ぎっくり腰の安静について

結論:痛くて動けないなら、とりあえず仕事は3日休む、過保護な対処は避ける。

〔目次〕

  1. とりあえず3日休む
  2. 医学的な見解
  3. 安静の判断
  4. 安静にせず、
    医療機関を
    受診すべき人
  5. 安静とは?
  6. 安静の考え方
  7. 痛くても動くべきか?
  8. 安静で気を
    つける人
  9. いつ安静に
    するべきか?
  10. どこで安静に
    するべきか?
  11. なぜ安静に
    するのか?
  12. どのように
    安静に
    するのか?
  13. 安静の道具
  14. 入院との違いは?
  15. 安静期間は?
  16. 安静にして
    悪化したら?
  17. イスでの
    安静方法は?
  18. 背中が痛い
    場合は?
  19. 安静で治るの?
  20. 暇だから安静
    にするのは?
  21. 安静はダメなの?
  22. 腰痛持ちの安静は?
  23. 坐骨神経痛
    の安静は?
  24. 安静中の運動は?
  25. 安静中の寝返りは?
  26. 何日安静に
    したら病院に
    行くのか?
  27. 安静にして
    いて眠く
    なったのは?
  28. ぎっくり腰は
    安静にする
    しかないの?
  29. 寝てれば
    治るって言わ
    れたのは?
  30. 安静中に
    出来る対処
  31. 絶対安静は?
  32. 安静にして
    いると癖に
    なるか?
  33. 軽めのぎっくり腰は?
  34. 治りかけは?
  35. 完治するまで
    安静?
  36. 安静よりも
    医療機関へ
    行った方が
    いいの?
  37. 休業補償は?
  38. ぎっくり腰で
    休むのは
    理解される?
  39. すぐにでも
    医療機関に
    行きたい場合
    は?
  40. ヘルニアの
    ぎっくり腰は?
  41. くしゃみの
    ぎっくり腰
  42. 荷物の
    持ち上げは?
  43. 安静の
    デメリット
  44. 動いて悪化
    しないのか?
  45. 長く安静に
    すると、職場
    の影響は?
  46. 安静にして
    はいけない人
  47. 安静中に
    受けられる
    治療は?
  48. 安静と
    保存療法の
    違いは?

とりあえず3日休む

ぎっくり腰に陥ったとします。
痛くて動けません。

このときの対応法としては、
とりあえず、職場には

「3日休みます。」

と、伝えましょう。
それ以上先のことは、
医療関係者にも
分からない
部分があります。

また患者自身にも
分かるものでは
ありません。

未確定な要素が
多いです。

なので、職場には
3日休むと伝える。

これから、さまざま
目を通していただく
情報があります。

例えばリハビリ方法、
安静の方法など

でも、
ぎっくり腰の安静
期間中にそういった
情報はご覧になって
いただければ

時間は豊富にあります。

さしあたって必要な
情報は、職場への
休む日数の報告でしょう。

職場の人たちは、
医学に詳しく
ありません。

「すぐに出社
してもらいたい」

と思うはず。

このときには、

「とりあえず
3日休む」

と伝えます。

3日で復帰できない
場合もありますが、
その場合は追って
連絡をする


そういった対処で
良いかと思います。

ぎっくり腰になったときの
休む日数としては
そのぐらいでしたら、
平均的な日数だと
思われます。

医学的な見解

医学的な見解では、

過度な安静は慎む

ことが
推奨されております。

痛みに比例した範囲で
日常を過ごすことが良いと
されております。

つまり、痛いけど動ける。

でも、動けるなら動く。


こういった対応が
望ましいです。

ちなみに
出典を明記して
おきます。

※抜粋

痛みに応じた活動性維持は、より早い痛みの改善につながり、休業期間の短縮とその後の再発予防にも効果的である。

出典:「腰痛診療ガイドライン」、監修:日本整形外科学会、日本腰痛学会、2012、P38 「治療」より

つまり、痛くても痛みに
応じた範囲の行動は
保った方がぎっくり腰の
治りも良いわけですね。

安静の判断

ぎっくり腰に陥って、
安静を選択されると
します。

ネット上でも
「安静にした方がよい」
というアドバイスをされる
方が多いです。

しかし、肝心なことは、
今現在の、腰の状態の
判断です。

皆さんは医学の
専門家ではありません。

何を持ってぎっくり腰
なのか分かりませんよね。

自己判断で

「これはぎっくり腰
だろう!」

と判断することは
大変な危険を伴います。

なので、
ここでは簡単な判別法
をご紹介します。

判別法に当てはまる
人だけ
安静治療を
しましょう。

◆ぎっくり腰の判別

  1. きっかけがハッキリしている
    クシャミ、咳、
    荷物の持ち上げ、
    激しい運動
    きっかけをハッキリと
    自覚していること。
  2. 寝転んで過ごすと
    痛みが楽になる。

    何らかの体位をとることで
    痛みが緩和される
    ポジションがあること。

これに当てはまる人だけ
安静を選びます。

きっかけの分からない方、
寝転んでも痛みの緩和
される体位が見つからない方。

そういった方は、
3日~1週間ほど安静に
した後に医療機関を受診
しましょう。

安静にせず、
医療機関を
受診すべき人

緊急性が高い方。
自宅で安静にせず、
すぐにでも医療機関を
受診するべき人もおります。

目安としては以下の方です。

◆速やかに医療機関を
受診すべき人

  1. 耐え難い痛みがある。
  2. 安静にしても痛みが
    悪化しつづける。
  3. 腰痛以外の症状を
    伴う。
  4. おしっこや、大便が
    出ない。(便秘・無尿)

ご不明な方は、
各種医療機関
に問い合わせて
みましょう。

状況によっては救急車の
利用も止むを得ないことも
ありますので、119番に
問い合わせいただくことも
必要な対処です。

安静とは?

