ぎっくり腰専門

ぎっくり腰とはなんですか?

ぎっくり腰とは医学的には「急性腰痛症」と呼び、幅広い腰の急性腰痛の総称である。

ぎっくり腰がヘルニアなどの他の腰部疾患と異なるのは発症の経過

ぎっくり腰とはそもそもどういったものなのかについて触れさせていただきたいと思います。

やはりギックリ腰という名前だけあって誰もが腰の病態であることをご認識されているかもしれません。そして腰がギクッとなって痛んだのですからやはりこれがぎっくり腰なのだろうとお思いになられたことでしょう。

しかし、腰部の病気にはさまざまな名前の物があるかと思います。例えば「椎間板ヘルニア」、「脊柱管狭窄症」、「坐骨神経痛」、またはスポーツ中などに腰を大きく捻って腰の筋を痛めたことがあるかもしれません。こういった「腰部捻挫」とぎっくり腰というものは何が違うのでしょうか?また、整形外科などで言う筋膜性腰痛症などとどう異なるのでしょうか?

実はヘルニアもある意味ではぎっくり腰ですし、坐骨神経痛も脊柱管狭窄症も捻挫も筋膜性腰痛症も全てがある意味ではぎっくり腰と呼べます。

ただし、ぎっくり腰には一つだけ条件があるのです。それは腰痛の発症の経過になるのです。

急性に現れた腰部の痛みをぎっくり腰と呼ぶ

ぎっくり腰というものは医学名では「急性腰痛症」と表します。したがいまして、ぎっくり腰という名前の病気はあくまでも俗称であり正式な名前ではありません。飽くまでも急性に発する腰部の痛みのことをそのように表現しているのです。したがいまして、症状の重さを表しているわけではないことを予めご承知ください。腰が重くて僅かに痛むようなものであっても急性の発生であれば立派なぎっくり腰ですし、急に腰が痛くなって救急車で運ばれてしまうような重度なものでもぎっくり腰ですし、逆に症状が重度なものでも高齢者の骨粗しょう症による変形性脊椎症のような徐々に痛みが大きくなるようなものはぎっくり腰の定義には当てはまりません。

急性とは短期間で痛みが現れたもの

では、急性という言葉は何を意味するのでしょうか?実はこれには明確な定義は存在しません。「短期間で現れたもの」というアバウトな解釈になるわけです。

しかし、皆様も体のどこかが痛くなったときのことを思い出していただければ痛みには転んで膝をぶつけたときのような直後に痛くなるようなものや、ジョギング中のふくらはぎの痙攣のように最初は僅かな違和感からはじまって徐々に痛みを発するものや、筋肉痛のように運動後数時間から数日経過してから遅れて現れるような痛みがあることがわかります。また、長時間歩いていて足裏に血豆ができるように数時間から数日かけて痛みが蓄積されて我慢できなくなるようなものもあります。そして慢性痛のように最初は妙な違和感からはじまって数年たっても痛みに苦しみ続けることもあるわけです。

多くのぎっくり腰は何らかのキッカケをもち、急激な腰部の反射から椎間板のズレ、仙腸関節の捻じれ、関節のロッキングが生じている。

よくあるぎっくり腰というものはどのような物なのかについてご説明さしあげますと、腰部の突然の動きにより急激な反射を引き起こしたものだとご理解いただければ良いことだと思います。腰を動かしたときの何らかの弾みで腰部に反射が引き起こされて、その反射による筋肉の攣縮(引き攣り・痙攣・ケイレン)が関節をロックします。このとき腰部の椎間板や、仙腸関節と呼ばれる部分がズレたり、捻じれたりしたままロッキングすると動いたときに激痛を発してしまうのです。

注意:病気の期間を表す言葉に「急性期」があるが、急性期の腰痛のことをぎっくり腰と呼ぶわけであらず。

よく病気の経過期間を表す言葉に急性期や慢性期という言葉を耳にされることかもしれません。急性期というものは受傷から12週間(概ね3ヶ月)のことを表し、慢性期は3ヶ月以上のことを表します。注意していただきたいことは12週間以内のものを全てがぎっくり腰と呼ぶわけではないことをご注意ください。

きっかけを自覚できるものがぎっくり腰でもある。

ぎっくり腰というものを簡単にお考えになっていただければ、例えばイスから立ち上がろうとしたときや、重たいものを持ち上げようとしたとき、さらには運動中などグキッと痛みが出るキッカケを自覚できるもののことだとお考えになっていただければ分かりやすいと思います。

  ※  まとめ→ぎっくり腰というのは何らかの体を動かしたときの弾みで腰をグキっと急激に痛めてしまうもののことを表し、症状の重さを表す言葉ではない。

◆付録 ぎっくり腰とは海外では何と呼ばれているのか?

