結論:内臓の不調の可能性がある。体が弱っていると、食欲を失い、吐き出して体調を保とうとする。 |
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腰痛になったとします。
人によってはこのときに
なぜか吐き気をもよおす
方もおられることでしょう。
このときには一番に疑う
べきものは内臓の病気です。
普通の腰痛では、
吐き気まで伴うものは
珍しいです。
「吐く」、「嘔吐」は、
胃腸の中の食べ物を
吐き出す行為
です。
例えば毒物を飲み込んだ
ときに吐いて、毒素を
取り込まないようにする
目的があります。
そのため内臓や、
胃腸、膵臓などの
消化器系が防御の
ために働いて咄嗟に
体内に取り込まれることを
防止しているのです。
吐く行為は、単に
毒物を体内に取り込まれ
ないように吐き出す
だけの目的ではありません。
他に果たすべき
目的があります。
それは体のエネルギー
消耗を減らすことです。
食べ物を取り込むときには
消化吸収をします。
ところがこの消火吸収にも
ある程度のエネルギーを
要します。
体力がないと、食べ物を
吸収することも十分に
できないのです。
例えば夏バテでぐったり
すると食欲がなくなり
ますよね。
体力が失われてくると、
余計な体力消耗を
抑えるために食欲を
減らします。
高齢者だって
そうでしょう。
加齢によって体力が
衰えると若い頃の
食欲を失います。
だんだんと食が
細くなります。
そして、肉類を
食べられなくなります。
食べ物の中では、
肉類は消化吸収に
たくさんのエネルギーを
消耗します。
肉を食べると体が
ボワッと熱くなる
はずです。
たくさんエネルギーを
消化吸収に使うため
エネルギーロスが大きい
のです。
だから、体力のない
高齢者ほど肉を
好みません。
無理に食べると、
胃もたれをして
体調を崩してしまいます。
代わりに高齢者が
大好きなのは、
ソバ、
うどん、
大福、
穀物である炭水化物を
練って作った食品を
好みます。
職人さんが丹念に
練ってくれたものは、
体力が無くても楽に
消化吸収が出来るのです。
吐く行為は、
消化吸収にまわす
エネルギーを減らす
目的の反応です。
少しでも生存の
確率を高めるために
余計なエネルギーを
ロスさせないように
します。
普通に考えると、
食べないと、余計に
弱ってしまうように
思えます。
でも、緊急時は、
食べたものが
消化吸収するまで
待ってはくれません。
敵に襲われたり、
高山で遭難しか
かっている。
一刻を争う場面が
迫っている
こういったことが
あります。
消化吸収には
何時間も要します。
つまり、体は、
数時間先の安全が
保障されないときに
緊急でエネルギーを
確保するために、
消化吸収の働きを
とめてしまうのです。
こうして急場のエネルギーを
確保することで絶命の危機を
回避します。
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人によって吐き気を
おこしやすい人も
おられることでしょう。
こういった方に
共通することは
体力が弱いことです。
体力が弱い人ほど、
普通の人よりも、
緊急事態に陥る可能性が
高くなります。
普通の体力ならば、
獰猛な狼に襲われる
ぐらいでピンチになる
かもしれません。
ところが体力の無い
高齢者では、猫に襲われて
身動きが取れなくなるケースも
実際にあります。
体力が無い人は、
普通の人では考えられない
ことが緊急事態になってしまいます。
このときに足腰の
弱い腰痛持ちの方では、
腰痛と供に吐き気が起こる
ことも十分に考えられます。
吐き気は体力を
少しでも温存するための
緊急の働きです。
吐き気を訴えるのは、
主に不快な状況に
遭遇したときに
見られると思ってください。
不味いものを食べたり、
テレビで残酷な場面を
目にしたり、
衝撃的な場面に遭遇したり、
妊娠中のつわりや、
生理痛、
頭痛、
ありとあらゆる場面で
体のシグナルとして
現れます。
この全ての状況を
把握することは難しいです。
記憶では
覚えられません。
細かなことを解説
出来るのは
学者さんレベルです。
実際に吐き気について
のページで詳しい内容は
お医者さんの中でも、
専門医や、医科大学の教授
大学病院の院長レベルの
方でしょう。
細かなメカニズムは
一般の皆さんが
覚えられるはずが
ありません。
脳や延髄と
呼ばれる部分の
メカニズムなど複雑です。
細かなメカニズムは
科学でも解明しきれて
いません。
なので、端的に言えば、
不快な状況に遭遇したときに、
緊急時に備えて、
消化の働きを
強制的にとめるもの。
エネルギーの消耗を
減らす目的のもの。
こう考えてください。
そして、
吐き気を引き起こす
仕組みそのものは
やむを得ないときにだけ
利用してください。
例えば太らないために、
食べたものを吐き出そうと
したり、
無闇に悪いことを
想像して吐こうとしない。
自然の流れの中で
意図せず起こるものだと
思っておくことが良いでしょう。
では、腰痛患者では
どういったときに
起こることが多いのか?
