トイレで踏ん張ってぎっくり腰になった

結論:便秘で排便に時間が掛かると腰を患う

トイレ

目次

  1. 女性では便秘を持っており長時間踏ん張らないと排泄が出来なかったり、潔癖症でお尻を便座に触れられない人もいるため骨盤筋群を酷使してぎっくり腰を招くことがある。
  2. Ⅰさんの症例20代の女性Ⅰさん、もともと運動不足。デスクワーカー。寒さの厳しい1月にトイレに行って踏ん張ったら・・・
  3. きっかけ大便で踏ん張っているときに腰を傷めてしまう。臀部が痛くなって腰が反らない
  4. 背景にある便秘女性の多くが便秘傾向であり、排便に時間が掛かりすぎてしまうため骨盤周りの筋肉を酷使する。
  5. 背景にある神経症便座にお尻をつけることがどうしても受け入れられないケースもある。便座に腰掛けられないためお尻の筋肉を酷使してぎっくり腰になる。
  6. 検査検査ではお尻の痛みを訴えて、「小殿筋を治してくれ」と訴えるのに小殿筋に圧痛点は認めず、FNSテストで陽性所見を示す。
  7. お尻のぎっくり腰の痛みには関連痛が多い骨盤周りの筋肉の痛みには関連痛が多い。股関節はお尻の深層にあるため股関節周りの痛みをお尻の痛みと認識することもある。
  8. 原因Ⅰさんのケースではぎっくり腰の発生時のきっかけ、徒手検査の動作から骨盤前方を補強している筋群の罹患であることを考える。
  9. 治療骨盤調整によって制動された骨盤筋群の動きを改善することで腰の動作が回復する。
  10. 治療結果治療結果としては寝転んだ状態から立ち上がることも出来ないほどだったⅠさんの症状は見事に改善する。寒いシーズンなので便所に入る前には電気ストーブで御手洗いを温めるようにお願いする。

20代女性、トイレで踏ん張ってぎっくり腰になった

20代の女性がトイレで大便をしたときに、ぎっくり腰を起こす。女性では便秘を持っているため長時間排泄時のしゃがんだ姿勢を取り続けて骨盤周囲の筋肉を酷使することでぎっくり腰を招くことがある。便座に座れない潔癖症傾向・神経症も背景に考えられる。骨盤筋群を処置することで無事に改善する。

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ぎっくり腰、20代女性Ⅰさんのケース

20代女性写真はイメージです。

フィクションのお話をさせていただきたいと思います。

それでは20代女性のⅠさんのケースについてです。
今回のⅠさんからご依頼をいただいたのは1月の中旬ぐらいのことだったと記憶しております。
治療院の電話がなりました。
「もしもし。」
「すいません、ギックリ腰になってしまいました。」
女性の声です。年齢にすると20代の後半ぐらいでしょうか。声が若いですね。
「それでは色々とご質問します。立ち入った内容もありますけど宜しいですね。」
「はい」
ということで色々とお話をお聞きしたわけです。

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ぎっくり腰のきっかけ:大便をしようとトイレで踏ん張って起こる。臀部の激しい痛みで腰を反らせなくなる。

どうやらⅠさんのケースでは御手洗いで大便をしようとしゃがみ込んだそうですが、このときに腹筋に力を込めて排出しようと頑張って、その結果腰に痛みが生じてしまったということです。痛みが現れているのは主に腰というよりも臀部です。ぎっくり腰と一口に言ったときには人によって個人差はありますが概ね背中から腰、お尻にかけての痛みのことを「ぎっくり腰」と表現するものだと思ってください。そのためお尻の痛みのことを「坐骨神経痛」と検索したり、「腰椎椎間板ヘルニア」と検索される方もおられますし、ぎっくり腰とお探しになられる方も当然おられるのです。

このときのぎっくり腰によるお尻の痛みのためにⅠさんは腰を反らすような動作がまったくできなくなり腰を屈めたままベッドに倒れこんで当院にご連絡されました。もちろんぎっくり腰を患うのは生まれて初めてのこと。

