ぎっくり腰専門ユークル整体院

腰椎捻挫と骨盤の水平回旋

骨盤

◆目次

  1. 腰椎捻挫と骨盤の水平回旋お尻の大殿筋が柔軟性を失うと骨盤を捻る動作が上手く出来ない。そのため腰椎に捻れる力が加わって腰を痛めます。
  2. ぎっくり腰の症状でときおり見られるものどんな動きをしても腰を刺激すると痛みが生じるものでは腰椎捻挫が疑われる
  3. 腰椎捻挫とは?腰椎をつなぐ補強靭帯の障害によるもの
  4. 腰椎捻挫の明確な特徴胴体を真っ直ぐ起すと完全に痛みが消失する
  5. 腰椎捻挫で特に気をつける動作腰椎を捻る水平回旋、痛みが強く生じる。
  6. 水平回旋を加える日常動作とは?片手を突き出す動作
  7. 腰椎の水平回旋を大きくするのは?大殿筋の拘縮
  8. 大殿筋拘縮の評価法主訴として寝ていて腰の痛みが徐々に強くなると訴える。

腰椎捻挫と骨盤の水平回旋

ぎっくり腰の原因の中には腰椎捻挫によるものがあり、体位変換など腰を曲げ伸ばししたり動かしたときに痛みが強くなるけれども真っ直ぐ上半身を起して安定していれば痛みをさほど伴わない特徴がある。腰椎が最も苦手とする水平に回旋する動作で特に痛みが強くなる。大殿筋が固く柔軟性を失うと骨盤を水平に捻る動作を抑制するためより強く腰椎に水平に捻る力が加わって激痛を訴える。大殿筋を治療することで良くなるがスクリーニングとして寝ているときの痛みの増悪が症状発見の手がかりとなりうる。

メニューに戻る

※スポンサーCM

ぎっくり腰の症状:どんな動きをしても腰を刺激すると痛みが生じるなら腰椎捻挫を疑う

腰椎捻挫を引き起こす骨盤の水平回旋についてお話しましょう。腰痛やぎっくり腰とは患ったときには様々なタイプの腰の痛み方をします。多くの方は兎に角腰の痛みに困ってしまい
「痛い!痛い!」
と冷静に腰の痛みを分析する余地もありません。腰の痛みが無秩序に暴れ狂うようにお感じになられるものですがおおよそのぎっくり腰には特定の動作で腰に痛みが出る特徴があります。例えば腰を屈める動作で痛みが強まるけれども反らす動作では大丈夫だったり、右側に傾けるのは辛いけれども左側に上半身を傾けることは大丈夫なものなど様々。

そういったたくさんのぎっくり腰の中でもどういった動きをしても同じように腰に痛みが走るものがあります。つまり腰椎のどこかに力を加えて刺激すると痛みが生じるのです。触ったり押したりしてもさほどの痛みは無いけれども背骨を拉げたり捻ったり、曲げたり反らしたりするとどうしても痛みが生じるものがあるのです。

こういった動作にともなってほぼ全ての動作に痛み誘発されるものが原因となる腰痛では腰椎捻挫が疑われることがあります。

メニューに戻る

腰椎捻挫とは?腰椎をつなぐ補強靭帯の障害によるもの

※スポンサーCM

では捻挫とはどういった病態のことを言うのかと申しますと主には骨と骨をつなぐ補強靭帯と呼ばれるものがその付着部から引っこ抜かれるような力が加わってしまったことで炎症が生じてしまったものを言います。靭帯とは結束バンドのような軟骨で出来た組織が骨同士をつないでいるものです。損傷レベルには3つの段階があり1度損傷は部分的に損傷をして靭帯の連続性が完全に保たれているものを言います。ただし負傷したときに靭帯が引き伸ばされているため靭帯に緩みを生じさせて背骨の連結を不安定にするため不安定な背骨の関節の連続性を保つために腰椎周辺の筋肉が多用されるようになり腰を痛めることもあります。一旦伸ばされた靭帯は残念ですが二度と戻ることはありませんので一生緩んでしまい不安定な腰椎の関節となりますので安定性を保つために筋肉を鍛えることが求められます。

次に二度損傷についてお話しますとこれは靭帯が部分的に断裂しているもののことを言います。完全には断裂しておりませんから骨同士が接続している状態は保たれます。しかし一度損傷よりも動揺性が増しており炎症もより激しくなります。

最後に三度損傷についてお話しますと靭帯が完全に分断されているもののことを言います。膝やひじの関節であれば靭帯が完全に断裂すると骨の連続性が保たれず。ボコンと大きく脱臼したりします。腰椎の場合は幸いにして靭帯が何本もありますので不安定性は生じますが骨同士の連続性は別の靭帯によって保たれます。しかし症状としてはかなり重たいです。肘や膝で生じたときには手術を要することもあります。ちなみに完全に断裂したときには二度損傷よりも痛みは無いことがあります。炎症による持続性の痛み(自発痛)はありますが動いたときに切れ掛かっている靭帯に刺激が加わる二度損傷と異なり、完全に靭帯が分断されているため動いても炎症部位に引っ張る牽引力を加えるものがありません。患部に加わる刺激はないため一定の痛みのまま強まることはありません。腰椎の捻挫の多くは一度損傷がその9割を占めます。

