ぎっくり腰に陥ったときのコルセットの目的

ぎっくり腰のコルセットについて、コルセットの目的は①腹圧の補助、②関節の安定、③患部の保護、④保温、⑤コンプレッション(圧迫)、⑥運動制限であり、骨粗鬆症患者に用いると腰部の荷重が免荷されて骨密度が低下することもある。長期的に用いると筋力が低下するため重いものを持ち上げるときなど用途を限定しましょう

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ぎっくり腰は無事に対処することができました。施術後に患者様から、

ぎっくり腰になったときのコルセットについて

『コルセットをした方がいいのかな?』
というご質問をうけましたので今日はそれについてご紹介していきましょう。

コルセットの目的、

①腹圧の補助、②関節の安定、③患部の保護、④保温、⑤コンプレッション(圧迫)、⑥運動制限

腰が痛い方をご覧になると、多くの方が腰にコルセットを装着しております。この役割とは一体何なのかを最初にご説明いたしましょう。

多くの場合はその目的は6つです。

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  1. 腹圧の補助

    コルセットベルトでお腹を締め付けますと腹圧が上昇しますので、腹圧によって垂直に力が働いて腰部が垂直に保たれます。すると腰部の荷重が免荷されて腰痛が軽減されます。また、腹圧を高めることで椎間関節という腰部の適合性が強くなりますので、テコ作用によって背筋力が強化されます。
  2. 関節の安定性

    コルセットは胴体に巻きつけることでさまざまな関節の連続性を補いますので関節が安定化させ衝撃や振動などの外力が加わることを防止し、疼痛を軽減させます。
  3. 患部の保護

    サラシやコルセット、プラスチック製のものなど患部を覆うことで動揺性を軽減させて疼痛を防止します。
  4. 保温

    寒さによって血流が阻害されると疼痛が誘発されたり、痛みを感じやすくなります。サポータータイプのコルセットなどで寒さをシャットアウトすることが有効です。日本では古くから存在する腹巻や、サラシなどもコルセットの1つです。
  5. コンプレッション

    患部が急性外傷などで炎症を発したときに、その部位をコルセットで圧迫すると炎症が周囲に広がることを防止します。これによって広範囲の疼痛を防止することが可能です。
  6. 運動制限

    痛みが出る動作を抑制することで、疼痛の発生を防止します。体幹を前方に曲げると痛みがでるときにお腹に巻きつければ可動域が狭まり疼痛は軽減されます。

骨粗鬆症患者には良くない。適度な荷重が骨を強くするから

以上の作用がコルセットの目的であります。しかし、これを使ってはならない症例も数多くあります。1つは骨粗しょう症患者。骨粗しょう症の患者様は多くの場合が長期の入院によって臥床生活を余儀なくされていたり、高齢者で骨密度が減少していることが多いです。こういった方の場合は骨に荷重が適度に加わっていなければ骨密度を保つことはできません。

長期的な使用により筋力の低下を招くこともある。

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コルセットによって擬似的に腹圧を強くしてしまえば、筋力が衰えてしまい、腹圧を高められなくなります。つまり、長期的な使用により、筋力の低下を招いてしまうのです。

これを用いるのはあくまでも疼痛発生後の急性期

コルセットをもしも用いるのならば、ぎっくり腰が発生してから1週間ぐらいまでに留めていただくことが理想的です。急性期はどうしても患部に炎症があることもあるため、コルセットで運動を制限せねば痛みによってまともに歩くことさえできません。

急性期を終えた後には用途を限定して用いる。

しかし、急性期が終わったならばその後はすぐに外して、重たい物を扱う肉体労働の際に用いるなど用途を限定する必要性があります。便利なものでも使いすぎれば自分の首を締める結果となりうるのです。

