腰痛と筋肉(総論)

結論:筋肉は力を出しすぎると、血流が途絶える。痛みの成分が生成される。筋肉量が多い人ほど痛みが起こらない。

腰痛と筋肉

  1. ぎっくり腰と抗重力筋重力に逆らって体を起こすためには様々な筋肉がバランスを取り合う。このときに体を起こすだけで働く筋肉のことを抗重力筋と呼ぶ。たくさんある筋肉のうち、腰ばかりを沢山つかうことで腰を患ってしまう。
  2. ぎっくり腰が発生したときの筋肉の状態力が弱くて起こるのではない。対象物をしっかりと確認していない。腰に力が入っていないときに起こる。
  3. a筋内圧腰痛を治すためには筋肉を鍛えることが良い、この理屈の最大の根拠は筋内圧にあります。
  4. 体の前面の筋肉が原因となるもの座位姿勢のデスクワークでは前方筋群の短縮が起こり、それによってまっすぐ体を起こそうとしたときに代償的に腰仙関節に負担が加わり痛みを引き起こす。
  5. ワイヤーロープシステム防止には腰部の土台となる骨盤を牽引して支えるワイヤーロープシステムが大切でチューブトレーニングでハムストリングスを鍛えましょう。
  6. 腰と胸の筋肉の関係回らなくなるのには胸の筋肉の硬さが影響。
  7. 拮抗筋の仕組み腹筋と背筋による動作の支点となる部分は意外なことに胸椎に存在する。
  8. 筋肉とぎっくり腰の関係ぎっくり腰は関節組織の椎間板や椎間関節の障害が原因で起こるというが動いたときに最も痛みが強いのであれば動きとの関係性の大きい筋肉が痛みの原因であることが多い。
  9. 筋筋膜性腰痛症の種類は?幾つかの傾向がある。いためた部位による分類、原因による分類、分類の仕方によって異なる。
  10. 筋膜が伸びると腰痛になる悪い姿勢を取っていると筋肉を包む筋膜が引き伸ばされて緩んでしまい筋肉の負担を増やしてしまう。
  11. 慢性腰痛は筋肉の長さを意識しよう筋肉はストレッチされた状態ほど力が弱い
  12. aaミルキングアクションでぎっくり腰を防止じっと動かずにいると血流が停滞するが動くと筋肉が血流の循環を作る
  13. 筋攣縮によるぎっくり腰の発生原理筋攣縮の発生背景には多岐に渡る要因があり、一言で説明できるものではない。
  14. a関節と筋肉から由来する腰痛の判別圧痛点を生じるものは筋肉、生じないものが関節痛
  15. a前面筋と背面筋タイプのギックリ腰痩せ型の人は背面筋群を酷使し、肥満型は前面筋群を酷使する
  16. ぎっくり腰で重要となる胸腰筋膜深葉の治療多裂筋と腹横筋の緊張によって胸腰筋膜に痛みが生じるケースがある。
  17. 筋膜性腰痛が起こりやすい人筋・筋膜性疼痛、いわゆる圧痛点が生じるタイプの腰痛を起こす人には特徴があり、肥満症の中高年に起こりやすい
  18. ギックリ腰と主要姿勢筋群ぎっくり腰は姿勢を支える筋肉が弱っていることで引き起こされることが多い。
  19. a大筋群は可動域制限を起こす痛みを直接起こすのは小筋群、大筋群は酷使されることで動きを妨げて関節に加わる負担を増大させる
  20. ぎっくり腰で傷める筋肉ぎっくり腰の多くは短背筋群に障害を起こす
  21. ぎっくり腰を防ぐ筋肉の長さぎっくり腰を防止するためには筋肉が余裕を持って働ける長さを意識することが必要
  22. モビライザーとスタビライザー発生に関係する筋肉の種類について

