ぎっくり腰専門

歩幅が狭まってしまうのはなぜですか?

腰痛患者が抱く、歩幅の狭まりはロコモチェックでいうところの身長ー100で導きだすことができ、多くの者が衰えが進行していることが分かる。軸足の筋力低下、骨盤前傾姿勢、水平回旋の制限、関節の腱のしなやかさの低下、デスクワークによる座り姿勢による衰えなどが関係し、足を鍛えることが大切。足が衰えると腰の負担を増加して腰痛の原因となりうる。

腰痛患者が抱く疑問の一つでもある。

『歩幅が狭くなるのはなぜなのか?』についてお話させていただきたいとおもいます。

慢性腰痛をお持ちになられている方などが抱かれる疑問の一つに歩幅が狭くなってしまうことが挙げられます。これによって一生懸命歩いているだけでも疲れてしまうことなどもあるほどです。ひょっとしたらこれが慢性腰痛やぎっくり腰の原因なのではないかと疑問に思えることもあることでしょう。

正常な歩幅は身長-100

この歩幅の狭まりなのですが、具体的にはどれぐらいあるのが正常なのかと申しますと私達の身長から100を引いた長さであると言われております。例えば身長174センチの人ならば(174-100=74)となり、74センチ歩幅があることが正常です。

驚くほど老化・体力低下が進んでいることを知るはず。

皆様もご自分の歩幅がどれほどなのかを調べてみましょう。このテストは運動不足による体力の低下や老化を見るためのテストでもあるのですが、驚くほど歩幅が狭まっていることに仰天されるはずです。すでにかなり老化や体力低下が進んでいることがお分かりいただけることでしょう。ちなみにこのテストのことをロコモチェック(ロコモテスト)と呼びます。

バランス保持能力、軸足の筋肉の低下

では歩幅が狭まってしまう理由についてですが、基本的には足元の筋力の低下やバランス保持する能力の低下が大きく関係します。私達は足を踏み出したときに蹴り足と軸足に役割が分かれますが、この軸足の筋力の低下によって踏ん張れなくなるため、足を遠くまで振り出すことができなくなってしまうわけです。無理に遠くに振り出そうとすると明らかにスピードが落ちてしまい、非常にぎこちない動きになるはずです。それに対して若い人はスムーズに動きます。

高齢者になるほど棒立ち姿勢になる。

若い人と高齢者の動きを比較したときに遠めでも一目で分かるのが動きのしなやかさです。若い人ほどしなやかな動きをするのに対して高齢者ほど直線的な動きをしており、立っている姿勢なども棒立ちで膝をつかった重心移動がほとんど使われておりません。これは軸足の筋力の低下によってふんばることができないため、生じているのです。

腰が曲がるようになるとさらに足が前に出なくなる。

さらに加齢が進んで、腰が曲がるようになってきますと、もっと足が前に出なくなります。なぜならば実際に腰を曲げて骨盤を前方に傾けてお辞儀をしたような姿勢になってみるとお分かりいただけると思いますが、股関節が最初から屈曲(太腿が前に出ている)している姿勢になりますので関節可動域が狭まってしまうからです。ご高齢者が僅か数センチのちょっとした段差ですぐにつまづいてしまうのは段差を認知する能力にも問題がありますが、それ以外にも股関節の屈曲可動域が少なくなっていることが関係しているわけです。

股関節状態による屈曲範囲左が若い人の股関節、右は高齢者の股関節、高齢者は骨盤が前傾しているため、股関節を曲げたくてもあまりまげられない。足を踏み出すときにもスムーズに振り出すことができない。

骨盤や背骨の水平回旋も減少する。

その他には体の様々な関節の可動域が減少することで骨盤や背骨の水平回旋の動きも制限されてしまいます。

体の水平回旋

競歩のときの歩くフォームなどでは体をクネクネさせて気持ち悪い動きをしますが、体の様々な関節の水平の回旋を利用して、体をツイストする動きなどを用いることで歩く力を強めたりします。しかし、高齢者になって様々な関節の可動域が狭まりますとそういったツイスト動作が使えなくなりますので動きが弱まり、足だけで歩く動作となります。

腱などの関節の硬さによるバネの弱まり

若い人は歩く速度を速めて行きますと時速8キロを超えた時点でアキレス腱のバネの力を利用してビュンビュンと動き回る走行へと動きを切り替えることができます。しかし、ご高齢者の場合は腱や関節の固さによってバネの力が弱まりますので同じことをすると腱が断裂したりとケガをすることがあります。つまり、腱の硬さによってバネが働かず歩幅が狭まってしまいます。

ちなみに全く話は変わりますが、カンガルーは移動するときに時速7キロぐらいまでは両手と両足を使ってピョコピョコと走るのですが、それを超えるとビョンビョンとアキレス腱を使って跳躍するように移動します。私達はそういった本来の体のしなやかさによるバネの動作をいつのまにかどこかに忘れてしまい、気がついたときにはもう二度と元には戻らなくなってしまっていることが多いのです。