メニューに戻る

腰椎捻挫の明確な特徴:胴体を真っ直ぐ起すと完全に痛みが消失する

またこういった腰椎捻挫には明確な特徴があります。それは動いたり体位変換をするときには痛みが強いのですが一旦起き上がってしまい、姿勢を真っ直ぐに保持することができれば完全に痛みが消失することです。また、股関節の一部に曲がったクセが付いている方の場合ですと立ち上がったときに曲がった股関節によって真っ直ぐ立てないため日頃から腰椎を強く反らして立つ代償姿勢が生じている方もおります。こういった股関節の曲がったクセの付いた方では真っ直ぐに立ち上がると持続性の痛みを生じることがあります。

この股関節の曲がりグセの付いた方はダルマ落としの重なった積み木がそもそも斜めの斜面の上に積み上げられているようなものであり常に腰椎に重力が加わって前方にすべって関節部に引き違う力が生じているため捻挫部分が刺激されて痛みを強くする傾向があります。そのため股関節の曲がりグセを解消しますとウソのように痛みがとれて真っ直ぐに立てるようになります。まっすぐに立つことさえ出来れば痛みがほぼ消失するものは腰椎捻挫である可能性がとても高いです。私どもはぎっくり腰に陥った患者様に対して股関節の曲がったクセを解消することで仮に腰椎捻挫があったとしても真っ直ぐの姿勢を保持できるように姿勢を調整することで痛みを解消したり、その他の関節のアライメントを改善することで立ち上がるときや体位変換をスムーズにすることで捻挫があっても痛みを伴わないような生活レベルへと改善することを目標とします。柔軟な動きを取り戻すことができれば仮に捻挫を患う方であっても体位変換や起き上がる動作など腰痛患者が最も辛いと思える動作が苦にならなくなりますので生活の不自由さがほとんど無くなり痛みを感じることなく捻挫の炎症治癒までを過ごすことができるのです。

メニューに戻る

腰椎捻挫で特に気をつける動作:腰椎を捻る水平回旋、痛みが強く生じる。

腰椎捻挫を患ったときには特に気をつける動作があり、それは腰を水平に捻る動作であると言われております。腰椎はそもそも水平に捻る動作には動き難い特性を持っているからです。前方に曲げたり後方に反らしたりするのはかなりの運動性能を持っているのですが水平にはたった5度しか動かないのです。5つある腰椎の水平の動作をすべて含めてたったの5度ですから単純計算でも一つの腰椎は1度しか動きません。左右足して2度ぐらいの遊びしかないのが腰椎の水平方向の関節の遊びなのです。そのため靭帯が損傷しているときに5度以上の水平回旋が加わるとそれはもう激しい痛みに堪えられません。

メニューに戻る

水平回旋を加える日常動作とは?片手を突き出す動作

ちなみにどういったときに水平回旋が腰椎に加わるのかと申しますとそれは手すりに掴まろうとしたときや杖をつこうとしたり、戸棚の荷物を取ろうとして手を突き出したときです。脇が閉じている範囲で手を伸ばす分には腰に痛みは生じませんが脇を開いて腕を遠くまで伸ばそうしたり、肩を入れて手を伸ばしたときには腰椎に水平回旋のストレスが加わり捻挫箇所に痛みを生じるのです。

そのためぎっくり腰や腰痛で腰椎捻挫のときには片手を突き出すようにして手すりに掴まって立ち上がろうとせず必ず手すりに対して体の正面を向けて両手で掴まりながら立ち上がることが大切なのです。両手を同時に前に突き出せば腰椎に水平回旋の力は理論上生じずに済みます。

メニューに戻る

腰椎の水平回旋を大きくするのは?大殿筋の拘縮

※スポンサーCM

時としてこの水平回旋によるストレスが過剰に加わってしまうことがあります。自分ではどんなに気をつけても身体の内部でそういった水平回旋ストレスが生じやすい状態に陥っていることがあるのです。

ではどういったときに水平回旋ストレスが生じやすくなるのか?これはお尻に備わる大殿筋という筋肉の拘縮によります。大殿筋とはお尻の輪郭を司る筋肉であり、股関節を後ろに反らす作用を持ちます。この筋肉の走行は身体を後ろから見たときにハの字を描くように大腿骨に向かって筋肉の線維を外に開きながら伸びて行くのです。そのため股関節を前方に曲げたときに大殿筋はストレッチされるのですが特に右の太腿なら正中線を越えて反対側の左方向に股関節を曲げたときに強く伸張されます。