安静とは、そもそも
どういった意味なのか?
考え込む女性

ここでは、安静とは、

寝て過ごすこと。

ベッドや布団で横になって
過ごしていることを意味
しております。

人によっては、以下のような
解釈がありますよね。

◆安静の解釈

  • 寝て過ごすこと。
  • 座って過ごすこと。
  • いつもと同じように過ごすこと。
  • 全力で動かないこと。
  • 無闇に動き回らないこと。
  • 最低限度の動きに留める。
  • 絶対安静(寝る以外のことをしない)

上記の意味合いが
あります。

多くの治療情報サイトで、
意図している内容は、

「日常に必要な最低限度
の動きに留める」

「寝て過ごす」


この2つの意味だと
思ってください。

基本的には、「安静」と
言ったときには
仕事を休むことを前提に
していると思った方が
良いでしょう。

安静の考え方

「医学的な見解」で
お話しましたが、
安静の考え方は、

「痛みに応じた範囲」

で活動を保つことが
治療上もっとも良い
とされております。

しかし、
どなたにとっても
痛みのある
生活は苦痛です。

治癒が仮に
遅くなってもいい。

とにかく痛みなく
過ごしたい。

こういった方では
仕方がありません。

おおむね腰の
炎症は2週間で
治まります。

ひどい炎症でも1ヶ月で
治まります。

過度に安静にしすぎと、
返って治癒は長引きますが、
どうしても痛みを
避けたい方は、そういった
判断も止むを得ない
と思います。

また、安静は腰の
「炎症」が治まる
だけです。

腰が弱った状態が
背景にある方は、
弱った腰をリハビリしないと
いくら安静に過ごしても
本質的な治癒とは
言えません。

何度も再発を繰り返す
方では、安静によって
炎症が治まることを
治癒だと誤解している
傾向があります。

痛くても
動くべきか?

医学的には意外な
ことかもしれませんが、

痛くても動いた方が
治りが早い


とされております。

※抜粋

機能重視型治療と、疼痛重視型治療を比較した報告によると、欠勤日数は機能重視型治療群で明らかに少なく、自覚的な有効性も機能重視型治療群で明らかに良かった。しかし、背筋や股関節伸筋筋力、体幹屈筋筋力、そして脊椎可動性は2群間で差は認められなかった。

出典:腰痛診療ガイドライン 監修:日本整形外科学会、日本腰痛学会 2012 P50

抜粋の、

機能重視型治療とは、
痛くても動きなさい
の治療方針のこと。

疼痛重視型治療とは、
痛いときには痛くない
範囲でいいですよ。

という方針のこと。

両者を比較すると、
多少痛くても、動いた方が
治癒が早まると

されております。

「動くことで
悪化するのでは?」

の考えもありますが、
統計や科学研究では
過保護にして動かない
デメリットの方が大きい
ことが明らかに
なっています。

ただし、先ほども申した
とおりで治癒よりも、
痛みがないことを優先
される方もおられる
ことです。

安静で気を
つける人

先程、「安静の判断」
で気をつけるべきことを
申し上げました。

それとは異なり、
安易に安静
にしない人、

「ちょっと気を
つけた方が良い」

という人を
ご紹介します。

気をつけるべき人。

  • 高齢者、
  • 慢性腰痛、
  • 妊娠中、
  • ガンの治療歴を持つ人、
  • 腰痛の手術歴のある人、
  • 足腰のしびれがある人

上記に当てはまる人は、
仮に安静にして腰の
痛みが和らいだとしても、
後日、医療機関を受診
しましょう。

いつ安静に
するべきか?

ぎっくり腰になったときには
いつ安静にするべきか?

これは主に受傷早期です。

受傷直後は、腰に炎症が
現れます。

炎症によって、腰に知覚
過敏が生じます。

この知覚過敏が、
痛みを感じ取って
苦痛をもたらします。

炎症は発生直後から
3日ぐらい掛けて
強くなります。

2週間ぐらいで炎症は
静まってきます。

この期間を安静に
して過ごすことが
良いとされます。

ぎっくり腰発生から
3ヶ月経過した方は
「慢性腰痛」と呼びます。

炎症期間が過ぎた後の
安静は慢性腰痛を
長期化させてしまいます。

炎症期間と関係のない
安静はとらないように
しましょう。

また、逆に短すぎる
安静も良くありません。

明らかに
痛みが動きを妨げて
いるのに無理やり
動いてしまうのは
止めましょう。

例えば、脂汗で
体がびっしょりに
なりながら動き回る
ことは良くありません。

また受傷直後に、
耐え難い痛みを我慢して
動き回ると腰の神経が
ジンジンと刺激されて
動けなくなることもあります。

神経は一旦興奮すると
5~6時間ほど興奮が
持続されます。

なので、発症直後、
腰が痛い方も、
その場で5~6時間
安静にすることで
神経の興奮が治まって
一時的に動けるように
なることもあるでしょう。

痛みが軽減したのを
見計らって、速やかに
自宅に帰ることを
おすすめします。

一時的な沈静なので、
治ったと思って無闇に
動くと再び神経が興奮
します。痛みが
強まってきます。

どこで安静に
するべきか?