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ぎっくり腰の背景にある便秘

女性の方がこの内容をご覧になったのでしたらすぐ察したことだと思います。僅かなやり取りではありますが、ここまでの段階で、このぎっくり腰の背景には色んなことが隠されていることが分かりますよね。

腰の痛みがあることは間違いの無いことですが、治療によって腰の痛みを改善してもすぐに再発させてしまいかねない発生の背景に隠れているもの。それは便秘です

普通ならば排便するときに幾ら気張ってもぎっくり腰を起こすようなことはありませんよね。でもぎっくり腰になってしまうのは腰の力を酷使しているから。若い女性でしたら大多数の方がお悩みになられる便秘は絶対に疑うべきです。

便秘をしていると排出しようとするときにそう簡単には排便できません。頑張ってしゃがみこんだ体勢を保ち続けているとそのうちにしゃがんだ体勢を保ために股関節周りの筋肉が酷使されて結果的にお尻が痛くなってしまう。だから便秘がぎっくり腰を招いてしまうわけです。すなわち彼女に便秘とぎっくり腰の関係についてご説明差し上げることが再発の防止には不可欠と言えます。

また、直接のやり取りでは交わしませんでしたが若い方の暮らしているマンションで和式便所ということはまずありえません。洋式便所です。普通ならば踏ん張って排便しようとしたときに座って頑張ることが出来るのですが、座れない理由としては色んなものがありますよね。寒いシーズンですから便座がヒンヤリするのが嫌なのかもしれません。座ろうと思えば座れるのですが便座からお尻を浮かせているためしゃがんだ体勢となってお尻を酷使して痛めてしまう。先生によってはそういったこともアドバイスが必要だと考えるかもしれません。

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ぎっくり腰の背景にある神経症(潔癖症)

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また、同時に感じたことはなぜ便座に座れないのか?という背景にはひょっとしたら潔癖症、いわゆる神経症もあるのかもしれないと感じました。女性では潔癖症をお持ちになられている方はとても多いです。自宅の便座は勿論、会社や実家でも便座には座らずにお尻を空中に浮かせているケースもあります。

神経症は精神分析だったりと詳しいカウンセリングを必要とし、行動に対してアドバイスをしないと本質的な改善には至りません。例えばご本人は大便とはお尻を浮かせた状態で済ますものだと認識しているようなことだって珍しくはないんですね。こういった方にはきちんと座って用を足すことを指導することだって必要なこと。
汚くて座れないのでしたら安心して座れるように使い捨ての便座シートを用いることも必要な対処でしょう。

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出張してぎっくり腰の治療を手掛ける。ぎっくり腰の検査ではFNSテストで高度陽性

ということでⅠさんのケースが当院で対処可能な範囲のものであることが分かりましたので千代田区へと出張させていただき整体治療を手掛けさせていただいたわけです。到着して色々とお話をさせていただきました。すると彼女はお会いして開口一番にこのようにおっしゃられるのです。
「先生、ネットで検索したら私の症状は小殿筋だって言うんです!さあ、お願いします。」
小殿筋はお尻の脇にある筋肉。確かに彼女の訴える部位と一致する筋肉です。
ところがその部位を触診して罹患状態を確かめるのですがどうにもそういった兆候は見受けられません。普通、罹患している筋肉には必ず圧痛点という触られたときにジンワリと痛みを発して軽く攣縮する反応を見せるものです。ところがそういった圧痛点はないんですね。