  1. ドイツ→魔女の一撃(hexenschuss、strik ewitches)
  2. イタリア→魔女の一撃(corpo della strega)
  3. 英語圏→硬直した背中(strained back)
  4. 海外の医学用語→lower back pain
  5. アメリカ→slipped disk

特に注目していただきたいのはヨーロッパ圏での「魔女」という表現です。これは、あたかも神話や童話などの物語に登場する魔女が持っている串によって腰を突き刺されたような有様からそのように言われているわけですが、そもそもは浮気性の男性がこのような病気になり安いということからそれを懲らしめるような皮肉の意味あいがあるようです。

代表的な質問

  1. ぎっくり腰とは?ぎっくり腰とは医学的には「急性腰痛症」と呼び、幅広い腰の急性腰痛の総称である。
  2. 症状急激に起こる腰部の激痛により歩行困難、起立困難となり臥位姿勢を余儀なくされ、生活が障害され、極度な精神的な不安を呈すること。
  3. 原因直接的な原因は過度な疲労と背骨の彎曲、そしてスリップディスク(椎間板のズレ)、関節的な背景には3大外傷要因のディスユーズ・ミスユーズ・オーバーユースがある。
  4. 放置すると(無理すると)?椎間板の圧迫症状を解消せぬまま歩き回れば椎間板の変形や、痛みによる逃避歩行など痛い部位をかばった偏った姿勢により余計に痛みが強くなり、永続した椎間板ヘルニアなどに進行するケースがある。
  5. 救急車は?命に関わる方が利用するものであり、その場で動かずに居れば大丈夫なときは利用すべきではありません。まずは様子を診ることが必要です。
  6. 応急処置は? 急性期の炎症症状と、慢性期の患部の血行障害の2つを同時に併せ持つ複雑な病態。湿布を貼付して体を保温し、安静に過ごすが正しい対応。
  7. いつまで様子を診るの? どれだけという決まりはないが症状の経過を見ることが必要。一般的には受傷早期の血管反射(交感神経反射)が過敏な半日(6時間~12時間)だけ様子を見て、痛みが鎮まらない場合は速やかに整体を受診するべき。
  8. 病院は?ぎっくり腰専門というものは民間療法の当院だけの特徴であり、総合病院や整形外科よりもぎっくり腰の臨床経験が豊富です
  9. 緊急性があるのは?①体位変換しても楽なポジションの無い痛み、②排尿排便不能、③我慢できぬほどの安静時痛で痛みが徐々に悪化する。、④発熱・嘔吐などの症状の随伴、⑤明らかな強大な外力によって負傷
  10. 後遺症にはなりませんか?後遺症は椎間板の変形による腰椎椎間板ヘルニア、自宅で寝ていて過ごしていることで生じやすい。受傷早期に見られるスリップディスクを速やかに解消しよう。
  11. クセには?初期に適切な処置を受けなかった場合や、長期間の安静だけの治療では再発する可能性があります。
  12. 死ぬことは?ぎっくり腰ならば直接の死因となることはありません。
  13. 急性期の過ごし方は?初期処置をきちんと受けねばどれほど気をつけても悪化の可能性があります。安静第一、無理は禁物、中腰動作に充分に気をつけ、動くときには油断しないようにゆっくり慎重に動きましょう。
  14. どんな施術?原因となる急激な力によって生じた過重な反射抑制による自然治癒の妨げに対して、①経絡療法による反射抑制の解除、②筋膜リリース操作、③マニュピレーション、④アジャストメント・モビライゼーション、⑤化学物質のドレナージなど原因に対応した方法を行います。
  15. 病院との違い病院では器質的な側面を重視してレントゲンなどの画像診断をし、痛み止めを処方するが、ぎっくり腰は運動器疾患であるため、異常を見つけることもできず、さらにはこの一次痛にはお薬は効かず。整体では機能的な側面にアプローチするため治癒が見出される。
  16. 他院との違い他との違いの一番は熱意!国家資格、高い専門性、きめ細かなギックリ腰患者様へのサポート
  17. 自然治癒まで寝るのは?寝ていて収まるのは炎症反応と筋肉の疲労のみ。挟み込まれた椎間板や捻じれた関節を戻さなければ痛みは容易く再発する。
  18. 自然治癒の期間整体による初期処置の有無により早いものは即改善、受けぬ場合は10日ほどを要することも多い、治癒までに要する日数には性別・年齢・受傷機転など様々な条件によって大きく異なる。
  19. 温めるのと冷やすのは?温めも冷やしもせずに湿布を貼付して、体を毛布や衣類で充分に保温してください。
  20. どうやったら治るの?原因を取り除くことにあります。直接的な原因のスリップディスクの解消、そして間接的な複数の要因を適切に対処することが必要です。多くのものには過剰な伸張反射が影響しております。
  21. 予防トレーニングトレーニングの秘訣は「自分の体力レベルに見合った運動をすること」
  22. 湿布は?ぎっくり腰はアイシングも温熱も症状の悪化につながります。したがって湿布によるリラクゼーション効果を期待しましょう。気持ちよさでリラックスできます。温湿布・冷湿布など気持ちよい方を選ぼう。
  23. 難しいのは?体位変換しても楽なポジションの無い痛み、②排尿排便不能、③我慢できぬほどの安静時痛で痛みが徐々に悪化する。、④発熱・嘔吐などの症状の随伴、⑤明らかな強大な外力によって負傷
  24. 整体で治るの?多くの方がご利用いただいた直後に多くのお喜びのお言葉を残されます。それまでまったく身動きが取れぬ方が自由に起き上がれるようになることもたくさんあります。
  25. 何回ぐらいで治るの?これまでの多くの方が1回で改善を実感されております。わずかな回数で済んでしまうことがほとんどです。
  26. どこが痛くなるの?第四腰椎と第五腰椎の間、そして腰仙関節、この2箇所だけで90%の発生率。その他にも仙腸関節、傍脊柱起立筋群、長期化した例では逃避運動により痛みの箇所がお尻や太もも、ふくらはぎ、背中など広範囲に拡大する

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