臥位の徒手検査には異常がないが、立ち上がると腰に痛みがある。

徒手検査で痛みが誘発できない腰痛

結論:回旋筋・棘間筋・横突間筋などの小筋群が原因となる

立ち上がって歩いたり動くと腰に強い痛みがある。
だが、寝転んだ状態で治療家の徒手検査を受けると痛みが全く再現されない。
そういったものには回旋筋・棘間筋・横突間筋などの小筋群が原因となるものがある。

関節は視覚や触覚に並ぶ感覚器官であるため障害されると臥位でも動けば痛みが出る。
痛みが出ないケースでは椎間板や骨・筋肉が関係する。
発生率や発生のきっかけを考慮すると多くの場合筋肉から由来するものが多い。
臥位の徒手検査で痛みが誘発されないのは局部的な筋の痛みなので別の関節で動きが代償されてしまうから。

立ち上がっているときに腰の痛みが強いが、寝転んだ状態で徒手検査をすると痛みが全く再現されない

腰の痛みが出るのは主に立位姿勢のときで、寝転んだ状態になれば丸っきり痛みが出ないもの、治療家の先生方が臥位の状態であえて下肢を動かして腰に痛みを誘発する疼痛誘発検査をしても丸っきり痛みが再現されないものがあります。

では何がこれをもたらすのでしょうか?

腰痛の要因はいくつもあるが多くの物が臥位になると痛みが緩和する。

腰痛の要因とはいくつもあります。しかし、共通点があってほとんどのものが臥位(寝転んだ姿勢)になると痛みが軽減もしくは緩和されます。

ところが寝転んだ状態で先生に体を操作されて動いたり、自分で寝転んだ状態で体を動かすとやっぱり痛みが再現されるものもございます。どんなものでも基本的には立ち上がって動いている状態の腰の痛みを100としたら、臥位になることでその痛みは0まで緩和されることがほとんどです。臥位になって動けば痛みは50程度に留まるものだとお思いになってください。

腰椎椎間板ヘルニアなど神経に触れる痛みの場合臥位でも特定の動作をすると立位と同等の痛みが誘発される。

ところが腰椎椎間板ヘルニアなどの一部の腰の病気になりますと臥位の状態で徒手検査をした場合であっても特定の動作をすることで立位のときとほぼ同等の痛みを腰に誘発します。関節痛や椎間板の痛みでも特定の動作をすると腰の痛みを発するのです。ものによっては立位でも痛みは出ませんが特定の動作をすることで腰に痛みを発することもあります。

痛みが著明に現れるのは関節痛の特徴である。関節は最も敏感な感覚受容器

そして腰の痛みの中でも特に痛みが著明に現れるのは関節部の痛みの特徴だとお思いになってください。関節は皆様も目を閉じた状態であっても関節がどれぐらい曲がっているのか?目で見て自分の体の状態を確認しなくても常に自分の体を正確にコントロールして歩くことができていることからも視覚や触覚に匹敵するほど鋭敏な感覚器の一つであると言えます。もしここが障害されますと立位はもちろんですが、臥位でもほんの僅かに腰を動かしただけでも強烈な痛みを発します

臥位になることで体を動かしても痛みが誘発されないなら関節痛を否定することができる。

では今回お話するような、立っていると腰に痛みが出るけれども寝ているとどれほど腰を動かしても痛みが誘発されないようなケースは何が当てはまるのかと申しますと寝ていればどれほど体を動かしても痛みが丸っきり誘発されないとしたらそれは関節痛を否定する明確な根拠となりうると言えるのです。つまり関節障害ではないのです。

骨折や一部の腰部椎間板症もありえるが発生経過や発生率からすれば稀。

では関節障害以外の原因だとしたら何が考えられるのか?そこにも様々なものがあります。当然ですが腰椎が骨折しているようなケースでも寝ているときには痛みが誘発されないことがあります。腰部椎間板症と言われるものでも同じくして寝てさえいればどのような動作をしても痛みが発生しないこともあります。

しかし、骨折や椎間板症の場合は比較的に何らかの腰に力が加わるきっかけがあります。また、腰部椎間板症の椎間板の破損するケースは全体数から言えば稀な確率と言えます。ヘルニアだって腰に痛みが誘発されるものは全ヘルニアの数%というぐらいの確率になります。発生率から言えばこれらが今回のケースの原因であることは考え難いです。