安静にする場所は、
基本的には自宅です。

屋外で不意にぎっくり腰に
なって自宅に帰りつけない
ときにはやむを得ず
救急車を呼ぶことも
あります。

ですが、
病院に入院しても、
安静治療をするのが
基本的な対応です。

自宅で療養するのも、
病院で療養するのも、

とくに変わりは
ありません。


むしろリラックス
できる自宅の方が
安静には向いて
おります。

一人暮らしで、
生活が不自由な方は、
ご実家で過ごされたり、
ご家族に介抱していただく
ことも良いでしょう。

そして、ベッドや寝具の
ある場所で
安静にしましょう。

絶対にやっては
いけないのは、
冷え切ったフローリング
屋外で安静にし
続ける
ことです。
屋外で倒れて動けない
気温が26度を下回ると
低体温症を起こして
しまいます。

寒さはぎっくり腰の
悪化につながります。

また、地面や冷えた
フローリングは夏場でも
体温を奪います。

体力の消耗につながり
ますので、毛布や
ダンボールなど

断熱作用のあるものを
敷いた上に寝そべる


べきでしょう。

また、
寝そべる場所は、
硬すぎる場所だと
体が十分に脱力
できません。

逆にやわらかすぎると、
姿勢が安定しません。

せんべい布団程度の
中硬度の場所に
寝そべるのが適切です。

なぜ安静に
するのか?

安静にする目的は
以下のものがあります。

◆安静の目的

  • 患部の安定
    患部には炎症が
    起こっております。
    炎症箇所では知覚過敏が
    起こります。

    敏感になっている所を
    刺激すると痛いです。

    刺激をさせないために
    寝て安静に過ごし、
    患部に刺激を与え
    ないようにします。

    また、患部で内出血を
    起こしていたり、筋肉が
    肉離れしていたり、損傷
    していることもあります。

    損傷箇所を無闇に
    刺激すると損傷が
    悪化することも
    あるでしょう。
  • 回復の促進
    寝ていると体力を
    消耗しません。

    体力消耗を減らすことで
    体の回復にエネルギーを
    向けることが可能になります。

    余計なことをするほど、
    回復にまわす体力を
    失います。
  • 精神の安定
    人は動くときに体中の
    神経を興奮させます。

    激しい動きをするほど
    精神も比例して興奮気味に
    なります。

    精神状態が興奮すると、
    体力の消耗も高まります。

    寝ることで体の動きを
    制限すると精神が
    安定してきます。
  • 脱力・リラックス
    痛みを減らすためには
    筋肉から力を抜く
    事が良いです。

    体が緩んだ状態になると、
    患部に伝わる刺激が
    劇的に減ります。

    安静にしていると、
    体から余計な力が
    抜けます。

どのように
安静に
するのか?

安静に寝るときの
方法は、理想は
仰向けです。

仰向けに寝そべると、
体表と床面の接する面積が
最大になります。

接する面積が広くなるほど
安定が高まります。

例えば仰向けに寝そべった
としましょう。
仰向けの接触面積は広い

接触面積は、
床と接している
体の背面全体です。

かなり広い面積で
体を支えるため
安定が高いです。

ところが横向け(側臥位)
になったとします。

側臥位の接触面積は狭い

側臥位になると、仰向けの
半分から3分の1しか
接触面積がありません。

そのため理論上は、
仰向けで脱力したときの
2倍から3倍は、
体に力みが
生じてしまいます。

慢性腰痛の方でも、
寝方に気をつけるだけで
腰の痛みが軽減
されることがあります。

ただし、仰向けはベース
となるポジションであり、

絶えず上を向いていると
背中や腰が体重で
圧されてしまいます。

少なくとも15分に1回ほど
左右に寝返りを打って
側臥位へと変化すると
快適に寝ることができます。

もちろん、気にならない
方はうつぶせになっても
構いません。

あくまでも体が自然に求める
動きをしていれば痛みが
悪化することはないでしょう。


また、寝るときには
仰向けでは両膝を立てて
寝ます。
仰向けでは膝下に枕を挟む
このときに両膝の
下に枕を挟んで膝を
固定すると腰がリラックス
します。

常に膝を曲げていると
膝に曲がったクセがついて
伸びなくなるので、曲げすぎ
には注意しましょう。

あくまでも腰のリラックス
までの一時的な方法です。

また、側臥位では妊婦さん
おなじみのシムスの体位
が良いでしょう。
側臥位では抱き枕を使う
上になっている足を
まげて枕の上に乗せます。
理想は抱き枕を使うと
体が安定します。

無ければ膝を乗せる
サイズの枕で十分です。

足だけを枕に乗せて
体を安定させましょう。

また、頭の枕は、
仰向けでは低め、
側臥位では頭部が
水平に保たれる
高さのものを
つかいましょう。

安静の道具

安静を取るときには、
以下の道具を
用意しましょう。

  • 床に敷くもの(断熱目的のもの)
  • 毛布(上に掛けて体を保温できるもの)
  • 枕、
  • 膝下枕、抱き枕
  • 湿布

入院との違いは?

安静では自宅で
療養をするのと病院に
入院する方法がありますが、
大きな違いはありません。

しいて入院の利点を
挙げるとベッドがあること
腰が痛くても食事を
提供してもらえること。

ベッドがあると
立ち上がるのが
楽ですよね。

一人の場合は
療養の準備が
ありません。

突如倒れて
動けません。

自力でベッドへすら
行けないときには
入院以外の選択肢は
ありません。

どちらかというと、

入院するのは他に
選択肢が無い人が
選ぶもの

だと思った
方がよいでしょう。

無闇に入院すると、
不自由な生活を
強いられますので
閉塞された数日間を
過ごすことになります。

安静期間は?

