ぎっくり腰のトリガーポイントについての一考察

結論:トリガーポイント説は科学的な根拠のない治療法

従来説である筋・筋膜性疼痛の存在を示すとされるトリガーポイント説は科学的な根拠のない治療法であり、興奮性が高まって感覚神経過敏になっているだけのことが多い。沈静状態の患者にはトリガーポイントは絶対に生じることがないが、トリガーポイントが存在しない患者に対しても同じ治療をすることで十分な治療効果が見られるものである。

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ぎっくり腰ではしばしばトリガーポイントと言われるものが見られます。これは筋・筋膜性疼痛と呼ばれる筋肉が罹患している腰痛で見られる特徴的な症状とされており、指で触ったときにジンワリと周囲に放散するような痛みを起こしたり、触ったときに痙攣反射を起こしたりするような如何にもピストルのトリガー(引き金)を引いたように胴体がピクンと動く兆候を見ます。そして、このトリガーによる放散痛が周辺組織に影響をして罹患部位とは異なるところにまた別のトリガーポイントを作り、次第に広範囲に複雑な症状を来たすようになると言われ、いかにして初期の原発巣となるトリガーを発見してそこに対して適切な治療をするかが大切であるとする近年の治療の説があります。あたかも癌細胞が転位を繰返して全身に広がって患者を病に陥れるような恐ろしいものとされているのがトリガーポイントであり筋・筋膜性疼痛なのだと言われているのです。

トリガーポイントに科学的な根拠など全くない。発生箇所と治療の必要な部位がたまたま一致しているだけ

ところがこういった医学説には全く科学的な根拠がないことは多くの治療家達が知っております。ただし、腰痛患者であれば腰部の筋肉のコンディションが明らかに停滞していることは間違いありません。トリガーポイントの生じている部位に手技操作を行いますとその部位のコンディションが良好になりますので腰部の痛みが緩和されます。発生箇所と治療の必要性のある部位がたまたま一致しているだけであり、腰痛患者であれば腰に手技を加えることで痛みが緩和されることは当然のことなのです。

トリガーポイントは患者の感覚神経の興奮性を意味しており、興奮気味の患者でのみ見られる。精神が沈滞しているケースでは絶対に生じない。

そして、トリガーポイントの有無を筋・筋膜性疼痛症候群の根拠として、これが見られないときには関節炎だとする説があったり、まったく別の関節障害が原因だとする説もあります。

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しかし、そういった説はとても危険性のある考え方です。なぜならばトリガーポイントが患部の存在を意味していたり筋・筋膜性疼痛症候群の存在を示している根拠だとする考え方には無理があります。

私が思うには触ってジンワリと感じるトリガーポイントはそもそも患者の感覚神経が興奮気味になっており、感覚に対して過敏な状態になっているだけのことが多いからです。脳神経の感覚野が過敏になっているだけであり、触診したときにそのほかの撫でるような感覚であったりと痛覚以外の感覚にも過敏になっておりますし体の運動神経系も過敏になっておりますから体の固さも見られます。

逆に精神状態が沈静化しており感覚が静まっているときにはトリガーポイントなど絶対に生じません。トリガーポイントはいわば患者のメンタルによって作り出されている虚像であり患者の表情がクールで冷静な状態のときには絶対に出ません。術者が患者に対して
「ほらジンワリと周囲に広がる痛みがあるでしょう」
と興奮状態の患者に対して投げかけると
「はい、そうです。」
と過敏性が高まっており誘導されやすい状態に陥っているためそういったやり取りに戸惑ってしまうのです。

トリガーポイントの有無に関わらず腰痛は改善される。治療家はまず自分の見立てを信じること。

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治療家の先生方にとってはトリガーポイントが見られなければ
「あれ・・・筋肉が原因ではないのか?」
と思えてしまうものですし、患者様にとってもトリガーポイントがない部位を触られてもさほどの治療を受けている実感はありません。そのため多くの場合その部位に対して治療を行なわないことがあります。

しかし、患者様の徒手検査の際の可動域検査、腰部を動かしたときの運動制限などの手ごたえで抵抗感があればトリガーポイントの有無に限らず腰部の筋肉に何らかの罹患が絶対にあります。トリガーポイントなど無くても十分に罹患部位を処置すれば痛みは改善します。そのため治療家の先生もトリガーポイント説のような根拠のない多数派の意見に流されることがあってはなりません。患者様もキチンと先生の見立てを信じて治療を受けることが大切になります。