最も発生確率が高いのは深層背筋の回旋筋・棘間筋・横突間筋

では最も発生率が高くてはっきりとした発生経過を伴わないものは何なのかと申しますとそれは腰部の筋肉が原因となるものです。

腰周りの筋肉にも様々なものがありますが、多くのものには共通点があり、いくつもの背骨を跨ぐようにして背骨を支えます。

腰の椎骨を跨ぐ筋肉図は背骨の椎骨が上下に連なっている図です。赤色が腰や背骨を支える筋肉。すると、多くの筋肉は図のように隣接する椎骨を跨ぐようにして背骨同士を強固に固定します。こういった椎骨を跨ぐ比較的に大きな筋肉のことをここでは大筋群と呼称します。

これに対して椎骨を跨がずに隣接する骨同士を結びつけるものもあります。

隣接する椎骨を結ぶ回旋筋・棘間筋・横突間筋上下に連なる椎骨で、隣接する骨同士を結びつける筋肉

この後者の隣接する骨同士を結びつける筋肉の代表として上げられるのが回旋筋・棘間筋・横突間筋です。このページでは簡略化して小筋群と呼称します。

寝ていて徒手検査をしても全く腰に痛みが現れないけれども立ち上がったときにだけ痛みが現れるのはこれらの小筋群から由来する腰痛である可能性が比較的に高いです。

立ったときにだけ痛みが現れる理由:部分的な筋肉の痛みであるため他の関節で動きが代償されてしまうから

では小筋群が原因の場合はなぜ立ちあがったときや歩いたときに痛みを呈するのかと申しますと、あくまでも縦に24個連なった椎骨のうち、たったの1箇所の筋肉だけが障害されているからです。先にも述べましたが関節痛ではなく筋肉から由来する痛みなので臥位になって筋肉から力が抜けている状態で徒手検査をすれば痛みはありません。

罹患箇所の椎骨に動かしたときのストレスを集中させれば痛みは誘発されますがあくまでも部分的なものなので正常な残り23箇所の椎骨は動きに問題がありません。したがって臥位ならば他の部位が動きをカバー(代償)し、罹患箇所に負担を与えずに済むのです。

ところが立ち上がったときには全ての背骨の筋肉が姿勢を支えるために動員されます。体重は軽い人でも50キロ以上はありますから罹患箇所に加わるストレスを他で補いきれません。したがって腰に痛みが現れてしまいます。

もともと小筋群は小さな筋肉なので大筋群のようにタフではありません。負担が集中するとすぐに発痛物質が患部に蓄積して痛みを発します。

大筋群が罹患している場合は徒手検査で痛みが誘発されることがある。

また、臥位姿勢で徒手検査をしたときに言えることですが、小筋群の場合は別の関節で筋肉に負担を与えないように代償して動作を遂行することができることが特徴ですが、大筋群が罹患している場合は他の関節で代償しきれませんから腰を動かしたときに罹患部位に負担がどうしても加わり痛みが誘発されます。また、圧痛点と言い、腰部を触診して指で患部に圧力を与えると『ジーン』と響くような心地の良い痛みを発することもございます。この圧痛点の範囲が広範囲に出現することが大筋群の特徴です。

小筋群の場合はそこまではっきりとした圧痛点を生じることはありません。発痛物質が僅かにしか蓄積しておりませんから響くほどの感覚過敏が起こらないのです。

応急処置

結論:湿布を張って体を保温して寝る

軽いのになったら?

ぎっくり腰の2種類の対処法

旅先での応急処置

応急処置は安静にする

緩和処置・急性期

結論:力を抜く

健康器具はぎっくり腰の予防とはなるが、治療にはならない

RICE処置について

患者の周囲の人の対応

結論:やさしく労わってあげる

ぎっくり腰の看病は?

周囲の人ができること保護・介護・救護

ぎっくり腰の動き方

結論:ハイハイする

一人暮らしでぎっくり腰になったらどうしたらいい?

足が持ち上がらないのは背中の緊張による。

ぎっくり腰で立てない

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月曜日まで放置することの危険性

腰の治療を受けているつもりがほとんど腰に治療をしてもらっていないもの

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ぎっくり腰対処その他

臥位の徒手検査には異常所見はないが、立ち上がると腰に痛みがある

疼痛誘発検査

ぎっくり腰を繰返さないためには痛みの場所を詳しく知ること

ぎっくり腰判別のセルフチェック

ぎっくり腰何日かかる?

ぎっくり腰の仕事復帰

スポーツ選手のぎっくり腰の復帰の目安

ゴルフの再開は?

対応対処

「対応・対処」カテゴリーを区分しました。

急性期の腰痛対処①

急性期の腰痛対処②

急性期の腰痛対処③

医療機関の対処①

⑤2

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