安静期間は先程も
述べたとおりです。

痛みに比例した
対応をします。

多少痛くても
動けるのでしたら
動きましょう。

炎症はぎっくり腰の
発症から2週間~1ヶ月
ほどで消失します。

安静にして
悪化したら?

ぎっくり腰は発症から
3日目ぐらいに痛みの
ピークを迎えます。

ありがちなのは、
ピークに達した
ことを悪化と誤解して
しまうこと。

また、安静の仕方を
間違っていることも
あります。

ずっと側臥位で過ごして
体が緊張を強めて
しまったり、体の
保温が不十分なことも
あります。

こういったことを
見直した上でそれでも
悪化している場合は、
医療機関を受診
しましょう。

イスでの
安静方法は?

ぎっくり腰は場所を
選ばずに起こって
しまいます。

場所によっては、
横に寝そべることが
出来ないことも
あるでしょう。

そういったときには
イスを使って安静に
します。

先にも述べましたが、
ぎっくり腰は動くことで
体の興奮が一時的に
高まると痛みも
強まります。

座って5時間
安静にすると痛みが
緩和することも
あります。

ほんの一時
座るだけでも
軽減を実感できる
こともあるでしょう。

このときには背もたれの
ついたイスをつかって
背中をよりかけるように
座ります。

背もたれが無ければ、
前方のテーブルに
寄りかかるようにしましょう。
イスでの安静体位

また、どこにも寄りかかる
場所が無い場合は、
胸元にバッグや枕を
抱きしめることも良いです。

上半身の重みをわずかに
でも荷物に預けることが
出来るからです。
背もたれもテーブルもないイスでの安静

背中が痛い
場合は?

この場合は背中を
寝具に接することが
困難な場合もあるでしょう。

このときには側臥位で
安静をとります。

しばらく側臥位で過ごして、
先に述べたように抱き枕
などで体位を安定させます。

次第に体の興奮が鎮まって
くると仰向けがとれることも
あります。

安静で治るの?

安静に過ごすことで
痛みが治まります。

炎症が鎮まることで
痛みが出なくなります。

しかし、
厳密な意味では
それは治ったとは
言えません。

体に無理が蓄積
していたり、

体が極端に衰えて
いることもあるでしょう。

体が衰えてぎっくり腰に
なった場合には適切な
リハビリで衰えた
機能を回復させないと、
毎年ぎっくり腰を繰り返す
こともあります。

あくまでも再発を
防止できて初めて
治ったといえます。

暇だから安静
にするのは?

高齢者がぎっくり腰に
なったときには、時間に
余裕があります。

ついつい
安静を選びがちです。

また、仕事の暇な時期
では安静を不必要に
選びがちです。

それはそうですよね。

下手にネットを検索して
情報収集するのも
面倒です。

かといって治療院に
通うのもお金が
かかります。

寝ているのは、
努力は要りません。
手間もかかりません。

どなたも時間に
余裕があれば寝ること
を選んでしまいがちです。

でも、例え暇であっても
痛みに応じた対応を
したほうが治りが
良いです。

安静は
ダメなの?

安静がダメだと、
色んなネット上のサイト
では言っております。

でも、ぎっくり腰にも
色んな種類があります。

特に誤解しやすいのは、
慢性期の腰痛です。

慢性腰痛はぎっくり腰
ではありません。

慢性腰痛では安静に
することで症状は
余計に悪化をします。


安静は症状の改善
にはつながりません。

慢性期の腰痛では
動いた方が治りが良いと
されております。

安静にするのは
急性期の腰痛です。

そして、
急性期であっても
痛みに応じた活動を
保つことが良いです。

端的に言えばぎっくり腰
などきっかけが明らかな
急性の腰痛のときに
だけ安静をとります。

あくまでも痛みに
比例した対応を
とってください。

痛くて動けないのに
はって動く必要は
ありません。

腰痛持ちの
安静は?

慢性腰痛の方が、
ぎっくり腰になる
こともあるでしょう。

この場合は、通常の
ぎっくり腰に準じて
対応をしてください。

上記に説明してきた
内容を行って
いただきます。

また、常日頃の痛みの
範囲であれば、極力
不必要に安静には
なさらないでください。

坐骨神経痛
の安静は?

坐骨神経痛の方の
安静に関しては、
このページで扱う
内容ではありません。

慢性期の腰痛と
同じ対応をとることに
なります。

「坐骨神経痛 」
と検索すると情報量
は乏しいです。

また、本屋さんや
ネットでの本を求めても
坐骨神経痛に関する
本はきわめて
少ないです。

坐骨神経痛の
患者様は総じて
「慢性腰痛」の
患者さんと類似した
対応になるものと
思ってください。

また、お尻に見られる
痛みの場合は、
「股関節の疾患」
の対応にも参考になる
情報がありますので
探していただくと
よいでしょう。

安静中の
運動は?

これは患部に影響を
来たさない範囲でしたら
別段、ぎっくり腰の
初期からでも行って
大丈夫でしょう。

例えば
両手を動かしたり
足首を動かす
程度でしたら
腰に響かずに動き
が出来ます。

先にも述べたとおりで
痛みに応じた活動を
保ってください。

実際の痛みが10なのに
20や30の過保護な
対応をすると治癒が
悪くなります。

少々痛くても動ける
なら動いた方が治癒が
早まります。

安静中の
寝返りは?

