腰痛を起こす力学的要因

力学

  1. 防止における重心の考え方柔道や体操では頻繁に耳にする重心、一般人では無頓着なことが多い。
  2. 陥り易い人に見られる重心移動の特徴陥る人と陥らない人の違いは動作経済性
  3. ベビーカーの押し方腰が引けて手だけで押すと腰を悪くする。
  4. テコとの関係重たいものを持上げようとするからなるのではなく、腰を深く屈めることでテコのアームの距離が延長されることで生じる。
  5. 陥り易い腰が引けた動作について『腰が引ける』というのは腰部の変形を表す言葉ではなく、緊張や恐怖のあまり慎重になり過ぎることで両手を遠くに延ばして相対的に手から腰の位置が離れてしまっているために、物を持ち上げるときなどに腰に充分に力を入れられなくなってしまうことを言う。
  6. 正しい腰部の荷重バランス椎体8.5、椎間関節1.5の8.5:1.5の比重になることが良い。
  7. 腰の力の有効な使い方対象物を腰に密着して扱うと力がしっかりとつたわる。またボール投げなどでは体を反対方向に反動を使ってから伸展・側屈・水平回旋・屈曲と可能な限り沢山の筋肉を動員するようにすることが良い。
  8. 軸捻力と腰痛の関係背骨は駒でいうところの軸のように回転する。人体では様々な方向に背骨は動くため背骨は椎骨が24個連なって各部で背骨に加わる力を分散して局所に力が偏らないようにしている。軸捻力を保つために必要となるのが椎間板であり、椎間板の内部の髄核が芯として機能する。デスクワークなど悪い姿勢を取り続けていると芯が歪んで軸捻力が失われて局所に負担が集中してぎっくり腰を起こしてしまう。
  9. ぎっくり腰にならないための力の使い方腰を入れた動作の重要性について
  10. 姿勢でもっとも重視するべきが重心重心が偏移するとバランスを保つために悪い姿勢を取って腰を痛めます。
  11. 加速度の法則を意識したぎっくり腰対策加速度は力の大きさに比例し、質量の大きさに反比例する
  12. aaa重心線偏移とは?体の体重が乗っている軸が真ん中からぶれること
  13. 作用・反作用を意識したぎっくり腰対策物体は押せば押し返される。力を加えると反対方向の力の影響も受けるため体に負担が加わる
  14. aaa動力学的腰痛と静力学的腰痛固定姿勢の腰痛は運動をする。動きすぎの腰痛は休む。
  15. 重心動揺によるぎっくり腰は下半身の関節の遊びによって起こる背骨のカーブを適切に保つと良い
  16. 合成力とぎっくり腰ぎっくり腰は腰を曲げた瞬間になると言いますがそれだけではありません。単一の力が腰痛を起こすのではなく、もう一つの力の発生に着目しましょう。ぎっくり腰は必ず合成力によって生じております。
  17. テコを意識した腰痛防止支点・力点・作用点を体で意識し、支点から作用点の距離が遠くなるほど腰を痛めることに着目する。胴体を垂直に保つことが良い。

腰痛に関係している力学的な要因の全般についてまとめます。



安定・バランス

  1. 全身が硬直するからツイストを制限され腰を傷める体にストレスが加わると、本能的に全身が硬直する。すると特にツイスト運動が制限される。そして腰を痛めやすくなる。
  2. 体はリラックスするとまっすぐになる。適度に体にS字カーブがあると、体は垂直状態を保てる。安定すると力を使わない。
  3. 安定性年をとって足腰が衰えてしまったと考える方の多くが意外にも力学的に不安定な状態で過ごしている
  4. 体がふらついてすぐ腰痛になる安定性が低下して腰の負担が増加するから。
  5. ぎっくり腰防止で見直すべきは安定性安定性を高めると少ない力で立位姿勢を保てるため腰周りに余力が生まれぎっくり腰が減ります。
  6. aaaバランス能力と腰の抵抗バランスが良いと安定に力を使わず、腰が動作を妨げない。
  7. 腰痛と動的安定性安定が腰痛の発生に関係することは知られているけど止まって微動だにしない制止した状態が良いとばかり捉えられており、動いているときの安定性についてはさほど着目されることはない。
  8. 腰痛対策で安定を追究する理由一般論では筋肉を鍛えろとか痩せろとか、ストレッチしろなどというアドバイスが定説ですが、物理学的には安定を高めることを腰痛対策では一番に求めます。
  9. 平衡感覚を鍛えるための重要なものとは動いているときの推進力や遠心力が加わる状況での安定を保つ能力を養うこと

