ぎっくり腰で病院に行くと何をしてもらえますか?

病院

結論:検査をして「命に別状ないか」を確認してもらえる。

ぎっくり腰で病院に行くメリットはあるのか?

ぎっくり腰になったときには、多くの方が腰の痛みを早くに何とかしてもらいたいとお思いになられるはずです。多くの方は、こういったときには整体をお求めになられて早期に仕事に復帰しています。例えば当院では、こちらのリンクのような対処をしています。
整体

ところで、ぎっくり腰になったときに身近に病院しか医療機関がなかったとします。このときには病院ではどういったことをしてもらえるのかについてお話します。

通院の全体の流れ

◆通院での全体の流れ

  1. 受付
  2. 問診表記入
  3. 待合室での待機
  4. 医師の診察、
  5. 検査、
  6. 検査結果の診断、
  7. お薬や湿布、コルセットの処方
  8. 次回の再来院の予約

一般的な流れは以上となります。これは皆さんが自分の足で病院へと通院した場合のものです。

緊急搬送での診察の流れ

次に皆さんが自力での通院ができず、万が一救急車を呼んだ場合についてです。

◆救急車での受診の流れ

  1. 担架で運ばれる。
  2. 可能なら問診票の記入、無理なら看護士が詳しい話を聞いて問診表を代筆する。
  3. ベッドに寝かされて診察を待つ。
  4. 医師の診察を受ける。
  5. レントゲンやCTなどの寝たままの画像検査を受ける
  6. 検査結果を診断する
  7. お薬を処方される。
  8. 自分の足で帰宅できるなら帰る。帰れなければ歩けるまで入院

診察

最初は病院では診察を受けます。時間短縮のために患者はあらかじめ、症状の要点を問診票・診察表に記入します。自分の名前や、性別、生年月日、住所などの個人情報を記載します。受付時には保険治療を希望される方は保険証の提示が義務付けられています。

医療機関の患者の混み具合によっては、待合室で待たされます。総合病院を受診した場合は、たいていのぎっくり腰は数時間待ちになります。

混雑を回避したい方は、病院ではなく最初から整形外科医院を受診します。それでも1時間待ちになることもあります。暇な医院だとすぐに診察を受けられます。

緊急搬送された場合は待合室ではなく、ベッドのある部屋に運ばれて、寝たまま医者の診察の順番を待ちます。もしくは車輪の付いたベッドに乗せられて診察室に直行します。

こうして担当医と面会して、先に記載した問診票に基づいて問診をします。
問診

レントゲン

診察時にはレントゲンを撮影します。画像検査で腰骨の骨折を判定します。妊娠している可能性のある方は放射線が胎児に悪影響を与えますので撮影はできません。

また、順番は前後しますが、足を持ち上げたり、腰に触れたりして腰の病気の程度を判断することもあります。徒手で行う検査を理学検査といいます。

診断

こうして検査をした、医者の見解を診断します。

「この病気だろう」

と原因を断定するわけです。
この断定に基づいて、命の危険性のある腰の病気ならば、大学病院へと転院させます。

紹介

病院では、自然に放っておいてそのうちに治る腰痛なのか?治らないけど命に別状ない腰痛なのか?すぐに手術が必要なのか?こういった判断をします。

自然に治るものなら、ここで対応は終了します。

病院の一番の必要性は命に別状のある腰の病気を大学病院へと紹介することです。

紹介の流れは以下のようになります。

◆一般的な紹介の流れ

・整形外科医院(一次医療機関) → 病院(二次医療機関) → 大学病院(三次医療機関)

ときに病院から整形外科に紹介をしたり、内科などの他の診療科に紹介をすることがあります。基本的には病院の役割は病気を治すことではなく、大学病院への患者の受け渡しをするだけです。

治療はない

病院では治療は基本的には行われません。放っておいて治るものには痛み止めや湿布を処方します。結果的に患者さんが1か月ぎっくり腰に苦しもうとも、1年闘病しようとも、放っておいて治るものに治療はしません。

放っておいて治る患者さんには症状を和らげるお薬やコルセットを処方します。動くのが大変なら松葉杖や車いすを提供します。自力での生活が不可能なら入院をします。

案外、自力で動けても、腰への不安から入院する人もいます。自宅で寝ているのと何ら変わらないのですが・・・

どうしても治療を求めるなら

仮に患者さんが、
「どうしても治して欲しい!」
と治療を求めれば、自治体で登録している鍼灸院、整骨院、あんま・マッサージ院へと転院を進めたり、リハビリセンターへの転院を奨めます。

つまり、病院そのものは患者を治す場所ではなく、
患者をふるい分ける場所なんですね。

救急車

結論:ぎっくり腰は救急車を呼ぶものではない。

ぎっくり腰で救急車で運ばれた後はどうなるの?

カラーフラッグによる救急車の優先順位

最も緊急性のあるものについて

救急車は?

腰痛と病院

結論:病院は検査だけ。治療はしない

腰が痛くて病院に行けない

病院で治らない理由

治療機関による診察の違い

気をつけたい医療機関での診断

病院は?

トリガーポイント

結論:トリガーポイント治療は良い

トリガーポイントを生じるぎっくり腰について

トリガーポイントブロックが効かない

腰痛と整形外科

腰痛診療ガイドラインが求める整形外科の役割

ぎっくり腰で整形外科を受診するデメリットは?

ぎっくり腰で整形外科を受診するメリットは?

ぎっくり腰のときの病院と整形外科の違い

整形外科で腰痛が治らないのはなぜ?

医者

結論:医者はレントゲンで骨を見るだけで治療はしない

医者選びの間違い

レントゲン・MRI・画像検査

結論:レントゲンには骨しか写らない。痛みは撮影できません。

椎間板造影について

腰痛にMRIを用いるべきか?

レントゲン検査のメリット

医者が画像検査を使う理由

腰痛はレントゲンで腰を観察しても無意味

レントゲンやMRI検査で見落とされ易いお尻の痛み

レントゲンでは原因の分からない腰痛について