氷を患部に当てるとなぜ腫れが取れるのか?

  1. 概要:冷やすと血管が収縮して腫れたところに溜まった余計な水分を排出するから。
  2. 質問氷を患部に当てるとなぜ腫れが取れるのか?
  3. 回答痛みや炎症を抑える作用があるから。
  4. 異変足を引きずりながら登場するAさん、つまづいて脛をぶつけ腫れている。アイシングで対処する。
  5. 腫れが引く理由腫れとは水分が集合したもの。水分が一箇所に集まる理由は浸透圧変化による。
  6. 浸透圧変化を起こすもの炎症細胞や免疫細胞。炎症細胞がヒスタミンを出してアレルギー反応を起こす。
  7. なぜ腫れるのか?腫れたところの血管は拡張して水分を引きこむから。アイシングすると血管が収縮して水分が抜けて行く。

氷を患部に当てると炎症が治まって腫れが引く。炎症すると血管が拡張してその部位に水が大量に引きお困れる。免疫細胞や炎症細胞の浸透圧変化の作用にもよる。氷で冷やすと拡張した血管が収縮して余分な水が排出されることで腫れが取れる

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質問:氷を患部に当てるとなぜ腫れが取れるのか?

「先生、氷を患部に当てるとどうして腫れが取れるのでしょうか?」
「Aさん、それは私が魔法を使っているからなんですよ。」
「え!先生は魔法使いだったんですか?」
「いえ・・・すいませんウソです。」
「ウソつかないでくださいよ。教えてください。」

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回答:痛みや炎症を抑える作用があるから。

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「今の学説では氷や冷水でアイシングするのがなぜ良いとされるのかにはハッキリとした根拠があります。それは痛みや炎症を抑える働きがあるからなのです。」
※なぜ氷で腫れが取れるのかという詳細は後半へ続きます。

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原宿に深夜にぎっくり腰の出張マッサージに向かう。

山手線の中でも原宿駅についたときは何だか東海道本線にのったときのことを思い浮かべてしまうのです。といいますのは駅の片面に緑の垣根のようなものがあるからです。ここが首都であることを一瞬疑いたくなるのが原宿と言えるのかもしれません。深夜のマッサージとして呼ばれることは沢山あります。皆様もぎっくり腰や腰痛のときにはアークス整体院に緊急連絡をいただければ幸いです。

そして原宿駅から少し歩いたところにあるマンションが今回の患者様のAさんのご自宅であるのです。
「先生この深夜に良く来てくれました。ありがとうございます。」
Aさんの登場です。

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異変:足を引きずりながら登場するAさん、つまづいて脛をぶつけ腫れている。アイシングで対処する。

しかし、なぜか足を引きずって歩いて玄関まであらわれました。
「Aさん足をどうされたのですか?」
「いや、私も先生が来る少し前に帰って来たんですよ。そしたらそこの段差でつまずいて脛をぶつけてしまいまして・・・」
「大丈夫ですか?かなり痛いそうですけど・・・」
「それが・・・真っ赤に腫れてしまいまして・・・」
「それはいけません・・・アイシングしましょう。氷かアイスノンなどはございませんか?」

ということで応急処置をさせていただきました。幸いにも軽い打撲のようでアイシングによって完全に炎症が治まりました。そして冒頭のような質問に至ったわけです。

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腫れが引く理由:腫れとは水分が集合したもの。水分が一箇所に集まる理由は浸透圧変化による。

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では、なぜアイシングをすると腫れが引くのかと申しますと、そもそも腫れとは、その部分に水分が集合してきているものだとお考えになってください。

では、水が集まるのは何故なのか?それには浸透圧が関係しているのです。浸透圧は中学時代に半透膜などの実験をされたことを思い出しませんでしょうか?水槽を目の細かいフィルターのようなもので真ん中で2部屋に遮ります。そして片側に食塩などを投入すると、濃度勾配によって濃度の濃い方へと水が引き込まれて行きます。濃度の薄い方から濃い方へと水が動く法則のことを浸透圧と呼んでいるわけです。

この法則によって水が濃度の濃い方向へと引き込まれて行き、受傷した患部は腫れを起すわけです。では血液中で濃度を濃くするものとはなんでしょうか?