歩幅が狭まると腰が悪くなる原因は、脚筋力の衰えによるもの。

では、ようやくこれから慢性腰痛やぎっくり腰との関連性になるわけですが、基本的には歩幅が狭まるから腰痛になるというわけではなりません。足の衰えによって軸足の踏ん張りが利かないため腰で代償動作をしてしまうからなのです。

足と腰の力の関係例えば重たい荷物を持ち上げるときならば、充分に足の筋力がある人は図のAのように膝を曲げてしっかりと腰を落して物を持ち上げることができます。ところが足の踏ん張る力が弱い人は腰を落すことが苦手なのでBのように腰を屈め、膝を伸ばし、腰が引けた状態で物を持ち上げようとします。すると力学的に腰の負担が大きいBの方が腰の疲労が蓄積し、ぎっくり腰や慢性腰痛を繰り返してしまいます。

足を鍛え歩幅が広がると腰痛は治る

ということで足の筋力が腰痛防止に関係していることがお分かりいただけたと思います。下半身を鍛えていただき、歩幅が広がれば自然と腰の負担が軽減されて腰痛は治りますので足腰のトレーニングのためにウォーキングなど頑張ってみるのも良いでしょう。

(※注意:ウォーキングが安全であるというわけではありません。絶対にご自分の体力レベルを上回る運動を行わぬようにトレーニングは専門家の指示の元で実施するようにしましょう。)

一日中腰掛けた姿勢によって筋力の低下が加速される。

このような歩幅の狭まりは決してご高齢者だけの問題ではありません。現代人の多くは一日中椅子に腰掛けてデスクワークなどをされていることだと思います。こういった腰掛け動作というのは足の歩幅を狭めたり、筋力の低下を加速させて腰の負担を増大させてしまう要因となります。毎日以下のような室内運動器具を用いて足腰を鍛えていただくことを是非おすすめしたいと思います。

★おすすめ運動器具、ステッパー

今回ご紹介させていただくのは体重80キロ代の私が毎日愛用しているステッパーという室内運動器具です。足腰を鍛えるのにはとても良いものであるとおもっております。体重80キロ代で1回15分の足踏み運動をテレビなどを見ながら朝夕夜と1日3回ほど行うようにしておりますが、さすがの専門のARINCOです。使用して数ヶ月立ちますがびくともしません。運動嫌いな方や手軽な運動には是非おすすめします。転倒が怖い方はハンドルの付いた運動器具などもありますのでクリックしてショップに入ってみていただくと良いでしょう。

それでは、他にも沢山歩幅が狭まる理由はあるかと思いますが、今日のところはこれぐらいにさせていただければと思います。

歩行障害

  1. 歩幅が狭まってしまうのはなんで?軸足の筋力低下、骨盤前傾姿勢、水平回旋の制限、関節の腱のしなやかさの低下、デスクワークによる座り姿勢による衰えなどが関係
  2. 片足で立てない 歩くとき腰痛い上半身の荷重を受け止めるクッションである椎間板由来の疼痛である。多くの腰痛疾患に椎間板は関係しており、1回で改善されることがほとんど
  3. 歩くとお尻が張ってきて痛いお尻が張ってくるのは中殿筋の立脚相初期の負担の増加によるもの
  4. 30分歩くだけでお尻が痛くなるのは?神経障害や筋力低下などの可能性がある。
  5. お尻が痛くて満足に歩けない歩くとお尻が痛いなら歩行器や松葉杖を使って歩く。
  6. お尻の痛みは悪い歩き方によって起こるお尻が痛い患者は日頃から変な歩き方をしている。
  7. 坂道の歩行でお尻のほっぺとふくらはぎに負担大の対応は?骨盤の中でも仙骨の位置を矯正することで多くの場合は骨盤位置が1~3センチ以上改善されて歩くことが楽になりますよ。
  8. 動揺歩行と腰痛の関係足の力が弱まると肩を左右に揺する歩行になる。中殿筋の骨盤保持力を回復することが良い。
  9. ダックスウォーキング中殿筋や小殿筋の機能不全によるものであり、歩き方や日常生活動作、体型、筋肉量など機能不全の正確な原因を見定めることが必要です。
  10. ダックスウォーキングついての一考察お尻が左右に揺れてしまう歩行、骨盤を左右から支える中殿筋の機能不全による胴体部分の代償運動である。
  11. ダックスウォーキングの弊害尻の筋肉である中殿筋の機能不全によるものであることが多く、骨盤の反対側を支えていることが難しいために足を遠心力を使って振り出してしまう歩き方
  12. 船乗り歩行とぎっくり腰揺れる船上で見られる肩が左右に大きく動揺する歩き方、お尻が痛くなる
  13. 中殿筋と小殿筋の機能不全による異常歩行中殿筋と小殿筋の機能が低下すると股関節疾患と同様の症状を引き起こすことがある。
  14. 足が衰えて歩けない衰えて歩けないと思っている多くの方に関係しているのが反射抑制

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