ぎっくり腰専門

腰とはどこからどこまで?

狭義の意味での腰とは腰椎の高さのこと。患者によってお尻や背中を含めることもあれば、神経学的に下半身全てのことを表現したり、筋系などから頭部や頚椎、肩や腕、膝ぐらいまでを含めることもある。統一された見解はなく、人によって認識が違うものであることに注意をし、治療を受けるときにはできるだけ先生と直接対面して辛いところを指で指し示すと認識にズレが生じない。

狭義では腰椎の高さ

腰とはどこからどこまでのことを呼ぶの?』というお話について述べさせていただきましょう。

さっそく狭義の意味での『腰』についてお話しますと腰椎の高さであるAの範囲のことを腰と呼びます。

ウェストライン調度腹巻きを巻く高さです。おへその高さぐらいのことを呼びます。

腰椎の高さである第一腰椎から第五腰椎のこと

腰椎というものは下図をご覧になっていただければお分かりいただけるとおりで5個の腰椎からなりたちます。

腰椎図は背骨の脊椎と骨盤の図です。肋骨や頭蓋骨などは外しておりますが、赤い部分の骨が腰椎となります。骨盤の影に隠れておりますが、腰椎は5つあります。この5つの腰椎の高さの範囲で、尚且つお腹など前方を除いた範囲を狭義の意味での腰と表現します。

お尻や骨盤などを含めて腰と呼ぶこともある。

ちょっと範囲が広がってお尻や骨盤などのことも含めて腰と表現することもあります。下図で言うところのBのエリアです。

お尻を含めた腰AとBを含めて腰と表現することもある。(注意:患者によってはお尻のことを『腰』と表現し、腰椎の高さのことを『背中』とか『背骨』などと表現することもありますがそれも間違いではありません。)

肩甲骨の近辺までを腰と呼ぶこともある。

次には肩甲骨の近辺のCぐらいまでを腰と表現することもあります。臨床の患者様では下図のエリアぐらいまでを『腰』と呼ばれることが多いです。

背中までを含めた腰胸椎(背骨の写真の黄色い部分)の下方からワキの高さ、肩甲骨の付近までを含めて腰と表現することもあります。(注意:患者様によっては、上背部や胸椎の高さのことを『腰』とか『背中』などと呼ぶこともあります。統一された認識はありません。)

神経系から見た支配エリアを全て『腰』と認識することもある。

これは一般の皆様にはあまり関係の無い話で、我々治療家だけが認識していることですが、腰部から出ている神経はお尻や太腿、膝下や足の指先まで伸びております。調度Dのエリアが腰の神経の支配エリアとなります。

神経学的な腰腰から足先までの広範囲を腰の神経が支配している。この支配エリアで痛みなどの障害が出ている場合には腰の神経が障害されている可能性を疑うことが必要です。神経学的な腰と認識していただければ良いでしょう。

筋系から見た『腰』の認識もある。

また、筋系から見た『腰』という認識もあります。腰椎や骨盤から伸びている筋肉に着目し、こういったものが腕の骨や頭蓋骨、膝下まで伸びていることから『腕の付け根』、『膝』、『頭部』や『首』などEのエリア全てを腰と認識することもあります。

筋系から見た腰

整骨院などで治療を受けるときに、腰の治療のなのですが、こういった筋系のつながりの観点から肩や首、膝、腕などの捻挫の治療として保険適応を申請することもあります。

実際に腕や首、膝を治療することによって腰痛が改善されることは沢山ある。

こういった筋系や神経系などのつながりがありますので狭義の腰からずいぶん離れたところに対して治療をしているにも関わらず本当に腰の痛みが治ってしまうことが沢山あるのです。逆に言えば狭義の部分に対して充分なアプローチをしているにも関わらず皆様の腰が治らぬ場合には首や膝、腕など他の部位のバランスを改善せねば腰部の痛みは治らないこともあるのです。

腰の認識には大幅な違いがあるので注意

ここまでのことから『腰』という認識は人によって大きく異なることがお分かりいただけたことでしょう。私ども治療家は腰椎の第一とか、骨盤の『仙骨』だとか具体名を述べることができますので認識にズレはほとんど生じませんが皆様がお友達などとお話するときにはその認識は大きくずれている可能性があることに注意が必要です。少なからずお友達がおっしゃっている部分が自分の思っている部分と異なる可能性があると御考えになっていただければ宜しいかと思います。

出来るだけ直接対面して指で悪いところを指し示すことが良い。

ベテランの先生ならばこのような認識の違いなどには充分配慮してくださるかもしれませんが、皆様に最も注意していただきたいことは病院や治療院の窓口などではそういった細かなことまでは聞かれないことがあるということです。また担当の先生が忙しくてそういった配慮を怠ってしまうこともあります。このような状況では正しい治療を受けるためには皆様が先生に対してきちんとお辛い部分を訴えなければなりません。