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浸透圧変化を起こすもの:炎症細胞や免疫細胞。炎症細胞がヒスタミンを出してアレルギー反応を起こす。

それが患部の炎症細胞や免疫細胞達なのです。Aさんのようにつまずいて脛をぶつけて打撲をしたりしますと患部では様々な細胞が物理的なダメージによって破壊されます。この破壊された細胞は、核の活動が停止して、やがて免疫細胞達から異物(非自己)として認識されてしまうのです。また破壊された細胞には細胞が破壊されたから処理しろ!という炎症成分

そして彼らがその異物を体内から処理をするためにパクパクと食べて、さらには動脈の血流を増大させて患部から異物を押し流してしまうため熱を持つようになります。また炎症細胞がヒスタミンと呼ばれるものを出して、それが蚊に刺されたときのアレルギー反応のように働いて腫れをつくりあげます。

要するにはこれらの炎症物質が患部にあることで、浸透圧が変化してさらには血管が拡張されて水が引き込まれ腫れてゆくわけです。そしてこれらの炎症物質が患部の新陳代謝を過剰にさせます。すると、患部の損傷治癒が局部的に遅延してしまうのです。

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なぜ腫れるのか?腫れたところの血管は拡張して水分を引きこむから。アイシングすると血管が収縮して水分が抜けて行く。

すごく難しいお話になってしまったので、ザックリと説明しなおしますと、蚊に刺されて腫れたとしましょう。腫れた部分の皮膚はポコっと盛り上がりますよね。転んでタンコブができても、その部分がポコッと盛り上がりますよね。この盛り上がった部分は血管が拡張して細胞に水が引き込まれてが細胞がパンパンに腫れ上がってしまいギュっと寄せあつまった状態になります。この状態ですと、その局所の血流が妨げられているため、長期的にその状態が続くことで血流障害を招いて細胞が壊死してしまうわけです。

ところがこの部分をアイシングして冷やすと、拡張した血管が冷却刺激によって収縮しますので、ポコっとしたところから再び水が抜けて行き、血流の循環が再開されて腫れが収まるのです。

「どうでしょうか?Aさんお分かりいただけましたでしょうか?」
「う~ん正直最初のところはさっぱり意味が分かりませんでしたよ。でも後半の説明はバッチリです。とても分かりやすかったです。ありがとうございます。」
ということで、今回の原宿にお住いのAさんの知的好奇心を満たすことができたわけです。

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アイシング・冷やす処置

結論:冷やすことは治療よりも鎮痛効果が期待できる

  1. ぎっくり腰の時のアイシングの流れ段階的に冷やしてみよう。急にキンキンに冷えた氷を腰に当てると痛みが強くなってしまうので注意しましょう。
  2. ぎっくり腰、冷やす効果最近では昔ほど言われなくなった冷やす治療、冷やすと血管が収縮する。そして炎症が治まるとされる。でも本当の仕組みは違う。
  3. 水治療法ヴィンチェンツ・プリースニツ氏が発案した療法、数多くの成績を収めたが農民故に異端児扱いを受けた・・
  4. 冷やすべきか?温めるべきか?陥ったときにはどちらを取るべきか?初期は冷やして温めることが良いとされる
  5. ぎっくり腰の応急処置の物理療法の流れ陥ったときの急性期と慢性期の対処、特にオススメするのが靴下を用いた保温
  6. 安静とアイシング受傷早期にはアイシングをして安静に過ごすと良いが実際には盲目的に言われているもの。
  7. a初期処置のアイシングは?アイシングでは湿布を貼ることが良い。
  8. なぜ氷で冷やすと腫れがとれるのか?冷やすと血管が収縮して患部の水分が抜けるから
  9. 急性期の治療について急性期の治療では血流を促進することで炎症箇所の出血が酷くなることがあるので冷やすことが良い。
  10. アイシングするときの注意点氷の温度を下げるために水に塩や塩化カルシウムなどを混ぜて凝固させるのは、温度が下がりすぎて凍傷の危険性があるために絶対に止めよう。
  11. アイシングによる治療腰痛の本の多くで筆頭に記されるほどの治療法でもある。
  12. 発生時のアイシングの目的従来言われていたアイシング療法は近年どのように見られているのか?
  13. ぎっくり腰冷やす期間炎症期間がおおむね1~2週ほど続く。鎮痛が目的なので痛みが無くなった時点で冷やさなくても良い。
  14. ぎっくり腰のときのアイシング腰の痛みが強いときには水袋の中に僅かに氷を入れて布をあてがった上から短時間冷やすと痛みが沈静化することもある。
腰痛の受傷早期のケアについて

早期ケア関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

アイシング・冷やす処置

ぎっくり腰ケア

ケアの考え方

間違ったケア

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)

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アイシング

結論:冷やすことは治療よりも鎮痛効果が期待できる

ぎっくり腰の時のアイシングの流れ

ぎっくり腰、冷やす効果

水治療法

冷やすべきか?温めるべきか?

ぎっくり腰の応急処置の物理療法の流れ

安静とアイシング

初期処置のアイシングは?

なぜ氷で冷やすと腫れがとれるのか?

急性期の治療について

アイシングするときの注意点

アイシングによる治療

発生時のアイシングの目的

ぎっくり腰冷やす期間

ぎっくり腰のときのアイシング

早期ケア関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

アイシング・冷やす処置

ぎっくり腰ケア

ケアの考え方

間違ったケア

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを11個に区分しました。

急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

道具での対処A(固定法)

道具での対処B(生活補助)