介護の腰痛について

結論:介護職員の腰痛は表面化しないが、すでに「社会問題」である。個人で取り組める腰痛対策で解決する問題ではない。

介護腰痛の原因

  1. 介護腰痛は慣性の法則に逆らっておこる止まっている高齢者を動かそうとするときにはとても大きな力を使う。
  2. 介護動作の三大腰痛原因受傷原因の1位が中腰動作、2位しゃがみ込み、3位移乗
  3. 介護腰痛は低い姿勢で腰を痛める座ったり寝ていたりと高齢者は立っていることができません。そのため低い姿勢を余儀無くされるため腰を痛めてしまいます。膝パットを使って膝立ちを利用すると腰の負担を軽減できることでしょう。
  4. 腰を痛めてしまう理由相手の動作が遅くて、利用者の力を引き出す前に自分でやってしまうことが多い

介護職での腰痛対策は急務であり、働き始める前に腰痛対策の本を最低一冊は読んでおくべきです。近年は介護職のための腰痛本もいくらか出版されてます。



介護の腰痛防止

  1. 防止は残存能力を引き出すこと移乗動作などで腰を酷使して痛めてしまうため出来る限り利用者の残存能力を生かすこと
  2. 腰を痛めない秘訣は自立支援 自立を少しでも支援して残存能力を高めること
  3. 腰痛に陥らないためには自信を持たせる加齢というあきらめの状態から利用者に自信を持たせること
  4. 介護者の防止法利用者のためだと良かれと思って安易に手助けしてはならない。
  5. 介護での腰痛防止にはフォーストレップ法できるだけ介助を少なくし、必要に応じた手助けをする。
  6. できることを当たり前にやってもらう腰痛対策には利用者にできることを当たり前のようにやっていただく。仕事を介護者が取り上げるほどに残存能力が保たれずに介護者の腰の負担を増やす
  7. 腰痛防止は出来るだけ触らない利用者の残された僅かな力を総動員させること。
  8. 利用者の腰痛は治らないのか?介護の利用者は身体機能の加齢による衰えであり病気とは異なる治るという概念には当てはまらない。
  9. できる動作とやっている動作の差を埋める差が大きくなると実際にやっていることしか出来なくなってしまう。
  10. 利用者の依存心を無くす早期から自立した動作を支援すること。
  11. 介護腰痛を起こす悪い動作は「痛い・怖い・邪魔」安全で効率的な動作を心がける。
  12. 介護での防止の道具介護ではサポートウェアやマスターベルト、介護リフトや介護担架が基本アイテム
  13. 介護士の腰痛対策のメインとなるもの介護士は人員や予算が不足している業界であり、対策のメインはコンディション作りと雇用
  14. 介護者の腰痛治療法介護職員が退職する理由の一番に腰痛があるが、社会保険・ボーナス・所得を考慮するとより状況が悪化する。
  15. 介護腰痛は膝を付いた姿勢で防げるしゃがむと膝の負担となり、腰を屈むと腰の負担となる。膝立ちになると膝・腰共に楽

寝たきりや、座っている老人など、低い位置にいる対象を相手にするときに腰を患いやすいです。「中腰」には気をつけましょう。



生活介助と腰痛

  1. 食事介助中の防止立ち上がった姿勢で腰を屈めて食事の介助をすると腰に対しての負担が大きいのでイスに腰掛けて介助をする
  2. 靴下を履かせようとして起こるもの低い位置の作業を実施するときには膝を伸ばしたまま腰を曲げるのではなく、腰を落として膝を使うことが大切。
  3. 食事介助での防止方法ホスピタリティーと身体動作の両面に注意をし、心のケアとの調和を考えた介助方法を検討する必要がある。腰を屈めたり捻ると陥りやすい