こういった双方の認識のズレを無くすために最も大切なことは電話や口頭、メールなどの文章でのやり取りではなく、直接対面していただき、辛いところを指で指し示していただいたりすることがもっとも良いと言えるのです。

直接指で示す図は辛いところを直接指し示している図、このときには、最も辛いところがはっきりしていれば指し示して『ここです。』と訴えていただいても良いです。辛いところが漠然としているようなときには円を描いて『このあたりです』などと表現していただいても良いでしょう。こういった訴えをしなければせっかく時間とお金を使っても充分な治療が受けられぬこともございます。治療が上手く行くかどうかは必ずしも先生側だけの問題ではなく、皆様の治療に望む前向きな姿勢も関わっているのだとご理解いただければと思います。

どうしても口頭やメールになる場合は添付資料を!

目的としている治療院や病院が遠くてどうしても直接相談に向かうことができないこともあるかもしれません。皆様にも先生側にも都合があります。そういった場合には、口頭などである程度のやり取りを交わすことは避けられません。この場合には添付資料として患部の写真を添えてみたり、図で人体の模式図を書いて示したりすると分かり易いです。

最寄の治療院で紹介状などをもらうことも良い。

また、自分で辛い場所を表現することができぬ場合で、尚且つ目的としている治療院に足を直接運ぶことができないときには最寄の治療院などの先生を介して、紹介状などをしたためていただくことも正しい判断であると言えるでしょう。どこの部位が辛いのか?ということを専門知識のある先生にしたためていただくだけでも正確な情報を表現することができるはずです。

一番やってはならないのは専門用語を用いた表現

最後に皆様に絶対に行っていただきたくないことを申し上げますと、『上位腰椎の何番目が異常を来たしております』とか『骨盤の腸骨が折れております。』、『大殿筋が悪いです。』などというたぶんこの部分だろうぐらいの認識のことを慣れない専門用語を用いて表現してしまうことです。

広背筋を治してください。』などと部位を直接指定するような表現をされると大きな間違いの元になります

患者は治療の主体でもあるが『クラエアント(依頼人・発注者)』でもある。

患者様というものは治療を受ける主体でもありますが、それと同時にクライアント(依頼人・発注者)でもあります。先生側が行っていることを治療ではなく業務だと捉えていただいたときにはクライエントの要求を100%達成することが仕事の本質となります。

クライエントがおっしゃる要求が正しいとか間違っているなどという問題は業務とは全く別の問題となります

具体的な内容を指示すると、間違った指示でも従わざるを得なくなってしまう

指示された要求を100%果たすことも立派な業務であると考えれば、言われたとおりのことをするだけの先生がいてもそれは間違いではありません。ですから『広背筋を治して欲しい』などという限定した表現を用いたときには逆に言えばその指示に従わなければなりませんので結果的に指示内容を果たすことはできても、皆様が本当に望んでいる治療結果が得られないこともあるのです。

ドクターショッピングとならぬように

こういったやり取りの不透明な部分が原因となって、先生側にご自分の意図が上手く伝わらず治療が失敗しているケースは沢山あります。もちろんそういった部分も含めて先生側の技量と言う事もできます。しかし、現実的に沢山の病院を渡り歩く重症患者にはすくなからずそういった傾向があることは確かです。先生側も『やり難い』と感じることでしょう。ドクターショッピングとならぬようにするためには最初の段階の意思疎通を確実に行うことが大切であると言えるのです。

ぎっくり腰の定義

  1. 腰はどこからどこまで?統一された見解はなく、人によって認識が違うものであることに注意
  2. ぎっくり腰とは?①腰に痛みが現れるものの総称で、一般人が主に用いる俗称である。背中から殿部にかけての広範囲の痛みを意味し、慢性期や腰部以外の痛みが随伴するときでもお電話のときにスタッフに相談いただければ大丈夫です。
  3. ぎっくり腰とは?②捻挫、椎間板損傷など腰周りの全てのものを含めた病態
  4. ぎっくり腰の症状ぎっくり腰の一番の症状は痛みによって身動きが辛いこと。度合いには個人差があるが腰や背中、殿部(お尻)が主に痛くなる。全力で走ってバテたときのような不快な自律神経症状を随伴することがあり、体力が低下していると腰の不調があらわれるため、たびたび風邪と合併して起こる。症状の度合いは痛みの大きさよりも部位が影響し、足先に向かって腰から遠ざかるほど症状が重くなる。
  5. 腰の表現法腰という表現、色んな考え方がある。国によっても異なる。
  6. ぎっくり腰は医療機関によって定義が異なるぎっくり腰は医療機関によって呼ばれ方や扱われ方がまったくことなる。どちらかと言えば医学知識に精通していない一般人が用いる「重たい腰痛」を表現しているもの

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