大腿骨を屈曲(前に股関節を曲げる)・内転(正中線を越えて右足を左半身方向に向かわせる動き)させたときに伸張される特徴を持っているわけです。

大殿筋が大腿骨を操作したときには大腿骨を後方に動かしますが真っ直ぐ後方に動かすわけではなく内転と反対の外転を加えながら外に大腿骨を開きながら反らす特性を持っております。この大腿骨を外に開きながら後方に股関節を反らす動作によって骨盤にはどうしても水平回旋を伴ってしまうのです。またストレッチのように他人の力で屈曲・内転方向に大腿骨を動かしたときにもそちら側への骨盤の水平回旋を抑制するように働きます。

大殿筋が元々固い人では骨盤の水平回旋を抑制する力が強く働きますので立位で手を遠くに伸ばしたときに骨盤の水平回旋を大殿筋が抑制してしまい骨盤が動きませんからその分腰椎の関節に捻れが生じて腰を痛めることがあるのです。

簡単に説明しますとお尻の左側の大殿筋が固くなりますと骨盤を左に向ける動作がやり難くなります。骨盤を動かせなくなるとその分腰椎に捻れる力が加わります。すると腰椎の関節に炎症があるときには激しく炎症している靭帯を刺激して腰の痛みを訴えるわけです。

こういったタイプのぎっくり腰では硬直した大殿筋をストレッチすることで症状が劇的に改善して腰椎の捻れる力を軽減することができます。

メニューに戻る

大殿筋拘縮の評価法:主訴として寝ていて腰の痛みが徐々に強くなると訴える。

大切なのはこういった大殿筋の障害が原因となるぎっくり腰をどのように評価して見つけるのかということです。基本的には股関節を曲げたり内転させたりという筋肉の起始(筋肉のヘソから近い側の付着部)と停止(ヘソに遠い側のもう一方の付着部)と呼ばれる二つの付着部を引き離す動作に制限が出ますので柔軟性を個別評価すれば分かります。しかし、どういった所見からそれを絞り込むのかというスクリーニングができないとより有効な治療に的確に結び付けることができません。

ここで手がかりとなるのは主訴として寝ているときに腰の痛みが徐々に強くなると訴えることです。私達は体を真っ直ぐにして仰向け(お腹を上にする)なると必然的に腰が軽く反るように出来ております。ぎっくり腰の中でも腰椎捻挫を患ったときにはこの腰椎が反る仰向けの姿勢は多くの患者様が取りたがりません。大抵はひざを軽くまげて膝を立てて過ごしたり、腰を丸めて横向けになって眠ります。ところが大殿筋が固く硬直しておりますと膝を立てる動作をするとお尻が突っ張ってしまい膝を立てた姿勢に窮屈感を感じてしまうのです。すると、膝を立てれば窮屈になり膝を伸ばせば腰が反ってしまい腰に痛みが誘発されるわけです。どっちの姿勢になってもリラックスできませんので時間経過と共に腰が疲れてしまい徐々に痛みが強くなるわけです。こういった主訴がある場合にはとくに念入りに大殿筋を評価します。また仰向けでの足先の開きの左右差などからも大殿筋の偏りをスクリーニングすることもできます。

メニューに戻る

腰痛と背骨の構造的要因

結論:腰痛の9割は第四・第五腰椎の間で起こる

後縦靭帯の損傷は体幹前屈によって起こる

腰椎で最も損傷しやすい箇所

腰痛と椎間関節

結論:腰を反らして痛める

椎間関節炎による腰痛

椎間関節炎による腰痛はほんの僅かにも動けないほど痛い

腰痛と関節軟骨関節症

結論:グルコサミンでは治らない。軟骨は運動で強くなる。

軟骨組織とぎっくり腰

腰痛と軟部組織障害

結論:痛めた靭帯は受傷直後しかくっつかない

ぎっくり腰で靭帯損傷とは?

靭帯損傷によるぎっくり腰の最大の特徴

棘上靭帯炎による腰痛

腰椎分離症・すべり症

結論:子供が腰痛になったらまず疑う。発症したらスポーツを休ませる。

腰骨のズキッとしたズレと、ヌルっとしたズレは?

背骨の構造

結論:背骨の構造の変化は腰痛の原因ではない

腰椎

拮抗筋の役割と胸椎との関係

腰椎の前方と後方への動き

背骨の変形

結論:変形自体は腰痛には関係しない。

ぎっくり腰で変形性脊椎症は?

ぎっくり腰とヒンジの歪み

腰痛と骨盤

ぎっくり腰で腸骨が痛くなる理由は?

ヤコビー線

子育て中のぎっくり腰は骨盤筋をほぐそう

腰椎捻挫と骨盤の水平回旋。

原因別

「原因」カテゴリーを、さらに区分します。

きっかけ

腰痛メカニズム

持上げ動作

力学

筋肉

内科

骨格

その他

※最近更新しているブログです。
https://gikkurisennmonn.blog.fc2.com

総合案内
クリックで展開

施術案内
クリックで展開