ぎっくり腰専門ユークル整体院

ぎっくり腰は放置すると筋膜性疼痛から軟骨軟化症へと悪化する

ぎっくり腰は初発時は筋・筋膜性疼痛と呼ばれる病態ですが、初期治療を怠ることで背骨の隙間の狭まった状態が腰部で続いてしまい、関節軟骨の栄養循環が滞ることで軟骨軟化症に陥って行きます。関節の衝撃を吸収する椎間板や関節軟骨が弱まることで衝撃を受け止め切れなくなり簡単に腰痛を再発しやすい状態を起こすため初期治療を受けることで軟骨軟化症への進行を食い止めることが重要。初期治療では関節を固定している深層筋を治療することで関節の隙間を拡張し、関節軟骨に加わる陽圧を陰圧の状態に導くことが求められるのです。

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ぎっくり腰は慢性化に陥り易いので注意をしよう。

統計の話になりますが腰痛やぎっくり腰に陥ったときに「痛みが緩和するまで寝て治す」と言う方はぎっくり腰患者の全体の8割ほどいると言います。こういった方々は基本的には治療と言うものを受けません。また腰部の管理のための方法なども特に教わることもありません。痛みが緩和されるには一般的に2週間ほどを費やすのですがその間何もせず、テレビやゲームなどをしながら自宅で過ごされるのです。当然ですがお仕事にだって行く事はできません。

腰痛の期間が長引きますので慢性化に陥り易いのです。腰痛の期間を短くするためには慢性化に陥らないようにすることが大切です。

では腰痛の慢性化はどうして起こってしまうのでしょうか?ここについて掘り下げてお話をしましょう。

ぎっくり腰は放置している6割の患者が慢性化を辿るという。

昔からぎっくり腰患者はきちんと治療を受けないと慢性化しやすい。いわゆる「クセが付く」とも言われております。

医学的な統計によりますと概ね6割が再発をするという説が「腰痛診療ガイドライン」という日本で最も権威ある腰痛医学の学会の日本整形外科学会・日本腰痛学会というところで提唱されております。

慢性患者の多くでは軟骨軟化症が起こっており、背骨の隙間が狭まっている。

では慢性化によってぎっくり腰がクセになってしまうとはどういうことなのか?なぜクセになるのか?ということになりますが、これは慢性腰痛患者の多くが「軟骨軟化症」という病的な状態に陥ってしまうからです。背骨には腰椎椎間板という軟骨、また背骨の椎骨をつなぐ椎間関節と呼ばれるものがあるのですが、この関節に存在する軟骨が弱まってしまうために衝撃に脆くなって簡単に腰痛を発生させてしまうといわれているのです。

一般的に軟骨軟化症という病名を診断されることは病院ではありません。なぜなら軟骨の状態はレントゲンなどで観察することができないからです。病院のレントゲンで観察できることは基本的には骨と骨の隙間だけです。お医者さんはたびたび
「背骨の隙間が狭まっている」
などと腰痛患者に診断することがありますが、これは背骨の椎骨の隙間を見ることで椎間板や軟骨の存在を間接的に見ているのです。本来ならば軟骨があれば関節の骨の隙間は広く見えます。レントゲンでは軟骨は映りません。だから、軟骨がしっかりある人にはレントゲンで骨の隙間がタップリと見えるのです。すなわち骨の隙間があるほど腰の健康状態は高いと考えられているのです。

腰椎の側面図腰椎を側面から見ている図。腰椎が二つ隣接している図です。この図では向かって左側が前、右側が後ろになります。そうしますと前側にある椎体という支柱部分にはその隙間に衝撃を吸収するための軟骨で出来たクッションの椎間板があります。椎間板は弾力性に富んでおり、内部には髄核と呼ばれるコルクの芯のような弾力性を与える部分があります。そして後方には椎間関節と呼ばれるものがあります。後方の支柱と前方の支柱で体重を支えるわけです。

そして椎間関節の骨と骨が接しあう部分には関節軟骨があります。

更に言うと次の図は腰椎を上から見ている図です。

腰椎の上面図向かって下側が前、上側が後ろだと思ってください。椎間関節は左右に一つずつあり対を成しております。つまり私たちが姿勢を支えるときには腰椎では前方の椎体や椎間板、そして後方の椎間関節の合計3箇所で体重を支えているわけです。

