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Qヘルニアの手術後の予後は良いのか?

  1. 〔ページ概要〕:
    ヘルニアの手術の予後は良いケースもあれば、悪いケースもある。手術そのものは成功するが、すぐに症状の改善が現れないこともある。術後に次第に良くなることもあれば悪化することもある。両者を分けるのは①手術の時期、さらには②医者と患者の信頼関係による。
  2. 質問
    ぎっくり腰で動けなくなった男性。
    検査でヘルニアが分かる。
    手術を受けた。
    予後は良好で問題がない。
    「ヘルニアの手術の予後は良いのでは!?」
  3. 回答ヘルニアの手術の予後は悪いケースも確かにある。
    手術が失敗したと訴える患者もいる。
  4. 考察手術の予後に大きく影響するものは時期
  5. 考察2医者と患者の信頼関係が予後に関係した。
    自分でヘルニアの専門家を探したAさんと、
    選択肢がなくて仕方なく判断したBさんは、
    手術に取り組む姿勢が異なる。

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質問:
ぎっくり腰で動けなくなった男性。
検査でヘルニアが分かる。
手術を受けた。
予後は良好で問題がない。
「ヘルニアの手術の予後は良いのでは!?」

質問内容:30代男性、

※先生、いつも興味深く拝見させてもらってます。
今日は先生に教えたいことがあります。
ヘルニアの手術後のことです。
先日、ぎっくり腰になりました。
なかなか治らなくて病院に入院したんです。
そうしたら
「ヘルニアだ、手術が必要」
こう担当医に言われました。
色々と悩んで、
腰のことを自分でも調べました。
仕事も辞めて、
ネットで色んな情報を探しました。
そうしたらある地方都市のお医者さんに、
とても有名なヘルニアの先生がいるって知りました。
そこへ入院して手術を受けたんです。
7月に退院して、
最初は痛みは全然変わらなかった。
でも担当医はこういいました。
「大丈夫だよ。
手術は成功した。
すぐに良くなる。」

僕はそれを信じました。
そうしたら1ヶ月しないうちに、
手術前は出来なかった動きが出来るようになった。
足を高く上げる動作が出来るようになった。
運動も奨められた。
それも取り組んでみました。
嬉しかった。
メキメキと体は良くなる。
今では無事に再就職できた。
思う存分働けている。
でも、手術前は本当に心配だった。
だって手術が失敗した人の話も聞いたことがある。
このホームページにも手術を受けた人の話があった。
予後が悪いケースがあるって聞いていた。
でも僕は治った。
だから、先生に教えます。
そして、みんなにこう伝えてください。
ヘルニアの手術は予後は良いって
手術を受ければ僕みたいに回復するんだって。
ヘルニアは予後が悪くなんてないんですよ。
だって僕はこんなにも良くなったから。
ヘルニアは予後が良いんです。
そうですよね。!?

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回答:ヘルニアの手術の予後は悪いケースも確かにある。
手術が失敗したと訴える患者もいる。

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では回答に入らせていただきましょう。
色々とご意見をくださったAさん、
ご提案くださった内容を参考とさせていただきます。
ありがとうございます。

しかし、それでも私の考えは変わりません。
ヘルニアは成功する人もいる。
だけど手術が失敗して予後が悪い人もいます。
それはこの目でしっかりと見た。
また、患者さん自身が口にした。
そのことを覆すつもりはありません。

昔のことです。
出張先のご家庭でのこと。
患者のBさんはスクッと立ち上がった。
戸棚からあるものを取り出し、
そして差し出した。
それはホルマリン漬けになったヘルニアだった。

真っ白なヘルニア、
ホルマリン溶液を吸い込んだそれは
大きく菱形に広がっている。
一つ一つの細胞が溶液を限界まで吸い込んだ。
細胞の中が飽和した状態だ。
彼は4番と5番の腰椎のヘルニアを切除した。
今度は5番と仙骨のヘルニアを取ると言う。

「この前は4番と5番のヘルニアを取った、
今度は5番と仙骨のヘルニアです。、
でも担当医はこのままだと
『もっと別のところもヘルニアになる。
だから脊椎を固定しないとダメだ!
こう言ったんです。」
彼は憤慨していた。
そして、追い詰められていた。
最初の手術もそうだった。
選択肢が無かった。
医者から一方的に手術を奨められ、
しかたなく選んだ。
手術しかなかった。
悔しいけど他に出来ることなんてなかった。
手術そのものは成功した。
でも症状はいまも続いている。
結果的には症状は改善されていない。
だから手術は失敗したと考えている。
予後が悪いと思っている。
Bさんのように手術の予後が悪い人は少なからずいる。
それは動かし難い事実なんだ。
しかし、予後が悪いけど
他に何も選べない。
このままだと生活できない。
僅かな望みでもそれに賭けるしかない。
予後が悪い患者さんはきっとそう思っている。
そう思って手術に望んでいるんだ。

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考察:手術の予後に大きく影響するものは時期

ではAさんのように手術が成功して満足する患者さん、
Bさんのように失敗して不満な患者さん、
どうしてこのように大きく結果が分かれるのか?