筋肉は持っている力の30%以上のパワーを出すと、痛みが起こります。軽自動車で高速道路を走るとエンジンが焼け付いて壊れるのと同じ。



筋肉の考え方

  1. 筋肉動員数と腰痛腰痛患者の多くは筋肉量そのものは十分にあるけと筋肉の一部がサボタージュを起こしている。
  2. なぜぎっくり腰の防止に筋肉が必要なのか筋肉の最大の役割であるバネの働きをするから。
  3. 単一筋が原因となる腰痛はないぎっくり腰ではこれだけが原因という単一の筋肉が原因となるようなことはなく、ほとんどが似たような作用をもった共同筋の大部分に何らかの症状を持っているもの。これらの筋肉全てに治療が必要である。
  4. 腰の筋肉への依存を続けるとどうなるのか腰部の酷使から腰椎の牽引力が発生し、椎間板の圧迫からヘルニアや狭窄症、ぎっくり腰を招く
  5. ぎっくり腰で悪くなる筋肉単一の「この筋肉だけが悪くなる」ということはない。
  6. 腰痛になるのは筋肉の衰えによる。姿勢の悪さであらず加齢によって筋肉が落ちて腰が曲がるから腰痛になると思い込んでいる方はとても多い
  7. 筋肉が原因のぎっくり腰の対応動いた拍子に痛みが出るもの。筋肉から無駄な力を抜くことが良い
  8. ぎっくり腰になる筋肉の使われ方の共通点腰周りの筋肉が緊張すべきときに働いていない
  9. 単一の筋肉がぎっくり腰の原因となることはない関節が動くときに単一の筋肉だけを動かすようなことは出来ない。大抵幾つかの筋肉が同時に働いている
  10. 腰痛患者の筋肉の使い方の特徴腰痛を患う患者では筋肉を受動的に用いる使い方、受身で単なるベルトのように働いている。能動的な働きを失っている。
  11. 腰痛患者の筋肉の使われ方の特徴本来ならば筋肉は収縮して力を発揮して使うものだが、腰痛患者では単なる吊革のように働いている。
  12. aaa腰痛対策の筋肉の必要性とは筋肉を鍛えて増やすことよりも、体を動かすことそのものが大切
  13. 筋肉が思うとおりにうごかなくなり陥る原因筋肉量は十分あるが肝心なときに十分に働かないへっぴり腰の状態が関係しており日頃から力を出す訓練をする
  14. 陥り易い筋肉の状態ぎっくり腰に陥り易いのは筋肉が衰えてしまうからだけでなく筋肉の使い方が分からなくなってしまうことも関係する。
  15. 陥らない筋肉の使い方防止のためにはお尻の筋肉を意識して股関節を後方に反らす動作を用いるようにする。
  16. 腰痛患者の筋肉の使い方の特徴腰痛患者では体を直線的に用いることで束状になっている筋線維の局所ばかりが酷使されるため痛みを生じる。

「筋肉は鍛えられない!」、「鍛えてもすぐに衰えてしまう。!」、嘆く方も安心ください。使われていない筋肉が70%以上あるのですから。



深層筋・インナーマッスル、ローカルマッスル

  1. ギックリ腰の防止には深層筋を鍛えよう。防止には関節の安定化を担う深層筋を鍛える
  2. 深層筋による発生のメカニズム関節の安定性を担い、不安定になるとゴチンゴチンと骨同士がぶつかりあって炎症を起こし安い
  3. 腰部のインナーとアウターマッスル何もしていないのに腰周りがカチカチに固く硬直しているケースでは、重たいものを持上げたりと酷使しているわけではなくインナーマッスルが活用されておらずアウターマッスルのみが働いていることがある。
  4. 腰痛の多くの原因となる深層筋8割以上が深層筋の異常によるもの。表層筋が原因となるものは少ない
  5. 深層筋が働かないと腰のストレスにより腰痛になる立っているときには腰の深層筋が背骨を支えてくれるけど座ったり中腰になると深層筋が働かないため腰の負担がむしろ増える
  6. 深層筋と神経根の痛みの違い深部筋:疼くようなイライラする痛み、神経根:鋭く飛びあがるような痛み
  7. 深層筋が原因のもの外出先のラーメン屋さんでぎっくり腰になる。深層筋の攣縮が脊柱起立筋の広範囲に波及しマッスルガーディングになる。温熱療法と深層筋のアプローチによって痛みは解消される。
  8. ローカル筋とグローバル筋の働きの違い腰を大きく歪ませてしまうものは多裂筋、横突間筋などのローカル筋が原因となるもの
  9. 多くの原因はローカル筋大きな動作を実行する表層筋群のグローバル筋が原因となることは少なく、ローカル筋という深層の筋が原因となることが多い。
  10. ローカル筋とグローバル筋の違い筋力トレーニングを実施する上では、自分のぎっくり腰の原因がローカル筋かグローバル筋かを原因を見極めて運動を実施しよう。両者の関係を3人組のシーソーに例えてみました。
  11. 深層筋の反応遅れ慢性腰痛患者では本来動作のときに発生する深層筋の0.3秒前の動作開始に反応低下がみられる。
  12. インナーマッスルの使いすぎによるものインナーは姿勢の保持、アウターは大きな動作で働き日常生活で常にインナーは酷使される傾向にある。
  13. ぎっくり腰で痛める筋肉の部位と深さは?ぎっくり腰では深層筋の大腰筋・腰方形筋・多裂筋を罹患しやすい。
  14. インナーマッスルトレーニングインナーマッスルは姿勢を保持するときに働く
  15. aa腰痛治療では深層筋を処置する体の芯を治療すると治る。
  16. aaaインナーマッスルの腰痛防止効果についてインナーマッスルは腰椎を固定し腰痛を防ぐ

筋肉モリモリになることは難しい。でも見えないイナーマッスルに着目すればきっと痛みは!