腰が痛いときには寝返りを
打つことが困難になります。

こういったときには
寝返りの方法に
気をつけてみましょう。

側臥位から、仰向けに
変化するときには、
ぎっくり腰の寝返り方法

胴体をまっすぐ棒状に
硬直させて一挙にゴロン
と側臥位から仰向けに
転がります。


麺打ちの棒が転がる
ように胴体を転がしましょう。

顔の向きを進む方向に
先行させて動かすと
体位変換が楽です。

胴体の力を抜いて
上半身と下半身を捻る
ようにして寝返りを打つと
腰が刺激されて
激痛が発生します。

また、仰向けから
側臥位へと変化する
ときには

両膝を一旦
立てましょう。


両手は天を突くように
上に掲げます。


テコでいうところの
アームを延長させる
効果が期待できます。

両手と両膝を立てた
状態から胴体を棒状に
固定し、ゴロンと
横転します。

何日安静に
したら病院に
行くのか?

先にも述べたとおりで、
痛みに応じた対応を
なさってください。

痛くても動けるのでしたら、
動いた方が治りが
早いとされています。

自力で動けるまで
回復してから病院に
行って検査を受けて
みましょう。

多くの方は10日から
2週間で普段どおりの
行動へと回復することが
あります。

ただし、
病院では待ち時間が
あります。

待合室のベンチで
腰掛けて順番を
待ち続ける間に
腰が疲れて痛くなって
くることもあります。

なので、待ち時間を
想定して厳しいと
思えば自宅療養を
もうしばらく続けてください。

くれぐれも過保護な
対応は避けましょう。

安静にして
いて眠く
なったのは?

ぎっくり腰の多くは
過労を背景としております。

もともと睡眠不足の
方だったり、

体力が消耗しきって
いる方もおられます。

ぎっくり腰中に
異常な眠気が
出ることがありますが、
過労の反動として
起こる現象のことが
多いようです。

内臓の病気や、
脳の病気などが
心配な方は医療機関
で精密検査を
受けましょう。

また、睡眠不足による
過労であったとしても
安易に眠ると、睡眠
リズムの乱れにも
つながります。

不足した睡眠を
取り返すように眠って
しまうことを

「睡眠負債」

と呼びます。
睡眠負債は1回の
睡眠で一挙に取り返そうと
すると体に加わる反動が
あります。

普段よりも1時間ぐらい
長めに眠るよう留める
ことが無難な対応でしょう。

ぎっくり腰は
安静にする
しかないの?

ぎっくり腰では、
やはり安静が
一番です。

整体やマッサージ、
整形外科のブロック注射、
飲み薬、湿布、鍼、
さまざまな療法が
あります。

でも、
本質的にはどの療法も
一時的に痛みを和らげる
だけです。


急性腰痛の治癒を
促進するものは
今の医学では温める
ことしかありません。

温めるのも過度に
温めるわけでは
ありません。

人肌で「温い」と感じる
程度の温度で20分
ほど温めます。


スーパー銭湯などで
熱い湯に長時間
漬かるのは
止めましょうね。

温めることがよいとする
根拠は以下のとおりです。

※抜粋①

「急性腰痛に対する温熱療法は内服と比較して治療開始後4日目の疼痛およびRoland-Morris Disability Questionnaire(RDQ)を有意に改善する。」
腰痛診療ガイドライン2012 監修:日本整形外科学会、日本腰痛学会 P46

※抜粋②

「発症3ヶ月以内の急性および亜急性腰痛に対する温熱療法と運動療法の併用は、温熱療法単独、または運動療法単独よりも治療開始7日後の疼痛軽減と機能改善を有意に認めた」
腰痛診療ガイドライン2012 監修:日本整形外科学会、日本腰痛学会 P46

どちらの抜粋も、
端的に言えば、

ぎっくり腰は
温めると治りが
よいですよ。


と言っております。
温める方法としては、
身近な使い捨てカイロを
使って温めていただく。

もしくは電気式の器具で
温めると調整が自在です。

温めることが良いのは、
細胞のミトコンドリア
細胞のミトコンドリア
という小器官の活動性を
高めて、体を動かす
エネルギーの合成を
促すことが期待
できるからです。

くれぐれも過度に加熱
しすぎることは止めて
ください。熱すぎると
逆に悪化しますからね。

長時間に及ぶのも
危険です。

寝てれば
治るって言わ
れたのは?

中高年以降の方々であれば、
今でも

「そんなもの
寝ていればいい」

と言います。

急性期の
ぎっくり腰では寝ている
ことでいつか痛みは
収まります。

でも、科学的には

寝る時間が増えるほど
治癒が促進される
わけではありません。


まず、寝るほどに
時間を失います。

過度に寝すぎると
体温が下がって
体の組織も硬くなります。

筋肉も衰えます。

体力も落ちます。

そして、体の内部調整を
する自律神経も調子を
悪くします。

仕事も休むことに
なるでしょう。

また治癒も遅くなります。

総合的に判断すると、
寝るだけの対処は、
ぎっくり腰から慢性腰痛に
至るリスクがあるでしょう。

また、慢性腰痛にも
安静は良くありません。
慢性腰痛の患者さんも
同じように寝て過ごすと
症状は悪化をたどります。

何度も言いますが、
ぎっくり腰では、痛みに
応じた範囲で動くことが
基本です。

過保護な対応は慎みましょう。

安静中に
出来る対処

先程も申し上げた内容と
重複しますが、せいぜい腰を
温めていただく。

そして、簡単な手足の運動を
行う。

過保護な対応は避けてください。
少々痛くても動いた方が治りが
良いです。

つまり、差支えが無ければ
少々痛くても普段と同じ
ように過ごしていただく。

自宅で無駄に寝て
過ごす必要はありません。

後は痛みを緩和するために
湿布を貼ってみるのも良いです。

先程は、温めることが良いと
言いました。

湿布に関しては、
温湿布と冷湿布が
あります。

でもどちらも薬剤が、
冷たい感覚や、
暖かい感覚を擬似的に
与えるだけで温度には
影響しません。

なので、これを貼って
鎮痛に用いて
いただくことが
経済的にも優れている
といえます。
優れております。

絶対安静は?