この骨と骨の接しあう部分には摩擦を緩和して衝撃を吸収する軟骨があるのですがこの部分が弱まってしまうのが慢性腰痛患者に見られる軟骨軟化症なのです。軟骨が弱まってしまい衝撃を吸収しきれなくなるのでこの周辺組織で炎症が発生して激痛をもたらすわけです。

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ぎっくり腰の多くは初期は軟骨軟化症ではなく、筋・筋膜性疼痛症候群である。

しかし、軟骨軟化症に陥ってしまうのはあくまでも初期治療を怠ってしばらく時間が経過してからのことです。最初にぎっくり腰を初発した段階では軟骨軟化症は起こってはおりません。

ぎっくり腰の90%は筋・筋膜性疼痛症候群と呼ばれるものです。これは筋肉の筋線維と筋線維を束ねている筋膜という部分で炎症が生じるものでいわゆる肉体労働者だったり、運動不足の弱まった筋肉の者が無理に腰を動かしたときに筋肉を痛めて起こる現象です。筋肉から炎症が発しているため動こうとすると強烈な痛みを発するのです。

ときとして文献では
「ぎっくり腰は椎間関節の損傷であるという説もありますし、椎間関節を取り囲む関節包という保護膜が関節の内部に嵌入、すなわち挟み込まれてしまうことで痛みが発するという説もあります。もちろん私どもがこれまで治療してきた中で関節包が関節の隙間に挟み込まれている症例もいくつかあり、挟み込まれた関節包を取り外すことですぐに痛みが緩和された症例も沢山ございます。

しかし、関節軟骨や椎間関節、関節包、椎間板などの関節の周辺組織の痛みと筋肉の 痛み方では決定的な違いがあります。

その違いは何なのかと申しますと、これらの組織で仮に痛みを生じたときには非荷重状況での他動運動で決定的な違いが現れるのです。

関節軟骨などの関節由来の痛みであれば寝そべって体重の掛からない非荷重になって術者が患者の体を操作し、患者は一切力を発揮しないような状態にであったとしても炎症している罹患部位には刺激が加わりますので痛みが生じます。

これに対して筋肉性の痛みであれば同じ状況になりますと痛みが一切なくなります。

大部分の患者様では非荷重の他動運動で痛みは半減します。もちろん若干の痛みは関節にありますがそれでも半減以上の痛みの減り具合となることが一般的、つまり寝ている状態から術者が患者を操作したときに痛みが大幅に軽減するケースでは筋・筋膜性疼痛症候群であるという根拠になるのです。

つまり、平たく言えば臨床上の多くの患者様は筋・筋膜性疼痛症候群に由来するぎっくり腰なのです。

非荷重他動運動で痛みが増悪する症例は共通していることが慢性期患者

勿論治療家の先生方であれば非荷重での他動運動でも痛みを生じるケースはこれまでに何度もご覧になられているはず。臨床上の半数以下ではありますが決して珍しい患者数ではありません。しかし、そういったケースを振り返っていただきますと、患者さまの腰痛の既往歴を聴取したときに明らかに慢性期の患者様の傾向が高いです。

つまりこれまでに腰痛やぎっくり腰をはじめて患った患者様の場合は非荷重で他動運動をしたときに痛みが大幅に軽減し、慢性期の患者の場合は非荷重で他動運動をしても痛みの減り具合は少なくなるわけです。

当然のことですがここには患者のメンタルの状態も大きく関係します。興奮気味の患者であれば体の筋肉は緊張気味なので非荷重での他動運動でも筋肉が腰椎の運動を妨げて他動運動によって大きく痛みを訴えることもあります。精神的に安定している患者の場合は臥床していれば痛みが再現できないこともあります。立位になって腰周りの筋肉が姿勢を支えると痛みが生じるようなケースもあるはず。しかし、そういったメンタルの要素を加味してもやはり慢性期疾患患者の傾向として非荷重下の他動運動で明らかな痛みを生じるわけです。こういった患者は多くの場合関節組織からも痛みが由来しており、初期患者に見られる筋・筋膜性疼痛症候群とは明らかに違った病態に移行しているのです。

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筋・筋膜性疼痛は運動を不能にし、関節の栄養循環を停滞させるから。

ではどうして初期は筋・筋膜性疼痛症候群だったのがステージアップして軟骨軟化症による慢性腰痛へと移行するのかと申しますと筋・筋膜性疼痛症候群は筋肉が炎症を発している状態であり、酷使された筋肉に溜まったダメージによってもたらされているものだからです。