もちろん、担当医の手術の技量の問題もあります。
その病院の入院設備、
資金や患者さんの予算の問題もあるでしょう。
保険診療とか実費診療の問題もある。
患者さんの体力、年齢、体格、性別、色んな条件設定が異なる。
でも、今回の話だと両者はとても類似していた。
AさんもBさんもほとんど似たような年齢だし、
仕事も同じようなデスクワーク、
体格、性別、家族構成だって子供が1人、奥さんの3人家族、
違いなんてない。
にも拘らず結果が大きく異なった。
これは1つには時期が大きく関係していたのではないだろうか?
Aさんが手術を受けたのは7月。
まさにこれから暑くなるとき。

もっとも活発に動き回れるシーズンだった。
また、暑いときには体温を体で作らなくても、
外から無限に熱を得られる。
だから体力消耗が少ない。
足腰が弱ったヘルニアの患者さんでも
そこそこ動けてしまう。
体調が良好になる。
場合によってはリハビリだって出来る。
どこかで聞いたことがある裏話だけど、
世間で腕が良いって言われるドクターは、
敢えて7月を選んで手術をするようだ。
絶対に寒いシーズンは選ばない。

そして、Bさんの場合は12月に手術を受けた。
動けなくなって入院し、
手術までの期間が短かった。
彼は自分で選ぼうとはしなかった。
冬場は寒い。
体温を作るために体力を消耗する。
必然的に行動はしないし、
リハビリも難航する。
予後は悪化を辿ってしまう。
ヘルニアの手術内容そのものは
今現在色んな病院でほとんど同じことをしている。
内視鏡を使う、使わない、
担当医によって見解が分かれる。
「使った方が傷が少ない。」
「いや使わないで直視の方が正確性が高まる
色んな考えがある。
でも考え方が異なるだけで、
根本的にはやることは同じ。
要するには出っ張ったヘルニアを切除する。
同じことをします。
その結果は大きくは変わらない。
変わるとしたら、術後の過ごし方。
これが大きいです。
Aさんも、Bさんも結果的には手術直後に症状が良くはならなかった。
でもその後少しずつ変化した。
それは手術の結果ではなく患者さんの過ごし方の方が大きいと思えます。

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考察2:医者と患者の信頼関係が予後に関係した。
自分でヘルニアの専門家を探したAさんと、
選択肢がなくて仕方なく判断したBさんは、
手術に取り組む姿勢が異なる。

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次に予後に大きく影響を与えたもの、
それは信頼関係、
いわゆる
医師患者関係
と呼ばれるもの。
ドクターと患者さんで信頼関係が構築できていたのか?
この部分が大きく関係してきます。
今現在、色んな治療にまつわる本で言われていることがある。
それは治療手段よりも、
医者と患者さんの人間関係そのものが、
治療成績に影響しているということ。

医者のとる行為ではなく、存在そのものが薬だということ。
Aさんは手術も含めて何度も担当医と相談したり、
担当医の指導を受けたり、
手術に関しても少しでも信頼できるところを自分で調べた。
担当医の所見、考え方などインターネットで納得行くまで調べた。
先生に事前に質問もした。
AさんとBさんは、症状が同じ。
でも、主体的に治療に望むAさん、
医者から促されるまま。
受身で治療に望むBさん、
Bさんは
「俺は一般人だから。余計なことは考えない方がいい」
と全てを任せてしまう。
自分の体のことなのに、他人事になっている。
いわば他人任せの状態。
術後のリハビリだってとくにしない。
生活指導も受けない。
悪くなったら医者に任せる。
病院に通う。
考え方も受身だ。
同じ手術でも主体的に望むAさんと、
止む無く選択したBさん、
意気込みはやっぱり異なる。
結果的に、術後の過ごし方によってAさんは良くなる。
Bさんはすぐに良くならないから、余計に担当医への不信を募らせる。
そして予後が悪いままずっと過ごしている。
このようにして差が現れるのだと考えられます。
つまりヘルニアの予後は、
手術によるものではない。
自然のめぐみによるもの、
さらには先生との信頼関係によるもの。
ここが大きく関わってくるのです。

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ヘルニア手術

結論:手術は無駄だった

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結論:手術は無駄だった

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結論:成功・失敗に係わらず、他人任せでは治らない。

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坐骨神経痛、フェイルドバックサージャリー症候群

手術その他

腰が痛い、腰が曲がっているが手術は可能か?

腰の手術後のコルセットの目的

重篤なケースの手術判断

Q狭まった背骨の隙間は手術しかないのか?

どうしたら手術が受けられるか?

慢性腰痛は手術をしないと治りませんか?

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛対処①

急性期の腰痛対処②

急性期の腰痛対処③

慢性期判断、検査

⑤-1医療機関の対処①

⑤-2

⑤-3手術関連

ケア

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⑧-1腰痛対策

⑧-2腰痛対策②

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