腰痛持ちだけど働かないといけないの?

残念ですけど、働かないといけないです貴方は腰痛があって日常生活すら困難なのかもしれません。だけど、腰痛だけではありません。仮に身体障害者の方であっても、高齢者であっても、生きて行くために働かないといけないです。

もし仮にほとんど仕事が出来なかったとします。そういった場合は、区役所や市役所の「福祉課」に相談していただくと、身体障害者として申請可能なケースかもしれません。詳しい手続きの方法は窓口で聞いてください。一定の手続きをし、申請をすることで、「身体障害者手帳」が発行される場合もあります。障害者認定が受けられれば、生活面で様々な支援が受けられます。

しかし、そういった身体障害者認定が受けられたとしても、やっぱり働くのは避けられません

他人を守れない

どうして、腰痛があっても、身体障害があっても、高齢でも働かないといけないのか?それは、貴方のことを守ってあげられないからです。確かに日本国憲法では、「すべての人が健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という旨が記されています。国や人々は可能な限り努力して、困っている人や、働けない人も守ってあげるべきです。

しかし、それは理想であって現実には他人を助けてはあげられません。

例えば、日本には警察がいます。

警察は悪い人を捕まえて、平和な暮らしを守るのが仕事です。

しかし、犯罪を減らすように努力はしてくれても、完全に悪い人をなくせません。警察の力には限度があるので、僕たちはわざわざ自ら危険な場所には近づきません。警察がいるけど、商店の多くは「防犯カメラ」を設置しています。

国も可能な限り頑張るけど、そこには必ず限度があります。くれぐれも皆さんが他人にケンカ腰で接したりしないでください。いざとなったら警察を呼べば助けてもらえるわけではありません。危険を回避するのは自らの役目です。

腰痛持ちの皆さんからすれば、今現在の生活費の大部分は「お父さん」や「お母さん」が負担してくれています。

やはり、両親の力にも限度があります。皆さんを最大限守ってあげたいでしょう。しかし、現実には、皆さんよりも20年から30年は先にこの世を去ります。下記のグラフは親と皆さんの寿命です。皆さんの寿命が仮に80歳だったとします。すると、順当ならば親は皆さんが50代~60代の頃にはこの世にはいません。

最低限30年は自分の力だけで生きて行かないといけません。国が行える支援は「一時的」なものです。30年もずっと支援し続けられません。もし仮に30年も支援し続けたら国が疲弊します。人々が疲れきってしまいます。両親が皆さんを助けてあげられるのは、元気で健康だからです

また「健康寿命」というものがあります。介護を要さず元気に暮らせる年齢のことです。多くの場合が死期の10年ぐらい前までは介護なしで暮らしています。つまり、両親が他界する10年前には支援は出来なくなります

すると正味30年~40年は自力で生きなくてはなりません。

雇用年齢

皆さんが生活する先には、厳しい現実が待っています。就職には年齢が壁になるのは多くの方がご存知です。ほとんどの場合、50歳を過ぎると様々な企業で雇ってもらうのが難しくなります。正社員雇用はまずありません。簡単なアルバイトぐらいしか職にはつけません。つまり、まともに雇ってもらえるのは40代までになります。40代までが雇用の限界です。

50代以降になると、雇用してもらえない可能性が出てきます。それまでに貯えを築いておかないと生活が乏しくなります。

仕事の習得

じゃあ、40歳になったら働けばいいのか?そういうわけには行きませんよね。仕事を覚えるのには時間が掛かります。簡単なアルバイトなら数か月で覚えられるのでしょう。しかし、正社員で働く場合には、1人前になるのに最低でも3年は掛かります。逆算すると37歳には仕事を覚えていないといけません。

また、雇用には「生き残り」があります。大きな会社が業績を伸ばす最も簡単な方法は何かご存知ですか?

それはリストラです。

多くいる社員さんの中で、働きぶりの悪い社員をクビにすると、会社の業績は途端に良くなります。例えば、それまでどれほど売り上げを伸ばそうと、努力しても業績が伸びなかったとします。あらゆる手立てを尽くして伸びなかったとします。しかし、リストラをすると大抵の企業は業績が回復します。例外なく伸びます。例外なく伸びるため、業績の悪い会社はとにかくリストラをします。リストラを計画すると、株主も納得します。それほどまでに企業経営の定石としてリストラは知られています。

会社も学校の部活動のチームも、やる気のない人を追放すると、一挙に業績は伸びます。やる気のない人は組織の足を引っ張り、周囲に堕落を許容させます。労働者は、リストラを辞さない会社だと悟ると必死になって働きます。リストラを辞さない会社は「危機感」を社員が抱きます。リストラのない世界にいる人は、危機感がないため確実に堕落をたどります。

リストラの対象にならないためには必死になって働くのはもちろんです。しかし、長く働いている人に分があるのは否めません。一般的に企業では6年間、社内の教育を受けた人のことをスペシャリストと呼びます。大学を卒業して新卒で入社する多くが、スペシャリストになるための社内教育を受けます。中途採用だと十分な教育は受けられません。そのためリストラの候補となって早期にクビを切られる可能性が高くなります。出来るかぎり、早くにその会社に勤めて、業界について詳しくなるのが会社での生き残りにとって不可欠であると言えます。

つまり、楽観的に「いつでも働けるだろう!」と思っていても実際には、時間は限られています。腰痛をお持ちだと働くのは困難なのかもしれませんが、それでも出来ることは尽くすべきです。

無料で成り立つものはない

僕自身は整体師として、日々お客さんと接しています。お客さんからお金をいただくから生計が成り立っています。お金をいただかなければ生活は成り立ちません。

世の中の多くのサービスは無料では成り立ちませんよね。公衆トイレで用を足すのだって、みんなが税金を払うから成り立ちます。トイレで水を流したり、ペーパーでお尻を拭くのだって、無料ではありません。お金が掛かっています。ご飯を食べるのにもお金が掛かりますし、水を飲むのも、服を着るのも、お金が掛かります。道路だって税金で出来ています。一人だって働かずに済むはずがありません。

腰痛によって障害を負っていたとしても、何もかもが出来なくなるわけではありませんよね。正社員が無理ならアルバイトでも働くべきですし、勤めが無理なら内職をしてもらいたいです。労働が一切無理なら「ボランティア」として社会に尽くすべきです

自分たちに出来る役割を少しでも果たすべきです。腰痛があるから許されるはずがありません。障害者だから何もせずに済むわけではありません。世の中には高齢者に対して「定年退職」の制度を設けています。しかし、高齢者だから働かずに済むわけではありません。本来は働くべきです。しかし、労働が難しいです。だから現役を退いてもらうのが定年です。それまで築いた貯えや、年金で生活をつないでもらっています。彼らは他に出来ることがないため、甘んじて無職でいます。本来ならば、働ける限り働いて自分の役割を生きている限り果たすべきです。

仕事は楽しい

仕事は腰痛があっても果たさなければなりません。仮に身体障害者となっても生きて糧を得るためには誰かの助けを一方的に受けるのは許されません。ただし、皆さんが嫌々会社で働くばかりではありません。仕事は楽しみでもあります。例えば僕も業務の片手間でこういったページを書いています。書くのは楽しいですし、接客よりも気が楽です。仕事は必ずどこかに自分の楽しみを見出せる場があります。また、働き方の工夫次第です。工夫をすれば少しでも楽しく過ごせるはずです。案外仕事を楽しみにして日々を過ごす大人は大勢います。

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