腰痛対策に吸い玉は?

吸い玉を受ける女性

結論:心理的な効果を上回るものは期待できない。

  1. 概要:医学的な根拠はない。心理的な効果を上回るものは期待できない。
  2. 質問腰痛対策に吸い玉は?
  3. 回答効果的な対策だと言えない。明確な根拠がなく、心理的効果の域を出ない。
  4. 心理的効果とは?一種のプラセボ(偽薬効果)でもある。信じる力が本当に良くなったという気持ちにさせる。
  5. 軽い痛みなら取れる脳の、一度に複数の情報を同時に処理できない仕組みを利用する。皮膚に刺激を与えている間、痛みを紛らわす効果は期待できる。ただし、一時的なもの。
  6. 吸い玉の実際①治療院やサロンの営業上の都合で導入しているケースがある。お客をお店に拘束する目的
  7. 吸い玉の実際②女性客の無知に付け込んだコンプレックス産業

腰痛対策に吸い玉は効果的な対策だとは言えない。吸い玉は特定の疾患の対策ではなく、民間療法の一種であり、健康法。あくまでも健康維持を目的としたものであり腰痛対策に特化したものではない。主な効果は陰圧(吸引)を皮膚に与えることで血流を良好にする効果があると言うがあくまでも心理的効果の域を超える根拠はない。

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質問:腰痛対策に吸い玉は?

今回の質問は腰痛対策、もしくは今現在腰痛を患っている方の治療として、さらには腰痛の発生予防という意味で民間療法の吸い玉はどうなのか?という相談になります。

ちなみに吸い玉は以下のような背中の皮膚に吸盤を取り付けて、空気を抜くことで皮膚を優しく吸引する療法のことです。

吸い玉を受ける男性

カップを複数個、背中に取り付ける。そうしたら炎でカップの中の空気を燃焼したり、チューブでカップ内の空気を吸い取って真空状態にしたり、またはゴムの吸盤を皮膚にくっつけてゴム管をペシャンコに押すことで内部の空気を抜く。

効果としては、空気が抜けたカップはキューッと引っ張る力が生じそれが背中の皮膚を引っ張る。この引っ張られた部分の皮膚の血流が良好になる。一部の俗説では新陳代謝が活発化する。脂肪の塊であるセルライトがこれによって粉砕される。痩身・美容効果がある。などとされてエステや整体院、整骨院、オイルマッサージ店でも導入されているケースがいくつかあります。また、一部の患者さんではこの療法によって本当に痛みが改善したという方もおられます。

一般的な名称としては「吸い玉」と呼ばれますが、別名「カッピング」と呼ばれることもあります。

これが腰痛対策に良いのか?というのが今回のご質問になるわけです。

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回答:効果的な対策だと言えない。明確な根拠がなく、心理的効果の域を出ない。

では回答になります。率直な意見として
「効果的な対策だと言えない」
つまりNO!です。

「はは~ん!分かったぞ!お前の店の治療を受けてもらいたいから適当なことを言っているのだろう
と手前味噌の意見としてどうしても映ってしまうことでしょう。
やっぱり私共治療家は、自分の信じる療法を持っておりますから他人の療法が効果があるのかどうか?を是非するのはそもそもナンセンスです。つまり、元々テーマの設定自体が間違っているとも言えます。

ではどうして否定するのか?
それは、吸い玉が腰痛に良いという明確な根拠がないから。吸い玉の効果は、有る意味ではお天気の良い日に
「あ~気分が良い!体が楽だ!」
と思うのと同じなんですね。
つまり、心理的な効果の域を出ないのです。もちろん
「心理面が一番重要だろう!」
と言ってしまえばそれまでの問題ですけどね。
吸い玉は民間療法の一種で単なる健康法に過ぎません。腰痛に特別良いものではありません。

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心理的効果とは?一種のプラセボ(偽薬効果)でもある。

では心理的効果とは何なのか?これは一種のプラセボ(偽薬効果)とも言えます。
例えば、お薬の試験をするときに被検者(検査を受ける人)に
「はい、元気が出るお薬ですよ
と薬を渡して飲んでもらいます。
薬を飲む
すると、バイアグラや滋養強壮薬、興奮剤のように本当にそういった元気の出る効果がある薬であっても
何の効果も無いお菓子のラムネの粒であっても
「元気の出るお薬」
という言葉の影響で本当に元気になってしまうケースがあるんですね。
中には
「も・・・もう我慢できない!」
と極端に元気モリモリになってしまう方もいる。

こういった何かを信じる力によって本当に体に影響を来たしてしまうものがプラセボと呼ばれております。このプラセボの効果が余りにも強烈であるため真実を見誤ってしまうこともあります。

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つまり、医学的根拠の有無に関わらず民間療法や治療では信じられないほどの効果が得られることがあるんですね。それは時として、治療行為そのものよりも治療をする先生との人間関係の方が大きく影響するとも言われております。間違いなく言えることは吸い玉治療は、このプラセボの域を出るものではないということ。

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軽い痛みなら取れる:脳の複数の情報を同時に処理できない仕組みを利用する。

では単なる思い込みで完全に治療効果がないのか?というと決してそういうわけではありません。丸っきりのデタラメでもないんです。

軽い痛みなら取れる可能性があります。

ただし、痛みが取れるだけでそれが「治療効果」と言えるかどうかは別の問題。
どういうことなのかというと、脳の仕組みを利用すると簡単に鎮痛することが出来るから。
脳は複数の情報を同時に認識することができません。
カッピングの吸引刺激を脳に先に与えると、その間肩こりや腰痛の痛みを感じることがありません。
もちろんこれが有効なのは軽い痛みだけ。痛みと同程度の量の吸引の刺激を与えると痛みが緩和されます。