今回の患者様のケースでは高齢であったため、これを用いることで骨粗しょう症を強めてしまう可能性があったため、ご利用はご遠慮いただきました。

  ※  必ず専門家の指導を受けてからご利用になってください。ご自分の判断で利用を決めますと大変な危険を伴う可能性がございます。

コルセット:基本事項

結論:コルセットは痛いところを圧迫するもの

  1. 腰痛コルセットは痛みの緩和が目的腰痛を予防する目的ではない。緩和を目的とする。
  2. コルセットの鎮痛作用とは?胴体の安定保持や筋力補助など理論上の有効性が説かれるが一番はゲートコントロール
  3. ぎっくり腰のコルセットは痛みの強いところを圧迫する腰部の安静を測るために良いとされるコルセット怪我も防止しないといけない。
  4. コルセットは何を使うのか?痛みの出る高位に応じて、低い位置なら骨盤型、背骨の痛みなら腹部型、胸と背中の境の痛みならばバストバンドを用いる
  5. コルセットはシンプルなものを選ぶ頑丈そう、機能的な見た目、そういった印象で選んでしまうことは間違い。そもそもコルセットは自力で装着すら難しいぎっくり腰患者が持ちいるものなのだから。
  6. 陥ったのときのコルセットの目的について①腹圧の補助、②関節の安定、③患部の保護、④保温、⑤コンプレッション(圧迫)、⑥運動制限
  7. コルセットは装着法の間違いが多いいざ購入したものの付け方が間違っていることがあまりにも多い
  8. 坐骨神経痛のコルセットの巻き方は?お尻の痛くなるものでは痛みのもっとも強い場所にコルセットを巻く
  9. コルセット寝るときは?弛める、もしくは外す
  10. コルセットはきつめに巻く目的が良く分からずに戸棚の奥で眠っていることが多く、装着しても効果を実感できぬのは締め付けをきつめにしないから。
  11. 腰痛コルセットの適応急性期・亜急性痛には○、慢性腰痛には×
  12. コルセット、肌の上からする?シャツや衣服の上から装着します。Tシャツを着るシーズンでしたらゆるめに包帯を巻いた上から装着しても良いでしょう。
  13. ぎっくり腰のコルセットの巻き方コルセットの巻き方は痛みのあるところにあてがうようにすること。不快に思う場合は装着を止める。
  14. aaaコルセットは腹筋に注意するコルセットを無闇に使うと腹筋が落ちる。でも腹巻としてゆるく巻けば落ちない
  15. 筋肉が衰えるから止めた方がいいのか?長期に渡って依存すると衰えるが、短期間なら影響は少ない。
  16. aaa不安が強い人はコルセットの長期使用も仕方ない不安によって動けないぐらいなら、多少の筋肉が落ちてもコルセットを装着した方が良い。
  17. 腰が曲がるのはコルセットで防止できませんか?成長期の骨の発育障害のものにはコルセットは有効だが老人性のものには有効ではない。
  18. 急性期用と慢性期用の腰痛コルセットの違い慢性期では補助帯のないもの、急性期は補助帯のあるもの

コルセット関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

基本事項

装着期間

過信

弊害

その他

コルセット以外の固定

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

最新情報

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ぎっくり腰で足が麻痺した

胸腰筋膜がパンパンで凝る

ぎっくり腰になって3週間後、ゴルフは大丈夫か?

コルセット基本事項

結論:コルセットは痛いところを圧迫するもの

腰痛コルセットは痛みの緩和が目的

コルセットの鎮痛作用とは?

ぎっくり腰のコルセットは痛みの強いところを圧迫する

コルセットは何を使うのか?

コルセットはシンプルなものを選ぶ

陥ったのときのコルセットの目的について

コルセットは装着法の間違いが多い

坐骨神経痛のコルセットの巻き方は?

コルセット寝るときは?

コルセットはきつめに巻く

腰痛コルセットの適応

コルセット、肌の上からする?

ぎっくり腰のコルセットの巻き方

コルセットは腹筋に注意する

筋肉が衰えるから止めた方がいいのか?

不安が強い人はコルセットの長期使用も仕方ない

腰が曲がるのはコルセットで防止できませんか?

急性期用と慢性期用の腰痛コルセットの違い

コルセット関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

基本事項

装着期間

過信

弊害

その他

コルセット以外の固定

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)