トリガーポイント

結論:トリガーポイント治療は良い
  1. トリガーポイントブロックが効かないトリガーポイントブロックを用いる開業医の多くは単なる局所麻酔のことをトリガーポイントブロックと表現していることが多い
  2. トリガーポイントを生じるぎっくり腰について腰の筋肉の辛い所を指で押すと痛みが離れたところに伝わっていく現象、引き金を引くように痛みが現れる。
  3. トリガーポイントが出来ると自然治癒が悪い筋肉は区画を構成し、その区画内部で生じる痛みがトリガーポイントであるため、区画内部は遮られた場所なので痛みの成分が抜け難く、自然治癒を待っていると痛みが長期化しやすいです。
  4. トリガーポイントについて軟部組織の変性によって生じる筋肉のシコリであり、活性TP、潜在TP、波及TPがある
  5. ぎっくり腰とトリガーポイント脊柱起立筋の中でも多裂筋と横突間筋・棘間筋・腰方形筋のコンパートメント症候群であり、コンパートメント(区画)内圧の上昇によってもたらされる痛みをトリガーポイントと呼ぶ
  6. 腰方形筋のトリガーポイントの発生機序お尻を先生2人掛りでマッサージしてもなおらぬケース、お尻に原因があるわけでなく腰方形筋の攣縮による関連痛であった。
  7. 腰方形筋のトリガーポイントと関連痛尻の痛みは、直接出ている部位に硬結などの異常所見が見られぬことがある。そのトリガーポイントの多くが腰方形筋である脊柱近傍よりもたらされる
  8. 坐骨神経痛のトリガーポイントに関してお尻の部分に痛みを呈するものでは従来は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などといわれているが梨状筋トリガーポイントによるものが多い。
  9. トリガーポイントの発生原因軸足と利き足の偏り
  10. トリガーポイントの考え方痛みを取り除くこと以上に、その原因となる患者の日常にアプローチすることが不可欠である。
  11. アナトミートレインに対してのアプローチの重要性についてトリガーポイント部分を基点に筋の硬結が上下に路線を広げるように展開されることがあるアナトミートレイン全体に対して処置を手がける
  12. ぎっくり腰のトリガーポイントについての一考察罹患部位を指で押すとジンワリとする圧痛点があれば筋・筋膜性疼痛とする説があるが、圧痛点がないものでも筋・筋膜の治療効果は十分にみられる
  13. aaa慢性腰痛の背後にはトリガーポイントがあるトリガーポイントが関連痛をつくり、広がっていく
ぎっくり腰の医療機関での対処について

ぎっくり腰の医療機関での対処

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

救急車

病院

医者

レントゲン・MRI・画像検査

牽引療法

ヘルニア手術

坐骨神経痛手術

手術:失敗

手術:その他

湿布・貼り薬・外用薬

痛み止め・消炎鎮痛薬

鎮痛以外の飲み薬

注射

トリガーポイント

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

最新情報

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力仕事の腰痛対策の限界

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まっすぐ寝ると足がしびれた感じがする

トリガーポイント

結論:トリガーポイント治療は良い

トリガーポイントブロックが効かない

トリガーポイントを生じるぎっくり腰について

トリガーポイントが出来ると自然治癒が悪い

トリガーポイントについて

ぎっくり腰とトリガーポイント

腰方形筋のトリガーポイントの発生機序

腰方形筋のトリガーポイントと関連痛

坐骨神経痛のトリガーポイントに関して

トリガーポイントの発生原因

トリガーポイントの考え方

アナトミートレインに対してのアプローチの重要性について

ぎっくり腰のトリガーポイントについての一考察

慢性腰痛の背後にはトリガーポイントがある

医療機関での腰痛対策関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

救急車

病院

医者

レントゲン・MRI・画像検査

牽引療法

ヘルニア手術

坐骨神経痛手術

手術:失敗

手術:その他

湿布・貼り薬・外用薬

痛み止め・消炎鎮痛薬

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トリガーポイント

対応対処

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急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

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道具での対処B(生活補助)