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正しい姿勢が分からず、ぎっくり腰を繰り返している

猫背から腰を反らしてぎっくり腰になる女性

結論:フィジオロジカルカーブ「全体」を操作すること。腰だけを反らすとぎっくり腰になる

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今日は、可哀そうな女性の話です。彼女は生まれて18年間、正しい姿勢を誰からも教わることがありませんでした。自分で悪い姿勢をしていても、何もできずにいたのです。姿勢を良くしようと意識はするのですが、無理をするとぎっくり腰になってしまいます。

思い返してみると、私たち大人も、誰からも姿勢について教わる機会がありませんでした。

歩き方、立ち方、座り方など「親の真似」をするぐらいです。親の姿勢が悪ければ必然的に、子供の姿勢も悪くなります。親を恨みたくなるかもしれませんが、お父さんやお母さんも、そのまた親の姿を真似しており、もともと姿勢が悪いのは遠い祖先の影響だったりもします。

姿勢は、私たちが日常を過ごす中で最も基礎となるものです。何をしていても姿勢が悪いと病気や怪我を避けられません。それなのに、学校教育でも教わることがありません。無頓着な人は、大人になっても悪い姿勢で周囲の目を気にすることなく過ごしています。
姿勢の悪い人
亀のように首を突き出して歩く姿は、いかにも足腰の負担が大きそうです。そういった女性を見かけるといっつも思います。
「本当は美人なのに、もったいない!」
見ているだけで可哀そうになってしまいます。私は整体師という職業柄、そういった歪んだ姿勢を見かけると、「ボキボキッ」と矯正してあげたくてウズウズしますよ。

では、今回もヤフー知恵袋で見つけた症例について考察してみましょう。最初に参照をご覧になってください。

~参照ここから~

◆出典:ヤフー知恵袋、

◆質問日時:2019年1月6日、

◆書き出し:「正しい姿勢と歩き方がわかりません~」を参照、

◆患者:

  • 18歳
  • 女性

◆経緯:

日ごろから姿勢が気になっている。



「猫背」だから背筋を伸ばそうとする



ぎっくり腰の痛みが走る



今度は「反り腰」になったと思い、「腹筋」と「お尻」に力を込めてお腹を凹めている。



どうしてよいかわからずにいる。絶対に治したい

◆備考:

ラジオ体操で背中を大きく反らすとぎっくり腰の痛みが起こる

~参照ここまで~

言葉では分からない

それにしても、かなり症状が大変そうですよね。悪い姿勢を矯正しようとすればかならずぎっくり腰が起こります。

猫背を治そうとすると反り腰になってしまい、腹筋やお尻に力を込めてしまうとのことですが、腹筋に力を込めるのはまだいいです。問題はお尻に力を込めてしまうことです。

お尻に力を込めるほどに、お尻の筋肉が発達して、お尻が大きくなってしまいます。お尻が大きな女性は、その多くが悪い姿勢からもたらされているのです。
反り腰姿勢

姿勢を良くしようとして、反り腰になると、それだけで体形に大きな変化が見られます。出尻り、扁平胸、ポッコリお腹、あごの輪郭消失など、たくさんの女性的なボディーの特性が失われます。

この姿勢の悪さを筋肉の働きで補おうとすると、お尻の筋肉の負担につながりお尻の肥大化が起こってしまいます。

また、腰が反るほどに腰骨の腰椎の負担となります。
腰が反りすぎて腰椎を痛める

ところが、どういった姿勢が良いのか?これを言葉や、図で理解することは極めて難しいです。実際に言葉で説明するよりも、姿勢を矯正してみると、良く分かります。正しい姿勢のバランスで立つことが出来ると、驚くほど少ない力で姿勢を保つことができ、腹筋や背筋の負担も幾分も和らぎます。

姿勢が安定するため、肩こりや頭痛などの上半身の不調や、膝痛などの足の症状も和らぐことがあります。姿勢が安定すると、筋肉の働きが活発化し、内臓の働きも高まります。毎日快便で、便秘もスッキリする女性が多いです。

フィジオロジカルカーブ

正しい姿勢では、フィジオロジカルカーブについてご理解いただく必要があります。

フィジオロジカルカーブ
フィジオロジカルカーブとは、背骨にもともと備わるカーブのことです。通常は、首の頸椎や、腰の腰椎が前に彎曲します。背中の胸椎は後ろに彎曲します。目安として、通常は、頸椎や腰椎は、胸椎よりも椎骨(椎体)1個分ほど前に出ています。異常姿勢を持っている場合は、頸椎が椎骨2個分以上、前に突き出しています。また、反り腰になると、腰椎が2個分前に移動し、猫背では腰椎が2個分後ろに偏移しています。

今回の質問者は、猫背が気になっており、胸を張ろうとしたところ、ぎっくり腰になってしまいました。つまり、フィジオロジカルカーブでいうところの後方に偏移した腰椎を、前に急に動かしたため、この反動によってぎっくり腰になってしまったわけです。
腰椎の後方偏移から、腰椎の前方偏移

姿勢を正すときには、胸だけを張ろうと思わないでください

胸を張ろうと思うと、必ず腰椎が反りを強めています。このことを「反り返し」と表現します。胸を張る動作のほとんどを腰椎の動作で担おうとします。そのため、腰を反らしすぎて「反り返し」によって痛めてしまいます。本当ならばフィジオロジカルカーブ全体で姿勢をまっすぐにすることが理想です。

厳密にいえば、股関節や、ひざ、足首など全体の姿勢を意識して、姿勢を正すことが大切です。

この全体の姿勢のバランスを取り合って「正しい姿勢を取る」ことが言葉で説明すると非常に複雑な説明になるため、実際に治療院で体の状態を見てもらい、正確に評価してもらうことが大切なわけです。1度体を使って説明を受けるだけで
「その後の生活がずいぶん楽になった」
と、おっしゃられる方もいます。

例えば当院を利用された方では長年の姿勢の悪さを改善し、肩こりや腰痛がスッキリよくなり、ぎっくり腰の再発もなくなって満足されている方が大勢います。

整体

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変性後彎症による腰痛

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姿勢

「姿勢」カテゴリーを6つのジャンルに「区分」します。

腰が曲がる

立位姿勢

反り腰

背骨の彎曲した姿勢

座り姿勢・イス

その他