これは、やはり腰の痛みを
我慢しているとき、
痛みの苦痛によって、
心が蝕まれてきたときに
吐き気を訴えることが
多いです。
ただし、先にも述べたように
まず内臓の病気が
疑われます。
そのため、様子を見て
吐き気が続くならすぐ、
医療機関を受診ください。
痛みによって精神的に
動揺したときに吐き気を
起こすことがあります。
やはり、ぎっくり腰のように
不意に腰痛に見舞われることも
あります。
まったく心の準備が
ありません。
痛みによる恐怖や、
腰の痛みで寝て過ごす
ことでずっとトイレを
我慢したり、精神的な
苦痛や不快感が極限に
達すると吐き気を訴えます。
例えば何らかの療法を
試しているときに、
急に吐き気を催した
とします。
そうしたら、
ひとまずその療法を
中断してください。
ありがちなのは、
腰にコルセットを
巻きつけたときに
吐き気を訴えるケース
です。
なれない腹部への
コルセットの圧迫により
不快感を感じたとします。
すると、咄嗟に吐き気が
生じることもあります。
また痛み止めのお薬
を服用して吐き気を
生じることもあるかも
しれません。
そうしたら、コルセットは
緩めるなり、外すなり
しましょう。
飲み薬でしたら、
服用を止めましょう。
そして、お薬を
処方したお医者さんに、
その後の対応を質問
してください。
腰が痛くて動けない
ときにはちょっとした
ことが苦痛です。
もっとも苦痛なのが
トイレに行けないこと。
ずっと我慢することで
ついには気持ち悪く
なります。
吐き気を起こします。
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そうなる前に、パートナーに
協力してもらい紙おむつに
出してしまう。
また、腰の痛みによって
寝たきりですと、
寝返りも痛くて打てません。
それも苦痛が大きいです。
寝汗をかいても自由に
着替えることもできません。
同じ体位が続くと、
体が熱くなってきます。
蒸れてしまいます。
でも体温調整のための
エアコンのスイッチすら
入れられません。
リモコンのある場所まで
移動することができない
からです。
生活における不自由さが
普段の何倍にもなります。
気持ち悪くなるのは
無理もありません。
こういったときには
出来るだけリラックス
しましょう。
あまりにも生活が
苦痛な場合は、
病院に入院して介助を
受けた生活を送ることも
やむを得ない判断です。
また、お薬を飲んで
痛みを鎮めたり、
必要な痛みの対処を
すると吐き気も減ることでしょう。
まずは、心配な方は
必ず専門医を受診
なさってください。
詳しい診療科は、
総合病院で、
ナースさんに今の
症状を伝えていただければ
適切に担当の診療科を
案内してくださるはずです。
(※今回ご紹介した内容は
自己判断で実践すると
思わぬ持病の悪化や怪我の
危険性につながります。
絶対に自己判断せず専門医
に判断をゆだねてください。
万が一のことがありましても
一切の責任を負いかねます。)
※おまけコラム ぎっくり腰の症状が
|
関節の音結論:多くの音は日常生活に支障を来たさないので気にしない。 背中の症状結論:背中の筋肉の症状には呼吸の苦しさがある。 背中痛の原因結論:背中を痛めるのは背中を丸くしているから。 背中その他結論:背中の辛さは背もたれに寄りかかると良い。 肋骨の痛み結論:咳をしたとき、寒さを我慢しているときに起こりやすい ショック症状※ショック症状とは痛みや精神的なショックでもたらされる身体反応 結論:痛みは体のあらゆる働きを弱める。リラックスしよう。 吐気その他症状結論:ぎっくり腰は体力を消耗しているときに起こる。したがって、あらゆる不調が伴う。 発汗症状結論:心の動揺が発汗と関係が深い |
症状別「症状別」カテゴリーを以下の4つに区分します。 ① 腰痛症状 ② 筋肉症状 |