安定性やバランスと腰痛の関係についてまとめます。



スタンス

結論:足幅を広く構えるほど安定に優れ腰が楽。狭く構えるほど小回りが利く。

  1. 支持基底面とぎっくり腰の関係普段の姿勢がまっすぐであること。足幅を広げて立つと腰の負担が減る
  2. ワイドスタンスのデメリット重たい物を持ち上げたりするのには良いが股を開いた状態のため、太腿の筋肉が常に働いて膝を酷使する。
  3. ワイドスタンスの効果スタンスを広げるほど安定が増して、動作の距離が短くなる
  4. スプリットスタンスのメリット足を前後に開くスタンスは前後方向の動揺を防止し、ワイドな足幅になるため安定感も増す。動作の距離も短縮できる。
  5. スプリットスタンスのデメリットしゃがみ込んだり安定を保つのには良いが左右均等なフォームではないため横に安定に乏しい
  6. ぎっくり腰は狭い場所ほどなりやすい 狭い場所ほどスタンスが狭いため重心が高くなる。腰の負担が増す
  7. スペースの広さと腰痛スペースが広いほど腰痛になり難く、狭いほど腰痛になりやすい
  8. ぎっくり腰防止のスプリットとワイドスタンスの使い分け縦に足を開くことと横に足を開くことの違い実際にやってみると良く分かる
  9. 簡単に支持基底を広げるには?靴を脱ぐこと
  10. 足元が不安定だとぎっくり腰になるグリップ性能の優れた靴を履くと安定が増して腰の負担が軽減される。
  11. 腰痛対策に応用したい武道の構え武道では相手と向かい合うときに必ず構えが自然とできる。安定している構えほど楽に強い力が出せるため。
  12. 一軸法で安定を養い腰痛を防ぐ腰の筋肉が立位の安定を保つときに働くほど腰痛を起こす。安定を高めると力を使わないため柔らかな腰の筋肉が保たれ、衝撃に強くなる。腰痛も起こらない。
  13. 腰痛になりやすい人のスタンス相撲取りのようなどっしりと腰を落として足を開いたワイドスタンスは安定性と力の発揮に優れるが直線的な動きにかぎられてしまう。フィギアスケーターのようなクローズスタンスは機敏な動作ができるだ安定性が悪く力の発揮が弱い

足幅や構えと腰痛の関係についてまとめます。



腰痛と慣性

慣性とは止まっている物体は止まり続け、動いている物体は楽に動き続けるというもの。

  1. 動き始めに腰が痛くなる物体運動は動き出す最初ほど大きな力を必要として、一旦動き出せば大きな力は必要としない。
  2. 動き始めるときに腰が痛くなる物体運動は止まっているところから動くときに沢山の力を要する。
  3. 初動負荷と腰痛腰痛は動作の動き出しのタイミングに最も起こりやすい。動き出すときにはたくさんの力を必要とするため腰の負担が大きく、尚且つ反動を使ったりと思わぬ力が働くため
  4. 急に止まったときに腰が痛くなるのは何で?拮抗筋の働きが弱いから
  5. 遅すぎる動作は腰の負担が増す腰の痛みが怖くて慎重にソロソロと動くが余りにも遅いと負担が大きくなる。むしろ安定した速度で動いた方が腰の負担は少ない。
  6. 遅過ぎる動きは慣性に逆らい、腰痛を悪化させるノロノロした動きは安定した速度の動きよりも沢山力を要して余計に腰の痛みが悪化する。
  7. 立つよりも歩く方が腰が楽なのは安定による一定の速度で動いていると物体は安定性が高まる。自転車と同じ
  8. 慣性の法則を意識したぎっくり腰対策止まっているものは止まり続け、動いているものは動き続けるという法則

物体運動に大きな影響を与える慣性と腰痛の関係についてまとめます。



腰痛と体の偏り

  1. 体の偏りの原因股関節関節唇の機能不全によjるもの
  2. 右半身と左半身の関係性について左右の協調性を高めると改善される。右臀部の痛みは左股関節の可動域を高めると結果的に改善され立ち上がれるようになる
  3. 体の片側ばかりが辛くなる原因、椎間板の軸のずれ重心線が左右に傾いていると片側ばかりが痛くなる。体重計を二つ用いると良く分かる
  4. 体の片側ばかりが辛くなる原因重心位置が片側に偏った片足荷重になるからである。
  5. 偏った姿勢による拘縮によるものデスクワークなど偏った座り姿勢は股関節や体の様々な関節に強張りをもたらし、腰が代償的に姿勢を補ってぎっくり腰を起こす。
  6. 体の軸の傾きがあるときに気をつけること軸足と効き足の筋力バランスを整えることで効き足の短縮を防止して骨盤位置を補正しよう。
  7. 均等に使っているのになぜ右を悪くする。日本は右利き文化だから
  8. 右側ばかりが痛くなるのは?胡坐など足の組み方のクセによるもの
  9. いつも腰の同じ側ばかりが痛くなる理由偏った使い方によるものだがなぜ偏ってしまうのか?実は地球上に偏っていないものは存在しない。
  10. いつも体の左側ばかりが痛くなる理由体の軸が左に傾いている
  11. 左右差による腰痛体に左右差が生じるのは左右で役割分担をすることでそれぞれの錬度を高めるため。
  12. aaa右半身痛くてたまらないが良くなる方法ある?軸足の偏った使い方によるものが多い。足ツボが良いよ。
  13. aaa腰の動作の左右差はどうやって治すのか?動きの良い側を動かすと、動きの悪い側も改善される
  14. 正中軸の偏りを来たす要因体の軸が左右どちらかに偏っているため毎回肩や首、腰、膝など同じ側にダメージが蓄積して痛めてしまう。腰では椎間孔が狭窄されて神経障害型のギックリ腰を生じる。左右差は日常生活の左右の偏ったクセによるもので日頃から左右を均衡に用いるように心がけることが良い。
  15. 腰の筋肉の左右差による腰痛腰痛持ちの100%に必ず診られる左右差、強い方が弱い方をかばって起こる
  16. 重心偏移によって生じる腰痛の種類重心偏移によって生じる腰痛では多くが末梢神経が椎間孔で障害されていることが多い。
  17. 左右の片側ばかりが痛む原因とは?①利き腕など左右差によるもの、②生活習慣など右利きの文化の中で暮らすため、家具や生活様式すべてが右になっていること。③腰部の構造的な問題により椎間板が左右に偏り安いからなどが上げられる。
  18. aaa利き手の左右差と腰痛利き手の左右差によって偏った腰の疲労が生じる。弱った右手を強化することが良い。

バランスを失って偏った状態と腰痛についてまとめます。



腰痛力学関連

力学関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

力学

スタンス

腰痛と慣性

安定・バランス

偏り

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