筋肉全般

腰痛と関係しない筋肉の内容

  1. 筋肉とゴムの関係体は動かさずにいるとゴムが硬くなって伸び縮みできぬようになることと同じく、弾力性や機動性を失ってしまう。適度に動かし、ストレッチを行い充分な伸張性を保持しよう。
  2. 乳酸が筋肉に与える影響筋肉がパンパンになるほどスポーツで体を酷使して放ったらかすと筋肉が痩せてしまう。
  3. 筋肉が付かない体質はない筋トレを頑張ってもただ疲れるだけの人なんていない。筋肉は女性でも鍛えれば付く。やり方を間違っていることが多い。
  4. 体の筋力を弱めるもの筋力を弱めてしまうものには加齢・遺伝など様々なものがありますが、その1つにあげられるのが生活習慣です。
  5. 男性に腰痛多いのは筋肉の水分量筋肉量が女性よりも多く、バランス保持の妨げとなる水分を余計に持っているから。女性は男性より5%ほど水分が少なく安定性が良い。関節の硬さや肉体労働の頻度なども関係する
  6. 筋肉が落ちる原因加齢、季節、栄養など様々なものがあるが火事場の馬鹿力など筋力は変化の度合いが大きい
  7. 筋肉の痛みの種類筋肉が原因となる痛みには様々な種類があって筋肉の炎症によるもの、筋肉の攣縮によるもの、肉離れなどによるものなどがあります。
  8. 大腿筋膜の硬縮人体は筋膜と呼ばれる結合組織の膜に完全にスッポリと包み込まれている。
  9. 固定筋と安定筋の重要性腹筋や背筋を鍛えるだけでは不安定であり十分な力を発揮するためには足もとの安定を図る安定筋と関節を固定する固定筋を鍛えよう。立ち上がる時間を増やすことが良い。
  10. 何もしていないのに筋肉痛筋肉は静止性収縮(等尺性収縮)によって疲労が加速され、脆弱化することで痛みが発生する。
  11. 悪い状態の筋肉とは?①緊張しっぱなし、②短縮したまま伸びない状態、③伸びきって弛んだ状態
  12. 筋肉の余力と痛みの関係筋肉は余力が失われていると限界まで酷使する。限界まで力を発揮すると血流が停滞するためすぐに痛みを生じる。
  13. 発生に関係するタンパク同化作用と異化作用運動後のホルモン活性により急速に筋線維周囲のたんぱく質が筋肉に取り込まれるのがタンパク同化作用、エネルギーが枯渇したときに燃費の掛かる筋肉を分解して燃費を押さえエネルギーとして転用してしまうのがタンパク異化作用。
  14. タンパク異化作用によるぎっくり腰空腹時に筋肉をエネルギーとして分解して体を弱体化させている可能性があるため特にめんどくさくて欠かしてしまう朝ごはんをしっかりと食べる
  15. a筋肉の一番の作用一番の作用は衝撃を受け止めて吸収すること。沢山衝撃があるほど筋肉が酷使される。
  16. aaa羽状筋の短縮とはどのような状態か?羽状筋は横断面が広いため強い収縮力を発揮して短縮する。
  17. a障害を受け易い筋肉は小さい筋肉体の中で痛める筋肉は常に小さい筋肉
  18. aミルキングの禁忌事項について「発熱してグッタリしている。」、「気持ち悪い」、「痛い」

筋肉に期待できる除痛の可能性について!



