を拡張することで、①神経
  23. ぎっくり腰と間違い易いもの類似する坐骨神経痛または神経症との間違いが多い
  24. 根本療法という意味合い根こそぎ改善するという意味ではなくて、病気の背景となる原因を処置すること
  25. ぎっくり腰の一般的認識の大きな間違い背骨がズレしまうぎっくり腰はない

急性期の腰痛対処

結論:ぎっくり腰中は安静にする。動くと悪化する。

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

ぎっくり腰の前兆

初期の経過観察

緊急判断

急性期症状

急性期経過

対処

問診

応急処置

緩和処置急性期

患者の周囲の人の対応

ぎっくり腰の動き方

間違った対処

どうしても動きたいときには?

安静

トイレ・排泄(受傷早期・受傷原因)

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

最新情報

腰の病気は多くが同じ

坐骨神経痛に効く薬局のシップ名は?

柔道は筋トレで強くなるか?

金魚運動でヘルニアが治った人はいますか?

冷たい風に吹かれると腰から太ももの裏が痛い

13歳尾てい骨が突出している

ステッパーは体に悪いか?

子供がお尻を強打長くかかっている

腰を痛めて吐き続ける

太ももが締め付けられて痛い

股関節石灰にジグリングは効果ある?

坐骨神経痛に足踏みは効果あるか?

腰痛にジグリング治療は?

上を向いて寝るとお尻の真ん中が痛い

力仕事の腰痛対策の限界

ぎっくり腰で足が麻痺した

胸腰筋膜がパンパンで凝る

ぎっくり腰になって3週間後、ゴルフは大丈夫か?

ほとんど治りかけた腰、仕事でまた痛くなった

腰痛持ちに軽作業は?

腰の負担が少ない仕事って何?

ヘルニアで働けない。生活保護は?

膝裏を伸ばす方法は?

ぎっくり腰の看病は?

モーラステープで腰の痛みが悪化する原因

ぎっくり腰のあと、抱っこはいつからいいの?

腰痛持ちは立ち仕事は止めるべきか?

足のすね鈍器で殴られたような痛み

まっすぐ寝ると足がしびれた感じがする

間違った対処

結論:軽い痛みを放置して悪化している

陥ったときによるある間違い

鉄棒にぶらさがって伸ばすのは?

寒さは筋肉を緊張させる

仰向けに寝て膝を立てるとぎっくり腰は悪化する

我慢はぎっくり腰を長引かせる

ぎっくり腰、買い物は平気?

月曜日まで放置することの危険性

セルフケアはなぜいけないの?

ぎっくり腰で気をつける偽りの緩和

力むと楽になるのは治癒にあらず

腰をかばって動かない弊害

放置した場合は?

腰の治療を受けているつもりがほとんど腰に治療をしてもらっていないもの

放置すると(無理すると)どうなる?

選んではいけない療法

患者の病気の見立ては間違っている

ぎっくり腰のときの患者の判断力

痛みの出ている場所と間違った対処について

勘違いしやすい症例

ぎっくり腰は動かした方がいい?

ぎっくり腰を放置するとどうなるの?

ぎっくり腰は患部をゴリゴリしない。

牽引療法は?

ぎっくり腰と間違い易いもの

根本療法という意味合い

ぎっくり腰の一般的認識の大きな間違い

急性期の腰痛対処

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

ぎっくり腰の前兆

初期の経過観察

緊急判断

急性期症状

急性期経過

対処

問診

応急処置

緩和処置急性期

患者の周囲の人の対応

ぎっくり腰の動き方

間違った対処

どうしても動きたいときには?

安静

トイレ・排泄(受傷早期・受傷原因)

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)