ぎっくり腰専門ユークル整体院

ぎっくり腰のときのイスからの立ち上がり方

結論:上半身を振り出す慣性の力を使わずに、膝を伸ばして立ち上がると良い。

イスから立ち上がるときに腰を悪くしないためには出来るだけ足の力を使って立ち上がること。
多くの人は足の力で立ちあがっていると思っているが実際には腰を屈めて上半身を振り出している。
そのときの慣性の力にタイミングを合わせて膝を伸ばしている。
そのため立ち上がりの動作で腰椎の隙間にある椎間板に多大なストレスを蓄積してぎっくり腰を生じ安い。

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出来ているようで出来ていない足の力で立つこと

ぎっくり腰のときでなくてもそうですがイスから立ち上がるときに腰を悪くしてしまったという方は意外にも大勢おられます。ぎっくり腰の受傷のキッカケに意外と多いのが立ち上がるときの腰の痛みです。

もし立ち上がるときに腰が痛くなるという方がいらっしゃればそれは端的に言えば足の力で立ちあがる という当たり前のことが出来ていないことを物語っていると思っていただければ良いでしょう。

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足の力ではなく胴体を振り出したときの慣性の力で立とうとしている。

では、そういった腰を悪くしてしまう方の立ち上がり方は足の力を使わないとしたらどうやって立っているのかと申しますと、思いっきり深くお辞儀をするようにして足の力ではなく胴体を前方に振り出してそのタイミングにあわせて膝を伸ばしているのです。つまりは物体が一旦動き出すといつまでも動き続ける慣性の力を応用しているのです。例えば車のような大きなものを両手で押したときには一旦動き出すまでは大きな力を要します。ところが動き出してしまえばそれほど大きな力が無くても動き続けます。これと同じです。立ち上がるときも大きな力を要しますが一番力が必要となるのは初動のタイミングであり、このときに上半身を重力の力で前方に振り出すようにすると慣性が働いて足の力をほとんど使わずに楽に立ち上がることができるようになるのです。

足の力を使わないだけで、腰椎を極端に曲げるため背骨の隙間に多大なストレスが加わる。

ところが足の力を使わずに済むことはメリットなのかもしれません。体の筋力がもともと衰えているような方でもこの方法ならば何とか立てることは事実です。ところが足の力を使わないだけであって、その代わりに腰椎を極端に曲げてしまいますから腰椎に大きなストレスが加わってしまうのです。特にその屈曲ストレスは下部腰椎に集中しますので下部腰椎の椎間板に多大なストレスをもたらしてしまいます。背骨の隙間には衝撃吸収のための軟骨があるのですがこの軟骨が狭まった背骨の隙間に挟み込まれてやがて少しずつダメージが蓄積してしまい最終的には腰部椎間板症と呼ばれるような腰部の疾患だったり、皆様も一度は耳にしたことのある腰椎椎間板ヘルニアなどの病気を引き起こしたりそれ以外にもご高齢者のような慢性的に腰の調子が優れない状態になってしまうこともあるほどです。

楽に立ちあがれるのは一時的なものであり、足の衰えを招いてその方法以外では立ちあがれなくなる。

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また、こういった腰を深く屈めながら立ち上がる方法は確かにその場は筋力を使わずに楽に立ち上がることができます。しかしそういった楽だと思えることは一時的なものであると思って下さい。例えば健康な方が楽チンだからといつも高齢者のように杖をついて歩いていればやがて足腰が衰えてしまいいつかは杖なしでは歩けなくなるほど筋力が衰えてしまいます。筋力を使って立ち上がればそれまで苦痛を思える動作も毎日何回も繰り返すうちに筋肉が発達しやがて苦痛に思えなくなります。

つまり一時の苦痛を耐えてすごせばそのうちにその動作が苦にもならないほど筋肉が強化されて体が発達するのですが、その場の苦痛に惑わされてしまい楽な動作を取ってしまいますと筋力が衰えてしまいますのでその動作以外では立ちあがれなくなってしまうのです。

今現在イスから立ち上がるときに腰が悪くなってしまうと言う方は少なからずそういった足の力を使わない立ち上がり方をしている傾向がありますから是非とも日常で気をつけるようになさってください。

楽と苦痛は常に隣り合わせにあり、私たちはついつい楽な方向へと流されてしまう傾向がありますが、そこに気がつくことができれば意図的に辛い立ち上がり方を取ることで筋力が発達し、腰の負担も随分と軽減されて行くことでしょう。毎日の繰り返しの動作は長期的に体に与える影響が大きいので是非気をつけたいものです。

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