絶対安静は、90年代ぐらい
まで医学では当然のように
言われていた対処でした。

おそらくは近年の医学書
や健康にまつわる本を
ご覧になっていただくと、
絶対安静を推奨する本は
ありません。

もし、ネットや、文献でその
情報を見かけたときには、

相当、昔の情報を
ご覧になっている
可能性があります。


また、むかし若い頃に
整形外科を受診した方
ではお医者さんから、
そのように指導を
受けているかも
しれません。

しかし、

絶対安静は、
たとえ短期間であっても
悪影響が大きいです。

例えば、

筋力を低下させたり、

うつ病の発症リスクを
高くしたり、

廃用症候群という、
「寝たきり病」が生じます。

なので、近年では
痛くても、過保護な対応は
しないことを推奨している
のです。

安静にして
いると癖に
なるか?

癖とは、いわゆる

「負の連鎖」

のことだと思ってください。

例えば
絶対安静で過ごすことは
ダメだと先に述べました。

短期間で寝たきり病が
生じるからです。

体の働きが鈍ってしまい、
体調が不安定で、
仕事がしんどい。

すると過労が蓄積して
ふとしたときにぎっくり腰を
再発させます。

なので、安静が負の
連鎖の要因になることは
事実です。

でも負の連鎖は、
心理的な要因、

仕事のスキル面の要因、

重たい荷物の持ち方や、

体の使い方の要因も
あります。

安静がひとつの要因
ではありますが、安静
だけが癖の要因に
なるわけではありません。

軽めのは?

これも先程お話
したとおりです。

痛みに比例した活動を
保ってください。

過保護な対応は
止めましょう。

多くの患者さんは、
ぎっくり腰の重症度を、
痛みの軽い・強いだけで
判断しがちです。

しかし、強い痛みの
多くは急性腰痛のケースが
多いです。

逆に軽い痛みと
訴える多くのぎっくり腰は
実際には慢性腰痛の
ことがあります。

痛みは軽くても、
症状の期間が普通の
ぎっくり腰よりも
長引く傾向が
あるのです。

この場合も過保護な
対応は避けましょう。

痛みに応じた
範囲で動きます。

治りかけは?

治りかけの安静
はどうなのか?

でも何をもって
治りかけなのか?


判断が不明確ですよね。

「治りかけで再発したと」

訴える方もおられます。

こういったお悩みを相談
される方は、

寝転んで動かない
で過ごしていることを
治ったとお思いに
なられます。

寝ていれば患部を
刺激しません。

でも、それは治った
わけではありませんよね。

ただ、腰を刺激していない
だけです。

でも当の本人は治ったと
勘違いして、喜び勇んで

「ピョン!」

と、動き出してしまう。

そして何度も、ぎっくり腰が
再発したとおっしゃられます。

何度も言いますが、
痛みに比例した対応を
なさってください。

安静にじっと寝ていると、
治ったのか治っていないのか
判断が不明確です。

一切の痛みをすべて
遮断すると、自分が今
治っていないのか?

それとも治癒に向かって
いるのかその判断が
出来ません。

間違った判断で行動をすると
何度も再発したと
思えてしまいます。

少々痛くても動く方針
でいれば、痛みの度合い
が分かりますのでゆっくり
動いたり、その都度調整が
出来ます。

何も知らずに動こうとすると
調整が上手くできません。

完治するまで
安静?

ぎっくり腰に限らず、
病気や怪我の治療では、
基本的な考え方があります。

それは

完治は最初から
望まないこと


完治を望んでしまうと、
相当長く掛かります。

テレビゲームの世界では
ありませんからね。

ゲームはリセットボタンで
最初からやり直せます。

でも人の体は、

一旦怪我を負えば
完全には元には
戻りません。


どんなに些細な怪我でも
確実に体には蓄積されて
行きます。

自動車の部品の故障は
部品ごと取替えが利きます。

でも人の体は、
一生傷つき続けて
壊れていきます。

完治は最初から
望んでは
いけません。

壊れたまま使って
行かなくては
ならないのです。


壊れたなりに、
使っていくしか
ありません。

完治を待っても、
修復には限界
があります。

痛みに応じた活動性を
保てば、最悪の悪化は
ありません。

むしろ完治を待って
過度に安静に
過ごすことで
体力の衰えや
「寝たきり病」が
起こる可能性が
あります。

安静よりも
医療機関へ
行った方が
いいの?

先にも申したとおりで、
医療機関の対処は、
あくまでも一時的な
鎮痛です。

受診して治療を受けても
治癒までの期間が
劇的に短縮される
ことはありません。

ただし、どうしても
仕事が休めない。

大事な用がある。

そういった方は、
一時的であることを
承知の上で治療を
お求めになる
べきでしょう。

休業補償は?

安静にして過ごすことで、
仕事を休んで
収入が減ってしまう。

休業補償が心配な
方もおられることです。

社会保険に加入されて
いる会社員の方では

休業補償を受けられる
こともあります。


これに関しては、
このサイトでは、
扱いません。
各社会保険事務所に
問い合わせてください。

もしくは関連するサイトを
検索して見つけてください。

ぎっくり腰で
休むのは
理解される?