出来るだけ中腰を避けるようにしましょう。イスがあれば腰掛ける。腰掛けた状態で食事をお手伝いする。着替えならしゃがんだ状態で手伝います。



腰痛と移乗

  1. 寝たきりの重たい方を持ち上げる方法は?無茶を言わないで!
  2. 移乗での腰の酷使によるもの主婦の女性、介護の移乗で腰を酷使して腰を痛めてしまう。腰椎椎間板ヘルニアによるもの
  3. ベッドからの抱え上げについてベッドサイドまで一旦スライドさせて、できるだけ複数名で持ち上げるように心がける、ベッドの中央にある体を腰を伸ばして持ち上げようとするとギックリ腰に陥る。
  4. 床上から車椅子への移乗足から持ち上げず、上体を先に起こして体の位置をロックしてから足を一緒に持ち上げることで介助者の両名の負担が均等になりぎっくり腰の防止につながる。
  5. 車椅子での座りなおしでの防止真っ直ぐ利用者の体を持ち上げると体重をダイレクトに持ち上げることになり腰を痛め安いので、一旦前傾させて体重移動を利用してお尻をもちあげよう。
  6. 車椅子への移乗動作での防止一旦手前に相手を導き出して立ち上がらせ、完全に立ち上がってから腰を回して動かす
  7. 移乗動作での発生腰に負担をかけぬ介護を心がけるためには利用者に恐怖を与えないことを心がける。
  8. ベッドから車椅子への移乗での防止介護の移乗動作では一方的に持ち上げると腰を痛める。利用者にできるだけ立ってもらう、
  9. 介護職、背中で持上げるのは?力学的には良いが、そもそも男性で体重の40%、女性で24%を超えるものを持ち上げることが問題。

柔道では、相手を簡単に投げるために、「体勢を崩してから」技をかけます。移乗では体を預けてもらうことが楽に行うコツ。そのためには利用者を怖がらせない。心理的な抵抗を解くことが不可欠です。



腰痛と起立・体位変換補助

  1. 立ち上がり介助は前に引き込むと腰を痛めない真っ直ぐに持上げようとすると腰の負担が大きく前に引き込もうとすると動作が楽になる。
  2. 起立介助での防止のコツ上半身を前方に移動させる起立のメカニズムを利用しよう。真っ直ぐ真上に持ち上げると起こし安い
  3. 正しい介助とは?鳥の羽根が触れるような介助動作であり、必然的に利用者に自信をもたせることができる。
  4. 楽に持上げるコツ持ち上げる相手の顔の向きが重心位置に大きく関係し安心させて向かい合うほど楽に持ち上がり、相手を不安にさせて顔を背けさせるほど体を乗せにくく重くなる。
  5. 虫様筋握りとの関係指先の突起を用いず根元を用いる方法は介護利用者が安心することで余計な力が入らずに済むため立たせることが容易
  6. 介護では斜めに抱え上げると腰を痛めるテコの原理を利用することが最も楽に動作ができる。介護で立ち上がる動作を補助するときには正面に正対して立つことで前方に寄りかかってもらうと上半身をテコのアームに見立てたときにアームの距離を延長できるため楽に立ち上がらせることができる。
  7. 介護の抱き起こしのときの防止について起こすときにはテコを意識して股関節が支点としたら、支点から遠い頭部や頚部に手を添えて持上げて起こす。
  8. 介護で体引き上げたら腰を痛めた介護で利用者の体を動かすときには出来るだけずらす動作を用いてみることが良い持上げると腰の負担が大きすぎてしまう。
  9. 腰を痛めないイスからの起立介助垂直に相手の体を持上げようとすると抵抗が大きい。立ち上がるときのおじぎ動作を促すように一歩後退しながらお尻を持上げると楽に上がる。