それどころか、お尻の筋を弛緩させる動作であるFNSテスト(うつ伏せから股関節を後方に反らすテスト)をしたところ高度の陽性を認め、お尻に痛みが誘発されたのです。

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お尻のぎっくり腰の痛みには関連痛が多い

このときに注意が必要になるのが関連痛です。お尻や骨盤周りは痛みの訴え方がアバウトなんですね。というのもお尻のど真ん中には股関節があります。普通は鼡径部を股関節だと認識しますよね。でも股関節はお尻の少し深い所にすぐある。だから股関節由来の痛みや股関節の運動障害が起こるとお尻に痛みを感じることがあるのです。例えばFNSテストによって股関節を反らす動作をすると股関節を補強している前方の靭帯が引き伸ばされたりします。このときの痛みをお尻の痛みと認識したり、骨盤の痛みは関連痛が多いので患者さんの訴えよりも徒手検査を信じるべきなんですね。また、患者さんのぎっくり腰のきっかけの動作も大切です。しゃがみ込んで大便を我慢しているときにはお尻に痛みを発する可能性としては股関節前方の筋群を酷使するため、Ⅰさんが言うような小殿筋やお尻の筋肉を酷使するようなことはありえません。皆さんもウンチングスタイルでしゃがみ込んでみてください。体の重心は後方にありますよね。この状態で前後のバランスを保とうとするなら必ず体の前面の筋肉を酷使する。だからこの場合は体の前方を補強している何らかの組織が障害を起こしているものだと考えるべきです。

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ぎっくり腰の原因:骨盤の前方筋群の酷使によるもの

ということで色々と推測した結果、彼女のぎっくり腰の原因は骨盤の前方を補強している筋群であると考えたわけです。やはり、ぎっくり腰では骨盤運動が障害されることで腰の痛みを発するものが多いです。

彼女の場合は大便をしようとしゃがみ込んで踏ん張っているうちに骨盤の前方を補強している筋肉が酷使されて固まってしまうことで股関節を後方に反らす動作が障害されてお尻を関連痛によって痛めてしまったものと判断させていただきました。

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ぎっくり腰の治療:骨盤調整をする。

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ということで今回のⅠさんのぎっくり腰の治療ではここまでお話させていただいた判断に基づいて股関節の反らす動作を制限している骨盤前方筋群を調整させていただきました。案の定日頃からデスクワークをしているOLのⅠさんの骨盤筋は座って過ごすことで常に短縮した状態を強いられているため筋肉が極端に短縮しており、骨盤調整の手ごたえを見事に感じ取ることができたのです。治療の手ごたえは十分!みるみると腰の動きが改善して徒手検査でも痛みを誘発しなくなりました。

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ぎっくり腰治療の結果:元通り動けるようになってご満足される。

ということで無事にぎっくり腰の治療を終えました。治療結果としてはⅠさんもご満足してくださいました。それまで痛みに苦しんで辛そうでしたけどすっかり痛みが改善されると途中から笑顔でテレビを見ていられるほど症状が改善されました。彼女は立ちあがると。
「すごい!良くなった」
とご満足の声を残されたのです。こうして千代田区から辞去させてもらいました。寒いシーズンのお手洗いでのぎっくり腰を防止するためには排便しようと思ってすぐにトイレに駆け込んで踏ん張ると寒くて体がガチガチに固まってしまいますし、便座も冷えておりとても腰掛けることが出来ません。そのため排便の少し前にトイレで電気ストーブを用意してもらうことや、排泄時に手摺につかまることが出来るとお尻の負担を減らして再発の防止になることをお話させていただきました。