ぎっくり腰で安静に
して過ごす方では、
職場の心証が
気になる方も
おられます。

世間にぎっくり腰の
理解を求めるのは
難しいでしょうね。

同情ぐらいは
してもらえます。

しかし、取り立てて
特別な計らいは
ありません。

残念ながら単なる
欠勤の扱いを受けて
しまうことでしょう。

残念ですが、職場の
心証を害さないためには、
理解を求めることよりも、
一日でも早く復帰する
ことだと思います。

ぎっくり腰は、痛みに
比例した対応をする。

過保護な対応は
避ける。

少々痛くても、動けるなら
復帰する。

そういったことを心がけて
いただければ職場の心証は
害さずにすみます。

すぐにでも
医療機関に
行きたい場合
は?

ありがちなのは、
単に心配だからと
いうだけで、救急車を
呼んでしまうこと。

医療機関の受診を
急ぐ必要はとくに
ありません。

上記に緊急用件を
記しておりますので、
該当しない場合は、
痛みが落ち着いて
自力で歩けるように
なってから医療機関を
受診しましょう。

民間療法の中には、
出張治療に対応している
国家資格の先生も
おられます。

妥当に考えていただくと、
すぐに治療を受けたい
ときにはタクシーで
医療機関を受診します。

夜間であれば、夜間の外来を
受け付けている医療機関を
検索してさがしましょう。

ヘルニアの
ぎっくり腰は?

腰椎椎間板ヘルニアを
患う方がぎっくり腰に
なることもあるでしょう。

その場合であっても、
別段安静方法は、
普通のぎっくり腰と
変わるものでは
ありません。

このページの先頭から
順に読み進めてください。

くしゃみの
ぎっくり腰

クシャミでぎっくり腰に
なるときには

「どうせ軽症だろう」

と思えてしまいます。

しかし、幾つかの
特徴があります。

ひとつは体が相当に
弱っていること。

二つ目は、体の反射が
過剰になっていること。

高齢者や、障害者の方では、
体が弱っているため、
ちょっとした弾みで
ぎっくり腰になることが
あります。

「反射」とは、熱いものに
手が触れたときに
咄嗟に
「シュッ」
と、手を引っ込めますよね。

あの反射が生まれつき過剰な
方も中にはおられます。

そういった方ではクシャミを
した拍子に腰に強い
衝撃が走って腰の筋肉を
肉離れすることがあります。

決して軽いぎっくり腰だとは
侮らない方が良いでしょう。

上記に記した、ぎっくり腰の
安静の内容に沿って
対処なさってください。

荷物の
持ち上げは?

腰椎捻挫」や、「腰の肉離れ」
を起こすこともあります。

全般的に軽いものは珍しく、
1週間ほど身動きが取れない
ことも多いです。

この場合も痛みに応じた
活動性を保ちましょう。

リラックスして過ごせば、
かろうじて寝返りぐらいは
打てることもあります。

心理的に動揺すると、
体の興奮が高まって
痛みが倍増します。

安静の
デメリット

「絶対安静」の項目で触れた
内容なので軽く説明します。

過度な安静は、
痛みの慢性化に
つながります。

体力が落ちたり、

体の内部の調整をする
自律神経が上手く
働かなくなったり、

眠りすぎて不眠症に
なったり、

関節が硬くなったり、

体温が冷えて、
治癒力が落ちたり、

あらゆるデメリットが
あります。

動いて悪化
しないのか?

ぎっくり腰の受傷直後は、
患部で微細な損傷が
起こります。

いわゆる内出血が
生じます。

この内出血は、
糖尿病などの持病が
なければ、

受傷48時間で
ほぼ、ふさがってしまうと
されております。

例えば傷口のカサブタも
2日ぐらいで固まりますよね。

この状態にまでなると、
損傷が悪化することは
ないとされています。

ただし、
体の神経の興奮性
も痛みには関与して
おります。

無闇に動けば神経が
興奮して痛みが悪化する
可能性はあります。

あくまでも、
受傷部分が再出血
することは考え
にくいです。

神経の興奮性は、
健康なときでも起こる
現象です。

動いて悪化するのは、
痛みに比例しない
粗暴な動きをしている
といえます。

何度も言いますが、
過保護な対応はしない。

痛みに応じた活動性を
保ってください。


痛いときに
「全力疾走しろ」
とは言ってませんからね。

痛みに比例した対応
ならば痛みが悪化する
ことはないと言っている
わけです。

痛みに比例していない
対応だと悪化することは
あるでしょうね。

長く安静に
すると、職場
の影響は?

むやみに、数週間
休む方もおられます。

やっぱり、干されますよ。
職場で干される人

残念ですけど、
皆さんが思うほど

世間はぎっくり腰に
理解はありません。


ぎっくり腰は、ものの本に
よると、

「一生に1~2回」

の頻度だといわれます。

風邪よりも理解が
少ないです。


皆さんにとっては
一大事ですが、職場の
上司は、未知なる
出来事です。

「根性がない」

と一括されてしまうことも
あります。

職場で無視されたり、
皮肉を言われたり、

仲間内で溝を深める
ことにもなります。

腰痛の医学研究でも
安静期間が長引くほど、
職場復帰が出来なくなると、
されています。

※抜粋

①急性の痛みがあっても、なるべくふだんの活動性を維持することは、より早い痛みの改善につながり、休業期間の短縮とその後の再発減少にも効果的である。②休業する期間が長ければ長いほど、職場復帰の可能性は低くなる。
腰痛診療ガイドライン2012 監修:日本整形外科学会、日本腰痛学会 第四章 P38

これはたぶん、
長期休んでも、
会社は何も言わない
ことからも、

自分の居場所を
感じられなくなって
しまう
のではないでしょうか?