筋肉量

  1. 生まれつき筋肉がモリモリなスポーツマンには腰痛はないのか?スポーツマンはスポーツ特有の腰の痛め方があり、むしろ一般人よりも腰痛が多い
  2. 筋肉の量的異常と質的異常筋肉量が有るから腰痛を防止できるわけでなく、必要なときにしっかり働いてくれて、神経との応答がしっかり取れる筋肉が腰痛防止には求められる。
  3. 筋肉量が少ないと腰痛になるのか筋肉量そのものが腰痛と関係しているのではない。筋肉量が少なくても生活次第で腰痛に陥らずに済む
  4. 筋肉量が少ないほど腰痛は重症化する筋肉量が少なくても腰痛そのものになるわけではないが、一旦腰痛を患うと酷い目にあう。
  5. 異常なほど腰部の筋肉が削痩したもの足腰の力を使わずに腕の力に依存した動作をすると腰痛になる。     
  6. 腰が悪くなるのは加齢による筋力低下が原因か?単なる加齢現象ではなく腰椎の椎間板の故障によって起こる神経障害によってもたらされるものがあり、ベルマジャンディーの法則によって自覚症状なく症状が進行するため気がつかない。
  7. 筋肉量があってもぎっくり腰になる筋肉量の多い少ないがぎっくり腰に左右するなら女性の方がぎっくり腰は多くなる。生活習慣など総合的な側面が関係する
  8. 筋肉量が10キロ増えるとどうなる?毎月1キロの体脂肪減となる。
  9. 筋力と腰痛の関係筋力が不足するとすぐに関節が痛くなる仕組みについて
  10. 筋肉量について筋肉が体の安定性を保って腰部の負担を軽減してくれる。またプロテクターとして関節を保護したり、体温を上昇させて関節を滑らかに動かすなどさまざまなぎっくり腰の防止のメリットがある。
  11. 筋力不足との関係筋力不足が原因とする説があるが確かに現代人ではデスクワークが主体で体を動かす機会が無いため筋力が不足しているが、筋肉量と見合わないほど力が弱いケースがあり筋肉を使わないことが大切なときに筋力が十分に働かない原因であり、日頃から筋肉がいざというときに力を発揮できるように適度に動かす訓練をすることが良い。
  12. 筋肉モリモリの人のぎっくり腰の防止法筋肉を鍛えるメニューとして単関節メニューに偏っている傾向があり、多関節メニューを用いる必要がある。
  13. 筋肉減少による神経痛筋肉が減少するから神経痛が起こるというよりも神経痛そのものは悪い姿勢動作からもたらされていることが多い
  14. aaa足腰の衰えと感覚機能の低下足腰が衰えるのは感覚機能が低下することによるもののため簡単に努力では防止できない
  15. a筋肉の量的異常と質的異常筋肉の量を増やす取り組みよりも眠っている筋肉を起す取り組みの方が得策
  16. 高齢者は鍛えても筋肉がつかないのか?持久力を担う赤筋は年齢に関係なく鍛えることが出来る。

筋肉モリモリになるためには?黒人のようなマッチョだった若き頃に戻りたい!それならば!



腰部筋群

  1. 大殿筋によるものドッグサロンでの仕事で犬を抱っこして腰を酷使して発生
  2. 背骨の筋肉との関係グキっといった瞬間、筋肉の張力受容器が反応して背骨の筋肉をロックして発生する。
  3. 胸腰筋膜胸腰筋膜の役割について
  4. 回旋筋群によるもの多くのデスクワーカーに関係する
  5. 腸肋筋・最長筋について一枚板のように丈夫な構造です。
  6. 横突間筋について痩せた高齢者でわずかに触診できる。この筋肉の硬縮は長期間の杖歩行などで重心に偏りが生じるとおこる。
  7. 広背筋について腰の入った動作にはこの筋肉が多用される。
  8. 筋系痛みの発生に関係の深い筋肉に絞って学習しましょう。
  9. 横隔膜について腹圧を高めて、体幹を安定させる。動脈や静脈・消化管との兼ね合いを知ろう。

腰の屋台骨となる筋肉のパーツにクローズアップしたテクニックをまとめます。



腰痛を起こす筋肉に関連する内容

腰痛を起こす筋肉に関連する内容

「まとめ」ページを、「リスト」にしました。

腰痛と筋肉

筋肉の考え方

深層筋(ローカル筋、インナーマッスル)

筋肉全般:腰痛と関係しない筋肉論

筋肉量

腰部筋群

背筋

下後鋸筋

多裂筋

腰方形筋

腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)

大腿四頭筋

ハムストリングス

中殿筋

殿筋群

腰痛と腹筋

その他個別筋



原因別

「原因」カテゴリーを、さらに19個に区分します。

きっかけ

腰痛メカニズム

ヘルニア

椎間板

腰部脊柱管狭窄症

坐骨神経痛①

坐骨神経痛②

持上げ動作

体型

力学

筋肉(総論)

筋肉(個別筋)

腹筋

内科

高齢者関連

女性・子供

心理①

心理②

自然

原因別

「原因」カテゴリーを、さらに19個に区分します。

きっかけ

腰痛メカニズム

ヘルニア

椎間板

腰部脊柱管狭窄症

坐骨神経痛①

坐骨神経痛②

持上げ動作

体型

力学

筋肉(総論)

筋肉(個別筋)

腹筋

内科

高齢者関連

女性・子供

心理①

心理②

自然