ぎっくり腰のときのトイレ

慢性期の腰痛患者のトイレの腰痛対策は別カテゴリーです。

結論:トイレに行けない。だから飲み食いを最小限に控える。

  1. 腰痛のときにトイレでふんばるのは?選択肢のない問題は悩んでもムダ。傷めても出す。もしくは漏らす。出張治療を受ける。
  2. トイレで踏ん張ってぎっくり腰になった便秘がちの女性では排便に力を使い果たしてぎっくり腰を起こすことがある。潔癖症で便座に腰掛けられない人は腰を患う。    
  3. ギックリ腰は大便が出ないって本当?出ないというより、出せない。トイレに行けない
  4. トイレで踏ん張ったら腰が痛くなった意外に少なくはない発生原因、踏ん張り続けると股関節の周囲筋群や腰背部に負担が生じてしまう。特に影響が多いのが大腿筋膜張筋
  5. 歩ける程度のぎっくり腰の洋式トイレでの大便の仕方便器に背を向けて、パートナーに正面を向けて両手で引っ張りながらしゃがむ、引っ張ってもらい立ち上がるようにすると腰が楽
  6. ぎっくり腰で完全に動けないときの大便の仕方丸めたタオルでレールを作ってその上にお尻を乗せてお尻を浮かせた状態で下に新聞を敷いて便を出す。
  7. ぎっくり腰で完全に動けないときのトイレ(介助者有り)紙オムツの中に出してしまうことが最も妥当な対応
  8. トイレの手伝いは?上半身を起こせる程度であればお手伝いして用を済ませることも可能、無理ならばオムツなどを用いる。
  9. 長時間トイレに行けずつらいぎっくり腰で最も辛いことは自力でトイレに行けないこと
  10. ぎっくり腰のときの大便の仕方丸っきり身動きが取れないときの大便の仕方について
  11. トイレの行き方中腰のときは立位の3倍腰の負担が加わるためトイレなどに行くときの立ち上がりの動作には注意しよう。腰ベルトを用いることが良い。
  12. 消化不良で運動をすると便がビシャビシャになる少し時間をあけてから運動をする
  13. ぎっくり腰中のトイレは地獄なので食事を控える腰が痛くても生理現象は待ってくれない。出来るだけ食べるものを控えると出す回数も少なく済む
  14. トイレから立つとき激痛一時的なぎっくり腰なら壁に手をあてながら、寄りかかるようにゆっくりと立ち上がる。慢性的な腰痛であれば手すりを使う。
  15. お尻の筋肉が痛くて排便が辛い排便のときに気張ったり、しゃがみ込んだり、立ち上がる。このときにはお尻の筋肉に負担が大きいから。深層筋を治療しよう。
  16. 腰痛でオシッコが出なくなる2つの原因膀胱の神経が障害されてオシッコが出ないものもあるけど、もっと多いのは痛みによるショック症状、恐怖心から血圧が低下することでもたらされる現象がありふれている。

急性期の腰痛対処

結論:ぎっくり腰中は安静にする。動くと悪化する。

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

ぎっくり腰の前兆

初期の経過観察

緊急判断

急性期症状

急性期経過

対処

問診

応急処置

緩和処置急性期

患者の周囲の人の対応

ぎっくり腰の動き方

間違った対処

どうしても動きたいときには?

安静

トイレ・排泄(受傷早期・受傷原因)

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

最新情報 

腰痛は気持ちが変われば治るか?

坐骨神経痛と変形性股関節症には違いがない

うつ伏せで足が上がらない、反らない

椎間板

腰の病気は多くが同じ

坐骨神経痛に効く薬局のシップ名は?

柔道は筋トレで強くなるか?

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13歳尾てい骨が突出している

ステッパーは体に悪いか?

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腰を痛めて吐き続ける

太ももが締め付けられて痛い

股関節石灰にジグリングは効果ある?

坐骨神経痛に足踏みは効果あるか?

腰痛にジグリング治療は?

上を向いて寝るとお尻の真ん中が痛い

力仕事の腰痛対策の限界

ぎっくり腰で足が麻痺した

胸腰筋膜がパンパンで凝る

ぎっくり腰になって3週間後、ゴルフは大丈夫か?

結論:トイレに行けない。だから飲み食いを最小限に控える。

腰痛のときにトイレでふんばるのは?

トイレで踏ん張ってぎっくり腰になった

ギックリ腰は大便が出ないって本当?

トイレで踏ん張ったら腰が痛くなった

歩ける程度のぎっくり腰の洋式トイレでの大便の仕方

ぎっくり腰で完全に動けないときの大便の仕方

ぎっくり腰で完全に動けないときのトイレ(介助者有り)

トイレの手伝いは?

長時間トイレに行けずつらい

ぎっくり腰のときの大便の仕方

トイレの行き方

消化不良で運動をすると便がビシャビシャになる

ぎっくり腰中のトイレは地獄なので食事を控える

トイレから立つとき激痛

お尻の筋肉が痛くて排便が辛い

腰痛でオシッコが出なくなる2つの原因

急性期の腰痛対処

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

ぎっくり腰の前兆

初期の経過観察

緊急判断

急性期症状

急性期経過

対処

問診

応急処置

緩和処置急性期

患者の周囲の人の対応

ぎっくり腰の動き方

間違った対処

どうしても動きたいときには?

安静

トイレ・排泄(受傷早期・受傷原因)

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)