坐骨神経痛は手術で治るか?

老人の悲しむ姿

著作者:
BryonLippincott

坐骨神経痛は手術を受けることで術後の短期間はいくらか症状が和らぐことはあるが、手術によって全快するケースはないことが多い。手術とは対処療法であり、根本治癒のためには日常動作を見直したり、運動療法を行ったりすることが必要。馬尾性の神経障害など緊急性があってやむを得ず手術にいたることがほとんど。

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坐骨神経痛は手術で全快することはない

坐骨神経痛を患っていらっしゃる方でこれから手術を受けようとお考えになられている方や、いつか手術になってしまうのではないのか?という不安をお持ちになられている方のために手術を受ければ良くなるのかについてです。

結論から申し上げますと、坐骨神経痛には様々な原因があってそれぞれ手術の術式が異なるのですが、全体的な手術の経過を見させていただきますと、手術を受けることで全快することはありません。

多くの方の意見:そのときは多少マシになる。

坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアや、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など様々な病気を基盤として発生することがあります。そして、足の痺れやお尻の痛みなどが現れるようになって我慢できなくなって病院に通院しますが、症状の進行が収まらず結果的に手術を医師から提案されます。しばらくは思案しながらも結局のところは手術を受けて結果的に手術直後は多少マシになるとおっしゃられます。

腰椎椎間板ヘルニアのように若い年代で生じる坐骨神経痛の場合は術後の成績は比較的良いようですが、やはり完治はしないことが多くの方の意見です。術後しばらくは症状が緩快しますが、数年の歳月を経ることで元とそれほど代わらない状態に戻っております。そして、年に数回ぎっくり腰を患ったり、冬場に坐骨神経痛を引き起こしたりとやはり調子が悪くなると私どもにご連絡をくださいます。

手術によって完治することはない。

そして、皆様が手術するべきかどうか?ということになるのですが、結果的に手術によってそれまでの症状が完治することは少なくともありません。症状の改善の度合いは多少の違いはありますがいずれにせよ何らかの障害を術後も継続して患っているはずです。

手術とは根本療法ではなく対処療法である。

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手術といいますと、私たちにとっては坐骨神経痛を患ってしまったときの最後の切り札という部分があると思います。メスを入れたり麻酔などで患部をマヒさせたりと体に対しての負担が大きく受け入れ難いものではありますが、『これさえ受ければそれまでの辛い症状が全て完治する。』と思われることはあるはずです。

ところが、シップなどで患部を冷やしたり温めたりするのと同じで、手術も対処療法の一種でしかありません。

根本的な原因に対しては何も処置が図られていないため、例えばLOVE法と呼ばれる腰椎椎間板ヘルニアの手術によって飛び出した椎間板のヘルニア部分を切除しても日常の姿勢などで椎間板ヘルニアになりやすい反り腰の姿勢や腰を無理にかがめるような姿勢をしておりますと切除した箇所とは別の部分にヘルニアが再発して坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

また、腰部脊柱管狭窄症などの脊柱管という背骨の内部のトンネルが狭まってしまい背骨の神経の促通が障害されてしまう病気では椎弓切除術と呼ばれるいわゆるトンネルの拡張工事のような術式が用いられます。トンネルの幅を広げて神経の通り道に余裕を持たせるわけですが、これも術後に多少マシになったという意見をおっしゃられますが、患者様自身も首をかしげる部分があって、自分の決断を振り返ったときに悔やみたくないため、敢えて肯定的に捉えてそのようにおっしゃられている部分があります。

皆様も通信販売などで道具を購入したときに1000円ぐらいの価格帯のものでしたら本音を幾らでも打ち明けることができると思いますが、価格帯が高額になるほどなかなか本音を言えなくなったり、できるだけ良いものであったと真実に目を伏せて信じ込んでしまい、後悔する発言を残せないと思いますがこれは自分の判断を周囲に否定されたくないがために出ている建前のような発言であるのです。それと同じ心理なのではないかと思います。

それにも関わらずなぜ手術に踏み切るのか?

ではそういった手術結果にも関わらずなぜ手術に踏み切るのでしょうか?手術を受けられる方にはあまりのお尻の激痛のためにのたうち回ってベッド上ですごし、半ばノイローゼのような状態で自宅や病棟で寝たきりで過ごされている方もおられます。

苦痛から逃れたい一心で医師に対して必死になって懇願し、
先生!早く手術で楽にしてください。早く私を手術してください!

冷静な心理を失って、このように必死に懇願し医師を説得して強引に手術を受けられる方だっておられます。

受ける必要性があるのは緊急性が有る場合

基本的には手術を受ける必要性があるケースは緊急性のある場合だけだと思っていただけると良いでしょう。例えば神経が麻痺して筋力が低下しはじめているケースだったり、感覚が麻痺したり、オシッコなどの便が出なくなったりすることもあります。こういった障害は馬尾障害(神経の幹の障害)と言われます。基本的にはそのまま放置すると神経の障害が進行するケースがありますので手術が第一選択となることがあります。

これに対して腰を動かしたときに痛くなったり動いたときに背骨やお尻がズキンとするようなタイプの痛み方を神経根型と呼びます。このタイプの痛み方では自然治癒する可能性がありますので経過を観察しつづけて問題がないこともあります。

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高齢者に多い病気なので手術が出来ないこともある。

また、坐骨神経痛とは原因が明らかなものは腰椎椎間板ヘルニアがほとんどですが、原因不明なものでは圧倒的に高齢者に多いです。全体の8割~9割の坐骨神経痛は高齢者です。インターネット上で閲覧しているユーザーのほとんどが若者なので比較的話題に上ることはありませんが、やはり圧倒的に高齢者が多いものなのです。高齢者によっては骨粗しょう症などが進行している場合では金属を骨に埋め込むことができないこともあります。骨が脆弱化してスカスカなのでヌカに釘を打つようなもので固定性が全く得られないこともあります。また、そもそも体力的に手術に耐えられなかったり持病などの影響により体が持ちこたえられないこともありますので症状が悪くても別の療法で済ましてしまうこともあります。

最も有効性が高い治療は理学療法(運動療法)

基本的には坐骨神経痛などでは、最も有効性が高い療法としては手術ではなく、理学療法(運動療法)であると言われております。症状が現れてしまったときには様々な対処療法で痛みなどの症状を沈め、そして運動療法をして腰部を筋肉で補強することで正常な骨の配列を保っていただくことで神経の促通を良好にしていただくことが良いと言えます。

坐骨神経痛手術

結論:手術は無駄だった

  1. 坐骨神経痛、手術を受けて治ったと勘違いしやすいもの患者は言います「受ける前よりは多少良くなった・・・」その多少の違いは一体なんなのか?
  2. 坐骨神経痛、手術を受けたほうが良いケース・良くないケースリハビリをやる気力がない・・・、面倒くさいことは嫌だからサッサと切って治してもらいたいという方の判断のために
  3. 坐骨神経痛、手術はなぜ難しいのか?放っておいて治るものではない。その行く末は手術ですら根治不能な身体障害者となる。
  4. 坐骨神経痛、手術によって治るか?様々な手術がある・・・しかし術後に完治したという患者は少ない。
  5. 狭窄症や変形性脊椎症の神経圧迫は手術しか対処方法はないの?変形した骨が神経に触れるから痛みや痺れが出ると手術を勧められるが、実際には骨内圧によって骨が膨らんで神経に触れている。
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レントゲン・MRI・画像検査

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手術:失敗

手術:その他

湿布・貼り薬・外用薬

痛み止め・消炎鎮痛薬

鎮痛以外の飲み薬

注射

トリガーポイント

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

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腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

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