これを治癒と言えるかどうかは人それぞれの考え方によるでしょう。しかし、痛みを一時的に感じなくさせることは確かです。
ただし、あくまでも一時的なものであり、継続的な効果はありません。

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吸い玉の実際①:治療院やサロンの営業上の都合で導入しているケースがある。お客をお店に拘束するため

また、カッピングに関して業界的に言えることですが、治療効果を期待して取り入れているというよりも、どうやらお店側の営業上の都合で導入しているケースがあるんですね。

要するに先生、セラピスト側からしたら吸い玉を使ってお客さんに寝て過ごしてもらっている間、手を空けることが出来ます悪い言い方をすれば「手を抜ける」。先生が疲れない。
マッサージは完全手作業なので本来は複数のお客さんを相手に出来ません。
ところがカッピングを用いることで複数のお客さんを相手に出来る。
予約が重なってもお客さんを断らずに済む。
こういった営業面での都合で取り入れているケースがあるんですね。
整骨院に行くと電気治療とカッピング、マッサージの3本柱で、1人のお客さんを1時間近くお店に拘束していることもある。1人の先生が複数の患者さんを同時に受け持つことが出来る。こういった営業施策の一つとして取り入れているのが実際のところではないかと感じます。

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吸い玉の実際②:女性客の無知に付け込んだコンプレックス産業

また、吸い玉治療を取り入れているお店は恐らく、女性客の無知に付け込んで
「脂肪を吸引します」
「痩身効果がある。」
「お腹が引き締まる」
「ダイエット効果がある」
「便秘が治る」
「皮膚が綺麗になる」
「シワが無くなる」
といった女性が抱くコンプレックスをくすぐるような宣伝をしてはおりませんか?
これなどは治療の目的はありません。
宜しいでしょうか?
痩せる方法は二つしかありません。

  1. 食事摂取を減らす(摂取カロリーを減らす
  2. 運動量を増やす(消費カロリーを増やす

そう、たった二つしかありません。しかし、一般的に過度に食事摂取を減らすと貧血を起こしたり、筋肉まで痩せてしまい逆効果になる。だから長期的に運動に取り組むことが良いと言われているんです。
カッピングをすれば痩せる。綺麗になれる。
これは女性の皆さんのコンプレックスに漬け込んだ悪質な嘘です。
無知な人からお金を騙し取ろうという悪質な治療院なので絶対に気をつけましょう。
「痩せる」という言葉が体操やエクササイズなどの主体的な努力無しで登場したときにはまず嘘をついていると受け取って間違いはありません。

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間違ったケア

結論:楽なことは体にとって必ずしも正解ではない

  1. ぎっくり腰のケアで気をつけること楽な姿勢と良い姿勢は異なる。
  2. ぎっくり腰は揉んで治るのか揉むと炎症が悪化するからダメ、揉むと背中のコリが取れて症状が緩和される。などの賛否両論がある。基本的には心理的な影響が大きいケースでは揉むことは有効となる。
  3. 腰痛患者にありがちな日常ケア腰痛持ちの多くはツボ押しマッサージ機や指圧器などを用いてセルフマッサージをしたり、ストレッチを日常的に行うが体を積極的に動かすケアは基本的にしていないことが多い
  4. エステは腰痛にどうなの?美容健康に良いというから腰痛にも良いと思えるが・・・・やはり民間療法である。
  5. どんな刺激も度を越せば腰痛になる温めるべきか冷やすべきかなど何を用いるべきかは差ほど大きな問題ではなく、大切なことは適度な刺激を用いること。気持良いと思える範囲の刺激をほどほど与えることが調度良い。強い刺激はすべて痛みに変わります。
  6. 腰を落して腰痛軽減は治癒であらず軽く腰を落とすと若干ですが腰痛が和らぐことがあります。ところがこれを治ったと思うことは大きな誤り。ある最大の欠点があるのです。
  7. 腰痛対策に吸い玉は?効果的な対策だとは言えない。
  8. aぎっくり腰は10日も寝ていられない患部を安定化させ、炎症箇所に加わる刺激を減らせば動けるようになることが多い。
  9. aぎっくり腰は寝ていると悪化する。安静は関節に癒着を起こす。関節可動域が狭まる。軟骨が歪んでヘルニアを起こすこともある。
  10. aぎっくり腰の対処は、手当たり次第に着手しても無駄になるぎっくり腰の原因に沿った対処が必要です。
  11. 信じられない日本の独自療法現代医学の常識では考えられないような日本の独自療法についてご紹介します。麻酔がない時代は木槌で頭を叩いて気を失わせて手術をしたようですね。
  12. a腰痛ケアはやりすぎに注意する何事もほどほどにとどめる
  13. a無知から起こる間違ったぎっくり腰対処腰痛持ちだから腰が痛いという思い込みにより初期の対処をしていない
  14. aaa腰痛対策の間違った着眼点持ち上げる局面や腰を大きく動かす場面ではなく、むしろ日常の過ごすときの腰の状態に着目しよう。
  15. 治療の間違った考え方テレビで紹介されているのは健康に関しての一般論でありぎっくり腰の治療とはならない。治療に関しては整体を受診することが良く専門家の直接の指導を受ける
  16. a腰に力を込めるほどぎっくり腰は痛い力みで痛みをごまかすと痛みが慢性化する
腰痛の受傷早期のケアについて

早期ケア関連

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ぎっくり腰ケア

ケアの考え方

間違ったケア

対応対処

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急性期の腰痛判断

急性期の腰痛対処

慢性期判断、検査

医療機関の対処

一般的対処A早期ケア・間違ったケア

一般的対処B慢性期

食事・栄養

手技対処

腰痛対策

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信じられない日本の独自療法

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