自分の存在意義に疑問を
感じてしまい辞めてしまう
のかもしれません。
落ち込む会社員

安静にして
はいけない人

やはり慢性腰痛です。

特にご高齢者の、日常的な
腰痛では寝て過ごさないように
しましょう。

それでも、時間があるので、
安易に寝てしまう方は多いです。

やはり若い方で、
仕事をお持ちの方ほど、
休めないですよね。

休めないからネットを
検索する。


最初から休める人は
調べようともしないので
どうしても寝て安静に
されてしまう傾向
があります。

なので、こればかりは
周囲の方が働きかけて
動く必要性を諭すしか
ありません。

安静中に
受けられる
治療は?

自宅で寝ている
前提では、

温熱療法、
出張マッサージ、
出張整体、
出張鍼灸、
家庭用の電気治療、
湿布、
塗り薬、
コルセットなどが
あります。

他にもあるかも
しれませんが、
とりあえず思いつくものは
以上です。

この中では科学的な
根拠があるとされるものは
温熱療法と、
コルセットです。

残念ながら、その他の
療法は十分な科学的な
根拠があるとは
言えません。

温熱療法の出典はすでに
明記したので、

コルセットについての
出典を示します。

※抜粋

腰痛コルセットの腰痛に対するRCT8件の系統的レビューによると、腰椎コルセットの疼痛改善に対する効果は認められず、職場復帰に対する効果は相反する報告がある。一方、機能改善には有効であるとする報告が複数存在し、患者の機能改善に有効である可能性が高い。慢性腰痛に対する腰椎コルセットは無治療と比較して疼痛および機能改善に効果が認められていない。(EV level 1)

腰痛診療ガイドライン2012 監修:日本整形外科学会、日本腰痛学会 第四章 P47

つまり、端的に言えば、
コルセットは腰痛を治さないが、
巻くことで動けるようになることが
ある。

ということ。

ただし、ぎっくり腰だけで、
慢性腰痛の患者さんには
意味がありません。

コルセットは機能を
改善するだけで
痛みの治療に関係
しません。

なのでコルセットを安静中に
巻くのはトイレに行くときや、
食事だったり、

動く必要性のあるとき
だけ巻いてください。

寝ていて最初から動かない
場面ではゆるめて、「腹巻き」
として使いましょう。

安静と
保存療法の
違いは?

誤解しやすいものを
最後に紹介しましょう。

たびたび、医療に関する本を
読むと「保存療法」という表現が
登場します。

「保存」というと、寝て動かないこと。
絶対安静をイメージするかも
しれません。

コルセットで腰を
ガッチリ固めることを
保存というのか?
コルセットをする女性

いえいえ、違いますよ。

保存療法とは、
手術以外の療法
のことです。


お薬を飲んだり、
運動をしたり、
寝て休んだり、
手術以外に行われる
ことを総称して保存療法
と呼んでいます。

※免責事項

このページでご紹介した
内容は一個人の見解です。

実施における責任は一切
負いかねます。

あくまでも参考に
留めてください。

また、必要な医療機関での
診察を受けてください。

自己判断での対処は
取り返しのつかない危険に
つながることもあります。

応急処置

結論:湿布を張って体を保温して寝る

軽いのになったら?

ぎっくり腰の2種類の対処法

旅先での応急処置

応急処置は安静にする

緩和処置・急性期

結論:力を抜く

健康器具はぎっくり腰の予防とはなるが、治療にはならない

RICE処置について

患者の周囲の人の対応

結論:やさしく労わってあげる

ぎっくり腰の看病は?

周囲の人ができること保護・介護・救護

ぎっくり腰の動き方

結論:ハイハイする

一人暮らしでぎっくり腰になったらどうしたらいい?

足が持ち上がらないのは背中の緊張による。

ぎっくり腰で立てない

腰痛を起こさない立ち上がり方

ぎっくり腰のときの車の運転について

ぎっくり腰は動いた方が良いの?

腰の靭帯を傷めた。どうやって動けば良い?

腰が痛いときの歩き方

間違った対処

結論:軽い痛みを放置して悪化している

陥ったときによるある間違い

鉄棒にぶらさがって伸ばすのは?

寒さは筋肉を緊張させる

月曜日まで放置することの危険性

腰の治療を受けているつもりがほとんど腰に治療をしてもらっていないもの

放置すると(無理すると)どうなる?

選んではいけない療法

痛みの出ている場所と間違った対処について

勘違いしやすい症例

ぎっくり腰を放置するとどうなるの?

どうしても動きたいときには

ぎっくり腰のあと自転車は乗っていいか?

安静

結論:最悪3日は安静にする。
理想は2週間。だけど、そんなに休んだら職場の心証を害する。

腰痛は寝ていて治るのか?

ゴルフ腰の痛み安静期間

絶対安静の是非

ぎっくり腰が癖になるのは安静治療による椎間板のゆがみ

急性期のトイレ

結論:トイレに行けない。だから飲み食いを最小限に控える。

トイレで踏ん張ってぎっくり腰になった

ギックリ腰は大便が出ないって本当?

長時間トイレに行けずつらい

トイレの行き方

ぎっくり腰対処その他

臥位の徒手検査には異常所見はないが、立ち上がると腰に痛みがある

疼痛誘発検査

ぎっくり腰を繰返さないためには痛みの場所を詳しく知ること

ぎっくり腰判別のセルフチェック

ぎっくり腰何日かかる?

ぎっくり腰の仕事復帰

スポーツ選手のぎっくり腰の復帰の目安

ゴルフの再開は?