四点支持による腰痛予備軍のチェック法

壁を用いて踵・お尻・背中・後頭部の4点をくっつけて支持することで背骨のカーブを検査するセルフチェックでは猫背が強いとお尻が浮き上がる。出来るだけ姿勢を真っ直ぐに保つことを心がける。

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ぎっくり腰予備群の簡易チェック、壁に踵・お尻・背中・後頭部をくっ付ける

「では、簡単なチェックをしますので、壁に持たれかかっていただけますか?」
彼に壁に密着していただきました。

「じゃあ最初は踵を壁に付けてください。」
「はい、あれ!結構難しいんですね。」
「次にお尻を付けます。」
「はい大丈夫です。」
「さらに胸の肩甲骨の下角(肩甲骨の下側)を壁につけます。」
「あれ!背中をつけるとお尻が浮いて、お尻を付けると背中が浮きます。踵を少し壁から離せば両方くっ付くのですけれども、3つをくっ付けるのは大変ですね。」
「そうでしょう、ではさらに後頭部を壁に付けて下さい」
「無理です。どこかが絶対に浮きます。こんなこと普通はできるのですか?」

「これは、どういうテストなのかと申しますと、背骨にはS字型の彎曲があるのですが、この彎曲の歪みが強くなっているのがどの部分かを知ることができる指針となるのです。」

「つまり、私の場合はどの部分に歪みがあるのですか?」

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最も歪みが現れるのが4点支持状態における、不安定部位。

「基本的には、踵と頭部自体には歪みは現れません。ということは、背中かお尻の接地の内どちらが浮きが大きかったですか?」
「私はお尻が浮きました。」
「そうですよね、胸椎は一般には後湾曲をしておりまして、お尻も後湾曲をしています。この両者の彎曲率は一般的には胸椎の方が大きいものです。従いまして、お尻の浮きが出やすくなることが考えられます。お尻の筋力に衰えがあると骨盤部分にも歪みが現れますので、背中も浮くようになるのです。」

猫背が強いと胸椎の突出が強くなりお尻が浮く

つまり、猫背が強まってしまっているために胸椎の突出が強くなっており、お尻が浮いてしまうのです。

「なるほど・・・そういうことだったのですね。私のぎっくり腰の原因は猫背だったんだ」
「そういうことです。上部の背骨の彎曲が強くなってしまい、その代償としてお尻の位置が相対的に前方に偏移しているため、S時の彎曲の境目である上半身と下半身で、バランスをとりずらくなっているのです。」

できるだけ背筋をまっすぐにするよう意識することが大事

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「では、先生どうすればよいのですか?」
「それは、日常生活で、できるだけ背筋を真っ直ぐにして綺麗な姿勢を意識して過ごしていただくことが大事だと言えます。」
「わかりました。」

ということで、腰の治療を終えた患者様は、自分でのセルフケアも行われるようになりギックリ腰の再発もなくなったのです。

セルフチェック

結論:セルフチェックはあくまでも目安

  1. 簡単に出来るWH法セルフチェックはいかにして手軽に取り組めるかが大切であり、意識として定着しやすいものに布ベルトを目印にウエストサイズを測定する方法がある。
  2. 壁を用いた腰痛のセルフチェック法ぎっくり腰の危険度を判定する簡単な方法、壁を用いて体の4部位をくっつけて浮き上がったところを見ることで判断できる。
  3. ぎっくり腰判別のセルフチェック急に腰が痛くなったときに『コレってぎっくり腰なのかな?』という状況のセルフチェック項目はいくつもあり、腰や背中の痛み、不具合、不調など広範囲のものが当てはまります。早期に陥る傾向を見つけて早めに治療をうけよう
  4. 下肢の内外旋のセルフチェックによる腰痛予防防止のためには自分の状態を知ること。下肢の内外旋による骨盤の安定性を知り、予防する
  5. 四点支持による腰痛予備軍のチェック法壁を用いた4点接地法でのチェック
  6. 鏡を使った視覚による歩行の修正について映った自分の姿を観察していただき、歩行動態から意識すべき筋肉を知ってもらう訓練が有効となる。
  7. 腰痛体操前のセルフチェック腰や下半身の痛みや痺れ、筋力の低下、疲れ安いなどの自覚症状、または日常生活動作の困難があるときには専門家のチェックを受ける
  8. 快適な腰部を保つためのチェック法仕事が余りにも忙しくて時間が取れぬ方では継続したトレーニングや体操を実施することは難しいので、セルフチェックして危険な状態を早期発見する
  9. 目を閉じて足踏みするバランステスト重心位置を知ろう。
  10. 遺伝的なリスクを判定する方法つま先の形状を知る必要があり、最もぎっくり腰の発生リスクが高いのがエジプト型(親趾が長い)、ついでスクエア型、さらにギリシャ型となる。血統と生活スタイルが関係する。
  11. 体重計を二つ用いた検査姿勢の偏りがある。体重計を2個用いて左右の加重バランスの偏りを測定することで日常姿勢の偏りを知ることができる。
  12. ぎっくり腰を繰返さないためには痛みの場所を詳しく知ること痛みの多くは瞬間的な出来事のため苦しむ割には実態を良く知らないことが多い
  13. aベストコンディションの見定め方肉体のベストコンディションを見定めて「今だ!」という時を狙って体を思う存分に動かすと能率的に作業を進められる
  14. aaa上半身由来の腰痛は合掌を見ると分かる両手を合掌したときの左右の偏りから背骨のネジレが分かる
  15. aaaぎっくり腰の原因の簡単な判別法きっかけを述べられるものは熱性型、はっきりしないものは寒冷型
腰痛の検査・慢性期判断

腰痛の検査・慢性期判断

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

中期的な経過判断

長期的な経過判断

セルフチェック

腰痛の検査データ

検査法について

検査の流れ

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

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