筋肉は酷使するほど短縮して固くなる特性を持っております。スポーツ選手でも体力を消耗すると動きが遅くなってキレのある動きができなくなります。そしてやがて運動を続けると筋肉がブチッと肉離れを起こしたり怪我を起こします。筋・筋膜性症候群はいわゆるそういった筋肉の固く短くなった状態に陥るのです。

ぎっくり腰でも初発時は腰周りの筋・筋膜性疼痛です。筋肉から由来する痛みなのでキチンとこの段階に処置をすれば改善します。しかし、セルフマッサージやストレッチなど一般的なマッサージ治療では治るものではありません。こういった治療では表面的な筋肉しか治療をすることができないからです。

そうではなくぎっくり腰の初期段階の筋・筋膜性疼痛症候群では関節を固定する深層筋を治療する必要があるのです。関節固定筋をほぐして機能を改善させますと驚くほど痛みが緩和されることが多いです。

ところが初期段階のこういった治療を怠ってしまうとどうなるのか?短縮した筋肉が腰椎と腰椎の隙間を狭めてしまい関節軟骨に圧力を加えます。この圧力によって関節軟骨に陽圧が加わるのです。陽圧とはいわゆるストローを吸い込むときのホッペがペコンとへこむのが陰圧に該当し、陽圧とは逆にホッペを膨らまして息を噴射するときの空気の動く方向になります。すなわち関節軟骨から圧力が外に出てそれと同時に栄養成分が外に抜け出している状態だと思ってください。

関節軟骨は陰圧と陽圧の陰と陽の圧力のバランスによって栄養補給をしておりますから痛みによって関節を動かせない状態になり、さらには筋・筋膜性疼痛の短縮した筋肉によって陽圧を与えられてしまうと栄養が染み渡らなくなり軟骨が脆弱化をおこしてしまうのです。この状態が続くと軟骨軟化症となり軟骨軟化症によって弱まった軟骨が関節に加わる衝撃を吸収しきれなくなることで関節由来の疼痛を引き起こす慢性化患者の腰痛をもたらすわけです。

慢性化を防止するためには初期段階で深層筋治療により筋・筋膜性疼痛を治し陽圧を解消する。

ではこういった慢性化を辿らないためにはどうしたら良いのか?これは当然のことですが、初期段階で発生した筋・筋膜性疼痛を速やかに除去して、関節軟骨に陽圧を与えないようにすることが大切になります。筋・筋膜性疼痛を除去して運動が可能な状態になれば軟骨は自在に関節を動かせるために関節の衝撃を吸収したときに陰圧を働かせることができます。軟骨に陰圧が働きますと栄養成分が軟骨内部に引き込まれますので栄養豊富な元気な関節軟骨が保たれて腰痛の慢性化を免れることが可能になるのです。また、寝ているだけでは陽圧に傾いた関節軟骨を陰陽のバランスの平均化されたニュートラルな状態にすることができません。だからこそ初期段階で整体を受診して深層筋を治療することで関節の骨と骨が押し付け合う骨の隙間の狭まった状態をいち早く解消することが求められるのです。

後遺症

ぎっくり腰と易刺激性

ぎっくり腰、腰回りの筋肉の後遺症は?

後遺症

ぎっくり腰のその後

治りません どうしたら

後遺症は?

ぎっくり腰の後遺症でお尻が痛くなる?

再発

結論:繰り返すほど腰が弱くなる

ほとんど治りかけた腰、仕事でまた痛くなった

腰痛が癖になる

ゴルフで腰椎捻挫は再発するか?

繰り返すものは治るか?

繰り返すものの日々のケア

ぎっくり腰を何度も繰り返すとどうなりますか?

ぎっくり腰はクセにならないか?

クセになったりは?

年に数回繰り返すのはなぜ?

治りかけからの再発

結論:治ったという判断が間違っている

治り掛けからまた・・・

治りかけに再びなる。

腰痛の再発・悪化

結論:悪化したときには心と体のリラックスを見直すこと。

ぎっくり腰、腰をアイシングしたら悪化した

ぎっくり腰が悪化するのは初期対処をしないから

悪化はどうしたら?

ぎっくり腰の痛みは悪化ではなく表面化する

ぎっくり腰は放置すると筋膜性疼痛から軟骨軟化症へと悪化する

症状別

「症状別」カテゴリーを以下の4つに区分します。

① 腰痛症状

② 筋肉症状

③ 腰部の経過別の症状

④ 腰痛と関連性のある症状

※最近更新しているブログです。
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