向かい合った状態でおじぎをしてもらう。おじぎの腰を屈めるタイミングにあわせてお尻を持ち上げてもらいます。



介護その他

  1. 介護腰痛は好奇心によって防げる介護士の腰痛を減らすためには現状では介護を受ける老人の絶対数を減らすことが急務であり、老化とは物事への好奇心や関心、興味を失うことからもたらされる。
  2. 防止するための方法利用者の喜び利用者の本質的な喜びが自由を手に入れることであることを念頭にできるだけ自立を促せるように残存能力を発揮させる
  3. 腰痛は職業病か?介助とは力を使うものであらず、介護職の腰痛は職業病であらず
  4. 介護職の方の膝痛介護でしゃがみこむ低い姿勢を多用すると大殿筋に負担が加わり膝に外旋ストレスが加わって内側半月板に痛みをもたらすことがある。
  5. 介護職で慢性腰痛、膝が痛くなった介護では低い姿勢をとるため、腰をかがめると腰部の故障の原因、しゃがみこむと膝の故障の原因となる。両者をバランス良く使い分けることが必要。
  6. 介護職で無理な労働につく男性腰を痛めずに移乗をしたいというが短絡的な対応ではどうにもならない。
  7. 両親の介護によるもの介護によって肉体疲労が蓄積して過労になっている。
  8. 介護職男性のぎっくり腰杉並区の介護職男性、肥満体型を持っている。介護職は低い姿勢を余儀無くされるため大腿四頭筋などの体の前面筋群を酷使して、腰椎の椎間関節を傷め易い。

中腰姿勢を多用する介護は腰痛になりやすいです。腰痛を回避するために「しゃがむ」動作をたくさん使うと、今度は膝を患うこともあります。



介護職の腰痛相談

  1. 介護腰痛の給与補償は?仕事中に腰を患ってしまった。泣き寝入りしたくない!でも、簡単には応じてもらえないです。
  2. 介護の仕事でぎっくり腰になり退職したい。介護職そのものを短期間限定の職業の受け皿だと考えるべき。
  3. 腰痛持ちの介護職の選択についてキミは何のために介護職をするのか?何を思って介護職をするのか?誰のためなのか?
  4. 介護職でヘルニアになり退職、保証はあるか?あまりにもアクセスが少ないキーワードですから、こちらのページに掲載させていただきます。
  5. 介護就職による腰痛は人材の墓場圧倒的な高齢者の人口の前に介護職は完全に崩壊しており、ドロップアウター達を消耗品として使い捨てる墓場と化している。腰痛を患って生活保護に転落する職員は余りにも多い。
  6. 腰を痛めて介護職を辞めましたしっかりと治療に専念し、職業訓練をしましょう。現代ではパソコンオペレーターなどの仕事もあります。
  7. 腰を痛めて介護職を続けて行く自信が無い作業動作を見直す必要がある。
  8. 介護職 腰痛の職員を休ませるべきか?休ませるべきです。そうでなければ退職されてしまいます。介護職の多くの方は仕事に不満を抱えておられて「休みが欲しい」=「もう辞めたい」という考えを持っております
  9. 介護の仕事で腰を怪我したら次の仕事は何がある?腰痛持ちであることを会社に受け入れていただくことは期待できません。
  10. なったら介護やめる?良く熟考していただき、退職後の身の振り方や、職業訓練、仕事を実際に体験してみるなどのシュミレーションをしてみることが良い
  11. 介護職 腰痛で仕事を休むときの目安症状が悪化するならば休むことはやむを得ぬこと

介護職で、腰を患って退職した。退職した後にも腰痛の後遺症に悩み続ける。そういった方は多数おられます。しかし、中途退職した方でも「正社員」として雇ってもらえる数少ない職種でもあります。



腰痛対策、介護関連

腰痛対策、介護関連

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

介護腰痛の原因

介護での腰痛防止

生活介助と腰痛

移乗

起立・体位変換補助

介護その他

介護の仕事の相談



仕事関連

「仕事関連」をさらに3つのジャンルに分けます。

介護

仕事での腰痛対策

腰痛による職業問題

最新情報

ぎっくり腰の寸前

股関節屈曲を他動で動かしたときに途中でつまるような感じがあった

中腰の腰痛の原因は?

ぎっくり腰の時間

腰痛のときにトイレでふんばるのは?

腰がピキッと一瞬、痛くなったのは?

仕事をクビになった。腰が悪くて働けない

かかとがムズムズするなら、靴下を履こう

かかとの内側がチクチクするのは?

腰痛学級で腰痛はなおるか?

若い人のぎっくり腰

ショルダーバッグで腰が痛くならないためには?

ぎっくり腰 寒い

うつむくと腰が痛い

ヘルニアに効く温泉は?

ストレスで筋肉がなくなるの?

運転中にぎっくり腰になったら?

仕事関連

「仕事関連」をさらに3つのジャンルに分けます。

介護

仕事での腰痛対策

腰痛による職業問題